2週連続2位の川村昌弘、この日のプレーで悔やむことは「1つもない」 | ALBA.Netのゴルフニュース

＜マイナビABCチャンピオンシップ 最終日◇28日◇ABCゴルフ倶楽部・兵庫県（7217ヤード・パー72）＞

最終日に「67」をマークし、首位の木下裕太を捉えプレーオフに持ち込んだ“旅人”川村昌弘。前週の「ブリヂストンオープン」でも2位に終わり、今週はツアー2勝目なるかと思われたが、18番・パー5で行われたプレーオフ1ホール目で木下がイーグルパットを決めて勝負あり。2週連続で2位となった。

【写真】2人で大会を盛り上げた！ライバルながら笑顔を見せる川村と木下

悔しいか、との問いに「まあ、でもすごかったですね。18番で木下さんとも話しましたが、本当に2人で盛り上げたなと。いい試合だったと思います」と充実感をにじませた川村。終盤はピンを攻めてスーパーショットを連発し、大会を大いに盛り上げた。この日のプレーで、悔いが残ることは「1つもないです」と言い切った。

川村はこれが今季の国内最終戦。来週には欧州ツアーのQスクール（予選会）受験のためスペインに渡る。「ポジティブに、ここで運を使わなかった分、次にどこかで良いことがあるんじゃないかなと捉えたい」と話した川村。ここ2戦の優勝争いは必ず、Qスクールへの弾みとなるはず。世界を股にかけて戦う旅人ゴルファー、この悔しさも旅の中できれいに晴らせるだろう。