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稲見萌寧の2つの基礎練習 地味なことを続けられる強さが賞金女王へと導いた【辻にぃ見聞】
稲見萌寧の2つの基礎練習 地味なことを続けられる強さが賞金女王へと導いた【辻にぃ見聞】
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時: 2021年11月29日 02時30分
新型コロナウイルスの影響により、2年にわたって行われた国内女子ツアーの2020-21年シーズンの賞金女王に輝いたのは9勝を挙げた稲見萌寧だった。最後の最後まで分からない争いを制したショットメーカーは、なぜわずかな差で逃げ切ることができたのか。上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が強さを語る
稲見萌寧が試合の朝に行う名物、障害物ドリル【写真】
■稲見萌寧がコースでスイングばかり考えていても強いわけ
稲見の最大の武器と言えば正確無比なショット。ティショットからピンポイントで落としていける強さが、メジャーを含むシーズン9勝という勝利数につながったのは言うまでもない。
「稲見さんの良さはボールに対して真っすぐに入るフェースアングルとシャローな入射角、これがブレないことです。稲見さんとしても正しいトップポジションができれば、この2つが作られると分かっていて、ラウンド中もそこだけを意識している」
普通コースでスイングのことばかり考えれば、コースと戦えなくなるもの。だが、稲見がほかの選手と違うのはそれがシンプルだということだ。
稲見萌寧が試合の朝に行う名物、障害物ドリル【写真】
■稲見萌寧がコースでスイングばかり考えていても強いわけ
稲見の最大の武器と言えば正確無比なショット。ティショットからピンポイントで落としていける強さが、メジャーを含むシーズン9勝という勝利数につながったのは言うまでもない。
「稲見さんの良さはボールに対して真っすぐに入るフェースアングルとシャローな入射角、これがブレないことです。稲見さんとしても正しいトップポジションができれば、この2つが作られると分かっていて、ラウンド中もそこだけを意識している」
普通コースでスイングのことばかり考えれば、コースと戦えなくなるもの。だが、稲見がほかの選手と違うのはそれがシンプルだということだ。