小柄な大砲・田中瑞希は女子的飛ばし 『下からすくうぞ〜』が合言葉?【大江香織の美スイングがお好き】
2020年の活躍が期待される“若手のホープ”のスイングを、自身も昨年までレギュラーツアーで戦っており、「ほかの選手のスイングを研究することが好き」と語る大江香織が解説。今回は昨年のプロテストに合格した田中瑞希。
プロならではのアッパーブロー 田中瑞希のドライバースイング【連続写真】
熊本出身の田中は黄金世代。アマチュア時代から同じ九州の大里桃子、勝みなみ、新垣比菜、ら同級生としのぎを削った。2018年のファイナルQTで24位に入り、19年シーズン前半の出場権を獲得して33試合に出場。賞金ランキング80位とシード獲得はならなかったが、ファイナルQTで17位に入り20年の出場権を獲得した。
田中は151cmと小柄ながらドライビングディスタンスは24位。さらにドライバーショットのうまさを示すトータルドライビングでは18位とツアー上位に入る、ティショットでゲームを作るタイプだ。
そんな田中のスイングを大江は「女子的なスイングといえます。そのなかで『これやったら飛ぶでしょ!』というポイントがいくつかありますね。田中さんは見ての通り背が高い方ではないですが、アッパースイングで打ち出し角をつけて飛距離を出しています。フェースローテーションもすごい。飛ぶための最大限の動きをやっています」と解説する。
「まず、テークバックで右足に体重を乗せきって、そこから体を回転してクラブを上げていく。しっかり体重移動しているからトップはそこまで高くありません。そこから切り返しからダウンスイングで『(ボールを下から)すくうぞ〜、すくうぞ〜』と言わんばかりに体が右に傾く。そして下半身が伸び上がる動きとともにアッパーブローでインパクトを迎えると、ヘッドを返して一気に走らせる。振り抜く方向も高いです。下からの入射角で高さを出していますね」。プロの技術があってこそのアッパーブローといえる。
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