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打打打坐 第55回【2021年のGWを見つめて】

打打打坐(ちょうちょうだざ)とは、打ちまくって瞑想の境地に入るという造語。コースで打たなければわからないと試打ラウンドだけで年間50ラウンド以上しているロマン派ゴルフ作家が、瞑想、妄想、迷走…… 徒然なるままにゴルフを想い、語るというお話。

2021年05月07日

ご意見はごもっとも

 
元々、ゴルフのメールマガジンがきっかけでゴルフの書き物をするようになったせいなのか……
読者とのやり取りは、未だにメールが圧倒的に多いのです。SNSのコメントは、人目に触れますが、メールであれば、こちらと相手だけしか見ることができません。自由に言いたいことが書けるというメリットがあるというわけです。

4月29日からゴールデンウィークが始まりました。個人的には5月5日までだと考えていますが、人によっては5月の9日までと考えているようで、後者の方が一般的のようです。

昨年は、ゴルフコースを助けるという主張を実践する意味もあって、ゴールデンウィーク中に5回ゴルフに行きました。今年は、1回、または、2回です。(5月5日と8日なので、どこで区切るかで、回数が変わる)

ゴールデンウィーク中、ほぼ毎日ゴルフをしている人からは、『どうして、ゴルフに行かないのだ?』と叱られて、ゴルフを自粛している人からは『どうして、我慢している人たちがいるのにゴルフに行くのだ?』と叱られています。

コロナウィルスに負けないように、ゴルフの回数を増やそうという主張は不動です。実際に、この1年で僕は60回以上ゴルフをしています。賛同してくれるゴルファーは、同志としてラウンド数を増やすために頑張ろう、という意味での叱咤激励。賛同しないゴルファーは、僕の主張とは無関係に、とにかくゴルフに行くな、という意味で怒っています。

同じゴルフの回数でも、立ち位置で受け取り方の正解は一つではなく、ときには正反対になります。ただ、どちらも根っこの部分は、ゴルフを愛するが故、ということだけは間違いありません。

『その通り! なのですけれど……』と返信します。
ゴルフの愛し方は、十人十色なのです。正しいとか、悪いとかではなく、合う合わないの世界です。

満員御礼とゴルフな実態

ゴールデンウィークをゴルフ三昧にしなかった理由はいくつかありますが、最大の理由は、ゴルフコースが満員御礼で予約できなかったからです。

昨年のゴールデンウィークのゴルフコースはガラガラでした。肝が据わった一部のゴルファーだけしかいなかったのです。コロナ禍の1年で、変われば変わるものです。

21世紀になってから、ゴルフ業界ではゴルファーを増やせという運動が活発になりました。とは言っても、会議ばかりをして実行を伴わないものが多く、効果が出たとは言い難い状態でした。

ゴルフの神様は、何とも皮肉なシナリオを書くものです。新型コロナウィルスのパンディミックで、ゴルフを自粛するゴルファーが激増する危機感で業界が震える中で、感染対策さえすれば唯一安全に楽しめるスポーツとして、ゴルフが若者に注目され、1年で20代と30代のゴルファーが過去に例がないほど増加したのです。

彼らの世代の特徴は、横の広がりとその連結力です。先輩と絡まない代わりに、同級生のネットワークで、どんどんゴルファーを増殖させています。ゴールデンウィークに満員御礼になったコースの多くは、彼らが予約している影響がゼロではないと想像できます。

4月の初旬に確認したときは、ゴルフコースの予約は余裕がありました。3回目の非常事態宣言で、昨年同様にガラガラで寂しいゴルフコースを想像していました。キャンセルはしたくないので、天気予報を確認していました。2週間前からピンポイントのコースのエリアの天気予報が出ます。天気予報を確認して、コースに電話をしたら、もう満員御礼状態だったのです。

5月の8日は一月前に予約をしていましたが、5日しか空いていない、ということだったので、その日に予約をしました。僕の中ではゴールデンウィークの最後の日ということになって、ゴールデンウィークのゴルフは1日だけ、ということになったというわけです。

しあわせな5月のゴルフよ

5月5日のこどもの日にゴルフをするのは、一昔前までマストでした。厳密に書くと、ゴルフをするのではなく、ゴルフイベントのスタッフとしてゴルフコースにいたのです。2011年までは、ジュニアゴルファーの育成のお手伝いをしていていました。

こどもの日に、ジュニアゴルファーのイベントをするのは良いタイミングだと思われがちですが、裏の事情としては、ゴールデンウィークの連休の最後の日になることが多いので、ゴルフコースが空いているという事情があったのです。空いている日に集客できるイベントは、ゴルフコースも大歓迎です。

9回ほど、色々なコースで行いました。何年か前に、こどもの日に普通にゴルフをすることになったのですけど、思いっ切り新鮮で驚いた記憶があります。スタッフで行くゴルフコースも面白いですが、プレーヤーとして行くゴルフコースが基本だとしみじみと感じました。

今年のゴールデンウィークは、思い通りに予約が取れなかったので、辛うじて2回だけのゴルフ。しかし、5月のゴルフの本当のハイシーズンは、ゴールデンウィークの後なのです。

1年振りに仲間と集まってゴルフをしようというイベントが、ゴールデンウィーク明けから複数ありますし、ゴルフ仲間とのお気楽なラウンドも予定があります。どんなゴルフも楽しいものですけれど、その日が来るのが楽しみです。

ゴルフでスケジュールが埋まると、本当にしあわせだなぁ、と心の底から思います。実際にゴルフが出来れば極楽です。

ゴルフを書くことを生業にしているロマン派ゴルフ作家への期待は、読み手によって色々です。ゴルフが出来るしあわせを具体的に書くと、まだまだ足りないというハッパと、我慢が足りないというお叱りと、両方の感想や意見が届きます。今は、そういう時代なのです。

様々な意見は、ときには貴重なネタにもなります。ありがたく、受け付けているというわけです。ゴルフの良いところは、エチケットさえ守れば、自分だけの世界に浸れるところです。しあわせな5月を満喫したいと思います。

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家・ゴルフギアライター。ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、現在はゴルフエッセイストとして活躍中。

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