国内男子ツアー優勝にアジアアマ優勝 今年大ブレークの中島啓太は“スクワットダウン”でぶっ飛ばす!
9月の「パナソニックオープン」で倉本昌弘、石川遼、松山英樹、金谷拓実に次ぐ国内男子ツアー史上5人目となるアマチュア優勝を成し遂げた中島啓太。それだけでなく、今年は世界アマチュアランキング1位に与えられるマコーマックメダルを受賞したり、11月の「アジアパシフィックアマチュア選手権」で優勝し、来年のマスターズの出場権を掴んだりと、大ブレークを果たした。
腰は回さず切り上げる! 中島啓太のドライバースイング【連続写真】
そんな中島のスイングを世界トップ選手のスイングを研究する“スイングアナリスト”吉田洋一郎が現在発売中のゴルフ雑誌ALBA833号のなかで分析している。
「中島選手はダウンスイングで右ヒザを前に出さず、スクワットのような体勢で真下にいったん沈み込んでいます。お尻やモモ裏の筋肉が効果的に使えるため、両足で地面を押し込むことができ、ヘッドの遠心力がよりいっそう働きますね。そこからインパクトで両カカトが浮くくらい両足を伸ばしているので、強烈にヘッドが走っていますね」と、その特長を解説。300ヤード以上飛ばして、しかも曲がりが少ないショットの秘密はここにあるようだ。
さらに詳しく聞くと、「ダウンスイングで右ヒザが前に出ると、右腰が伸びてしまう。上体が伸び上がるので、スイング軌道は安定せず、効率的に飛ばすことはできません。また、両足を伸ばして飛ばしにつながる強い遠心力を生み出していますが、両肩がタテに回転しているので、インパクトゾーンも長くなって方向性もアップしています」と吉田はいう。
また、「左右の腰を回転させるのではなく、空手の瓦割りのように腰を“切り上げる”動きで、タテに動かしています。軸ブレしにくいので、ヘッドも安定して走りますね」と、そのスイングの完成度の高さを絶賛した。
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