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賞金額は最高じゃなくてもいい!? 公式戦ってそもそもどんな大会?【記者の目】

2019年10月29日14時13分

藤田にとって公式戦とは「特別な大会」という位置づけだったという。「歴史と重みがあって通常のトーナメントとは全然違う試合でした。セッティングも難しかった。ラフも長いし、フェアウェイも狭い。グリーンも硬くて速い」。年に4度しかないスペシャルな場所だった。

それが最近は変化が起こっていると続ける。「最近はグリーンも止まるようになっていますし、スコアが出るようなセッティングになってきた。ある意味では特別感が減っていますよね」とあくまで39分の1という試合に近くなってきたという。選手側に変化があることも要因だ「今の選手、特に若手はどの大会に対しても気持ちは一緒なんだと思います。公式戦に合わせて調整するとかもあまり聞かないですよね。なぜなら全試合に全力だからです」。それならば賞金額が最高の大会を公式戦に昇格させる、という選択肢もありなのかもしれない。

もしくは別のかたちで公式戦の価値を創造するかだ。そのうちの1つが来年から導入される予定のメルセデス・ランキングの順位によるシード化だろう。これまで3年間の出場権が付与される同1位以外の選手に恩恵が少なく、深く浸透しているとはいえない実情もあったメルセデス・ランキングだが、公式戦での成績ポイントは2倍(それ以外の4日間競技の成績ポイントは1.5倍)と優遇されている。これがシードに直結するようになることで、「メンタル的にも1番じゃないと勝てない」という戦いの重要性がより出てくる。

まだ来年時点では賞金ランキングと併用となる予定だが、米国男子ツアーではすでに賞金ランキングはもはや1つのスタッツでしかなく、各試合の順位によって与えられるフェデックスカップポイントによってシードだけでなくプレーオフシリーズへの出場が決められている。これを参考にして、例えば日本で行われる唯一の米国女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」や最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」への出場資格をメルセデス・ランキングの順位にすれば、より公式戦に“意味”が出てくるのではないか。

もちろん現時点で知姫が言うように、公式戦には賞金額以外にも『日本一の女子プロを決める』や『日本一の女子ゴルファー決定戦』という大きな格や名誉がある。だからこそ、歴史や伝統だけに甘えずに大会として実益の部分も同時に高めなければいけないと思う。それが賞金である必要は全くない。(文・秋田義和)

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