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勝者のギア
号泣から3週間 “良いイメージ”を具現化した年間3勝の愛器【勝者のギア】
号泣から3週間 “良いイメージ”を具現化した年間3勝の愛器【勝者のギア】
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時: 2019年10月14日 03時30分
自分でも驚きの優勝だった。「まさかここで勝てるとは思っていなかった」。なぜなら黄アルム(韓国)は3試合前の「デサントレディース」で、原因の分からないミスショットを連発し「号泣」していたからだ。
短縮競技となってもシブコスマイルは健在!【最終日フォト】
そんな状態から脱したのは翌週だった。試合に出場せず韓国へと帰った。「去年3勝できて、今年頑張りたい気持ちが強かったのですが、開幕から全然ショットが良くならない。あげくバックスイングの上げ方が分からなくなった。思い切って試合に出ずに調整しようと思いました」。
いつもと調整方法を変えた。今までなら休みの週は球を打つことが多かったが、今回は数を打たず、昨年の良かったときのスイング映像を見ながらひたすらイメージトレーニングを繰り返した。すると、悪かった理由が見えてきた。
「私はその場で肩を回すイメージでスイングしていたのですが、良かったときの手の感覚を探りすぎて意識が手ばかりにいって、バックスイングで手上げとなり、手打ちになっていました。またグリップも飛ばそう飛ばそうとして今まで以上にフック気味になっていたんです。そこを直したらよくなりました」
そんな悩みを解決するためクラブも戻していた。シーズン序盤はドライバーとスプーンを新モデルの『グローブライド オノフ KURO』を使用していたが、「アース・モンダミンカップ」から昨年3勝挙げたときに使用していたモデルに。より良かったときのイメージを戻すため、クラブも良かったときのものにした。それが良いイメージへとつながりやすくしたことはいうまでもない。
短縮競技となってもシブコスマイルは健在!【最終日フォト】
そんな状態から脱したのは翌週だった。試合に出場せず韓国へと帰った。「去年3勝できて、今年頑張りたい気持ちが強かったのですが、開幕から全然ショットが良くならない。あげくバックスイングの上げ方が分からなくなった。思い切って試合に出ずに調整しようと思いました」。
いつもと調整方法を変えた。今までなら休みの週は球を打つことが多かったが、今回は数を打たず、昨年の良かったときのスイング映像を見ながらひたすらイメージトレーニングを繰り返した。すると、悪かった理由が見えてきた。
「私はその場で肩を回すイメージでスイングしていたのですが、良かったときの手の感覚を探りすぎて意識が手ばかりにいって、バックスイングで手上げとなり、手打ちになっていました。またグリップも飛ばそう飛ばそうとして今まで以上にフック気味になっていたんです。そこを直したらよくなりました」
そんな悩みを解決するためクラブも戻していた。シーズン序盤はドライバーとスプーンを新モデルの『グローブライド オノフ KURO』を使用していたが、「アース・モンダミンカップ」から昨年3勝挙げたときに使用していたモデルに。より良かったときのイメージを戻すため、クラブも良かったときのものにした。それが良いイメージへとつながりやすくしたことはいうまでもない。