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世界ランクアップへ…意識すべきは「全米オープン出場」 石川遼の2019年、そして2020年

2019年12月10日06時58分

復活のシーズンを終えた石川遼 2020年はさらなる飛躍を狙う

 

復活のシーズンを終えた石川遼 2020年はさらなる飛躍を狙う(撮影:ALBA)

9日(月)に、都内のホテルで開かれた「2019年度ジャパンゴルフツアー表彰式」で、『バーディ率賞』、『ゴルフ記者賞』の2冠が決まった石川遼。先週の日曜日まで行われていた今季最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」優勝から一夜明けて、今季の振り返り、さらに来年に向けての思いを話した。

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ブラッド・ケネディ(オーストラリア)との 3ホールに渡るプレーオフを制し、年内ラストマッチで今季3つ目のタイトルをつかんだ石川。疲労感について聞かれると、「きょう(月曜日)はゴルフをやっていないので分からないけど、(最終日は)アドレナリンが出ていた。そういう時はリバウンドみたいに、次の日“真反対”の体になっていると思う。クラブを振ったら体は差を感じると思う」と表現した。前日のPO3ホール目は、ピンまで238ヤードのパー3を4番アイアンで放ち2.5mにつけたが、「今ゴルフをやったら、絶対にグリーンの手前に落ちますね(笑)」。心身ともに張り詰めた状態でつかんだ優勝だった。

「今年の集大成の雰囲気」を感じながら臨んだ試合で、2015年以来となる大会制覇を成し遂げたが、プレーオフでの勝利という部分にこんなことを思う。「今年は2位に差をつけて勝つことを目標にしてきたけれど、うち2つはプレーオフ(日本プロ)。1回しか差をつけることができなかった(セガサミーカップは4打差勝利)」。4年前は5打差をつけての優勝だっただけに、圧勝したかったという気持ちは隠せない。

そして今後、後続に差をつけて勝利するためのポイントとして挙げたのが「ドライバーとアイアンのバランス」。ドライバーがいい時は、アイアンが……という状態を脱することが、大きな課題だと言う。前回はどちらも高いレベルにあって、そのうえでつかみ獲ったタイトルだったと自負するだけに、当時のイメージをこれからも追い求めクラブを振っていく。

このオフには、技術面に加え、継続的に取り組んできたトレーニングもしっかりと積んで、来年を迎えるつもりだ。先週の優勝で、世界ランキングが松山英樹(21位)、今平周吾(32位)に次ぐ日本勢3番手の82位まで上がり、五輪出場も見える位置につけた。もちろん日本で行われるスポーツの祭典は「すごくいい目標」ではあるが、「あまり五輪を意識すると難しい。来年の全米オープン出場を目指してランクを上げていきたい」。大会前の世界ランク60位以内などの選手が出場する、来年6月18日開幕の海外メジャー出場を目指す延長線上に五輪出場権があるというのが理想だ。

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