嫌な年だったけど、それがあったからと言えるように…【成田美寿々・心機一転インタビュー】 | ALBA.Netのゴルフニュース

新ウェアに身を包んだ成田美寿々（撮影：相田克己）

コロナ禍の影響により、男女ともに統合となった2020年-21年シーズン。例年オフだった期間がシーズン中となったこともあり、大型移籍はないと思われていたなか、長年契約フリーを貫いていた成田美寿々が本間ゴルフと契約を結ぶという衝撃的なニュースが入ってきた。さらには、ウェアもブラック＆ホワイトと新たに契約を締結。シーズン中にも関わらず大幅にスイッチして3月から再開される戦いに挑むことを決断した。そんな成田に、新契約をはじめ、様々なことをたっぷりと語ってもらった。今回は昨年の不振と3カ月の取り組みについて。

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昨年はプロ生活で最も厳しい一年だった。開幕戦となった18年には優勝したこともある「アース・モンダミンカップ」はトータル15オーバー・140位タイで予選落ち。さらに次の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」では、初日に「92」を叩きケガも相まって棄権。「心（の問題）かな」とまで言った。その後、「みんなに早いと言われる（笑）」というスピードで復調を見せたが勝ち星までは至らず。賞金はランキング115位、12年から続いていた最終戦出場も途切れてしまった。

・昨年を振り返っていかがでしたか？

私だけではなく、みんながいつもと違うシーズンだったと思います。そのなかで私はゴルフに関して、今まででも最悪というか、ゴルフにならないような月が何回かありました。最後のほうはそういったこともあって、クラブのことを考えたりとか自分の生活のことを考えたりすることが増えましたね。

・ご自身では、そんな1年をどう捉えていますか？