東京五輪
日程 2021年8月4日-8月7日賞金総額 ―
TV/ネット放送予定「直したいポイントは分かっていた」 ショットに苦しんだ畑岡奈紗がみせた上々発進への“修正力”
「直したいポイントは分かっていた」 ショットに苦しんだ畑岡奈紗がみせた上々発進への“修正力”
所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya
配信日時: 2021年8月4日 08時00分
Round 1 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -5 | マデリーン・サグストロム |
2 | -4 | ネリー・コルダ |
2 | -4 | アディティ・アショク |
4 | -3 | マチルダ・キャストレン |
4 | -3 | コ・ジンヨン |
4 | -3 | カルロタ・シガンダ |
7 | -2 | ビアンカ・パグダンカナン |
7 | -2 | インビー・パーク |
7 | -2 | クララ・デビッドソン・スピルコバ |
7 | -2 | ナンナ・コルザ・マジソン |
<東京五輪ゴルフ競技(女子) 初日◇4日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇6648ヤード・パー71>
思うようにいかないラウンド。だが、畑岡奈紗は小さいころから憧れ続けた五輪の舞台で底力をみせた。1アンダー・16位タイで、首位のマデリーン・サグストロム(スウェーデン)とは4打差。メダル獲りへ、しっかりとアンダーパーでまとめた。
畑岡奈紗と世界NO.1がグータッチ【大会フォト】
午前8時14分に、世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)、同2位のコ・ジンヨン(韓国)とともに1番ティからスタート。しかし、その第1打は大きく左に曲がり、いきなり林に入った。2打目は出すだけとなり、3オン2パットのボギー。「最初の2ホールくらいはいつもより緊張感があった」という心境が、ミスとしてあらわれてしまった。
その後は1つ伸ばしたが、12番パー4では、こちらもショットのミスが結果的に3パットのダブルボギーにつながった。「ティショットが安定しなくて、スタートからチャンスよりピンチが多かった。しのいで、しのいでという状態が続きました」。この日のフェアウェイヒットは8回。右に左に飛んでいくショットに苦しめられた。「気持ちよく打てたところがひとつもなかった。コースが狭く感じられました」。だが、そのなかでも簡単に沈まないのが、日本のエースたるゆえんだ。
2オーバーと、再びのオーバーパーで迎えた14番からは3連続バーディ。一気に順位も上昇した。「ガマンして、終盤3つのバーディが獲れたのはよかった。直したい(スイングの)ポイントは分かっていたので、それだけ意識したら、ピンに絡んでくれました」。打つタイミングやテークバックに注意し、微調整を施しながら、尻上がりの状態を作り上げた。
思うようにいかないラウンド。だが、畑岡奈紗は小さいころから憧れ続けた五輪の舞台で底力をみせた。1アンダー・16位タイで、首位のマデリーン・サグストロム(スウェーデン)とは4打差。メダル獲りへ、しっかりとアンダーパーでまとめた。
畑岡奈紗と世界NO.1がグータッチ【大会フォト】
午前8時14分に、世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)、同2位のコ・ジンヨン(韓国)とともに1番ティからスタート。しかし、その第1打は大きく左に曲がり、いきなり林に入った。2打目は出すだけとなり、3オン2パットのボギー。「最初の2ホールくらいはいつもより緊張感があった」という心境が、ミスとしてあらわれてしまった。
その後は1つ伸ばしたが、12番パー4では、こちらもショットのミスが結果的に3パットのダブルボギーにつながった。「ティショットが安定しなくて、スタートからチャンスよりピンチが多かった。しのいで、しのいでという状態が続きました」。この日のフェアウェイヒットは8回。右に左に飛んでいくショットに苦しめられた。「気持ちよく打てたところがひとつもなかった。コースが狭く感じられました」。だが、そのなかでも簡単に沈まないのが、日本のエースたるゆえんだ。
2オーバーと、再びのオーバーパーで迎えた14番からは3連続バーディ。一気に順位も上昇した。「ガマンして、終盤3つのバーディが獲れたのはよかった。直したい(スイングの)ポイントは分かっていたので、それだけ意識したら、ピンに絡んでくれました」。打つタイミングやテークバックに注意し、微調整を施しながら、尻上がりの状態を作り上げた。