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ロングシーズンをどう生き延びる? コロナ禍での救済措置“特別QT”とは【記者の目】

2020年09月08日15時30分

レギュラーツアー優勝者がいる一方で、下部の選手はどうなる?

 

レギュラーツアー優勝者がいる一方で、下部の選手はどうなる?(撮影:岩本芳弘)

8カ月ぶりに再開を果たした国内男子ツアーは、31人の賞金シード選手が不在の中で行われた。入国規制の問題で、「フジサンケイクラシック」は外国籍のシード選手は出場せず。代わりに出場資格が降りてきたのが、下部ツアー(AbemaTVツアー)の賞金ランク、QTランクの上位選手たちだ。

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「まだこの先が分からないので、言い方は悪いですが、稼げるときに稼いでおかないとという思いがありました」。そう語るのは、本大会で14位タイに入った比嘉拓也。2011年にプロ転向したが、QTでは毎年サード落ち。昨年はじめてファイナル進出を果たし、QTランクは73位。レギュラーツアーの出場資格には届かなかったが、下部ツアーへはほぼフル参戦できる権利を手に入れていた。

にも関わらず、コロナ禍で試合は次々と中止や延期。「せっかくファイナルまで進んだのに、どうするんだろう」と、数カ月前まではまったく先の見込みが立たない状態だった。

そんな中、巡ってきた本大会への出場は大きかった。14位タイで獲得した賞金は180万857円。下部ツアーでは単独2位を上回る金額だ。6月には20、21年のシーズン統合が発表され、出場資格も21年末まで維持されることが決定。「今季は下部ツアー1本に集中して、そこからシードを目指したい。大会もやれるのかどうか…。先はまだどうなるかわかりませんが、21年末までなんとかやりきるしかないですね」と、長い戦いに向けて覚悟を決めている。

一方で下部ツアーへの出場権獲得も叶わなかった選手たちは、このロングシーズンをどう生き延びればいいのだろうか。

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