JGTOツアー
国内男子
『プロアマ問題』でドタバタ オープンウィークに一番話題を集めたあの人【2018年男子ツアー振り返り〜6月】
『プロアマ問題』でドタバタ オープンウィークに一番話題を集めたあの人【2018年男子ツアー振り返り〜6月】
所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi
配信日時: 2018年12月25日 03時05分
2018年も多くのドラマが生まれた国内男子ツアー。今となっては忘れている大会や1打を、選手のコメントとともにひと月ごとにプレーバック!今回は6月を振り返ります。
会見で謝罪する片山晋呉【写真】
6月はオープンウィークを挟むため、国内ツアーでは2試合しか行われない。ゆったりとした時間が流れるかに思われたが、2018年では最も慌ただしい1カ月となった。
公式戦の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」でスタートした6月。これまで“遅咲き”のツアー初優勝者が多く誕生した同大会で、今年も新たな名前が並んだ。首位と5打差で最終日をスタートした市原弘大が、1打差で単独首位に立つ時松隆光を追いかけて最終18番へ。ここで市原のセカンドショットがギャラリースタンドの壁に辺り、救済を受けドロップしたあとに放ったアプローチがカップに吸い込まれてチップインバーディ。最終ホールをボギーとした時松を下して、「僕が一番びっくりしています(笑)」と、プロ転向から18年目で初優勝をつかみ取った。
【関連ニュース】市原弘大が相棒と果たした約束 18年目でつかんだ悲願の初Vと全英への切符
華々しい勝利で幕を閉じたかに見えたが、大会終了後に前代未聞の騒動が発覚する。片山晋呉の『プロアマ問題』だ。大会の本戦前に行われたプロアマ戦で、片山の言動に対し、不快な思いをしたとしてゲストがプレーを中断。これが大きな問題となり、後日自身の公式サイトでトーナメントの出場を当面自粛することを発表した。月末の27日には処分が決定し、30万円の制裁金と厳重注意処分が課された。男子ツアーの人気回復により一層力を入れようとしていた最中での事件。これにより、プロアマのあり方や選手の意識などが改めて問われるきっかけとなった。
会見で謝罪する片山晋呉【写真】
6月はオープンウィークを挟むため、国内ツアーでは2試合しか行われない。ゆったりとした時間が流れるかに思われたが、2018年では最も慌ただしい1カ月となった。
公式戦の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」でスタートした6月。これまで“遅咲き”のツアー初優勝者が多く誕生した同大会で、今年も新たな名前が並んだ。首位と5打差で最終日をスタートした市原弘大が、1打差で単独首位に立つ時松隆光を追いかけて最終18番へ。ここで市原のセカンドショットがギャラリースタンドの壁に辺り、救済を受けドロップしたあとに放ったアプローチがカップに吸い込まれてチップインバーディ。最終ホールをボギーとした時松を下して、「僕が一番びっくりしています(笑)」と、プロ転向から18年目で初優勝をつかみ取った。
【関連ニュース】市原弘大が相棒と果たした約束 18年目でつかんだ悲願の初Vと全英への切符
華々しい勝利で幕を閉じたかに見えたが、大会終了後に前代未聞の騒動が発覚する。片山晋呉の『プロアマ問題』だ。大会の本戦前に行われたプロアマ戦で、片山の言動に対し、不快な思いをしたとしてゲストがプレーを中断。これが大きな問題となり、後日自身の公式サイトでトーナメントの出場を当面自粛することを発表した。月末の27日には処分が決定し、30万円の制裁金と厳重注意処分が課された。男子ツアーの人気回復により一層力を入れようとしていた最中での事件。これにより、プロアマのあり方や選手の意識などが改めて問われるきっかけとなった。