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スクープ! 霞ヶ関CCがコースを一般市民に開放するイベントを来年開催

2021年09月24日

東京オリンピックゴルフ競技の舞台となった霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)を一般市民に開放される機会がようやく、やってくる。日本のナショナル・フェデレーション(競技統括団体)であるJGA(日本ゴルフ協会)が「オリンピックレガシー」を次世代につなぐ試みとして、同CCを市民に開放するイベントを計画していることが明らかになった。
 
霞ヶ関CCで開催された東京五輪ゴルフ競技。女子では稲見萌寧が銀メダルを獲得し、ゴルフファン以外からも注目を浴びた。(写真/GettyImages)
JGAの山中博史専務理事は、先週行われた日本シニアオープンの会場で「まだ計画の段階ですが、来年に開催することになると思います」と、明言した。霞ヶ関CCの越正夫広報委員長も「JGAともご相談していて、検討をしているのは事実です」と現在検討中であることを認めたうえで、「やはり何らかの(市民向けのイベントを)やらなきゃいけないと思っています」と、前向きなコメントを口にしている。

実際に行われたオリンピックのゴルフ競技は、無観客での開催。地元川越市の子どもたちには「学校連携観戦プログラム」の一環として男女各500人の入場枠が割り当てられていたものの、結局中止になった。一方で霞ヶ関CCはプライベートクラブであるため、開催前から「一部の方しかプレーできないのはオリンピックの会場としてふさわしくないんじゃないか」という声が多く上がっていた。

オリンピックを開催したことによる有形無形の遺産を、次世代の誰もが共有できることが当然だと考えるならば、霞ヶ関側も一般市民に開放する機会を設けることが必要。今回はその事業を開催するための一歩と、とらえることもできそうだ。

すでにJGA内部では、モデルとなるイベントの情報収集も始まった。兵庫県三木市ゴルフ協会が主導している「みっきぃドリームチャレンジ」や、鳴尾ゴルフ倶楽部(兵庫県川西市)で今年の11月3日に2度目の開催が予定されている「鳴尾ゴルフフェスタ2021」が候補として挙がっているという。

この二つはいずれも関西の名門コースで行われている市民参加型のイベント。三木市ゴルフ協会が主催している「みっきぃドリームチャレンジ」は三木市内にある25のゴルフ場で4月1日から9月30日までロングランコンペを開催。月ごとの優勝者、女性の部優勝者、飛び賞(100位、200位、300位)の計30人が、12月に廣野ゴルフ倶楽部で行われる決勝大会の出場権を得ている。

参加資格はアマチュアゴルファーであること。今年は12月16日が決勝大会の開催日。仮に飛び賞の300位でも憧れの廣野でプレーできるとあって、毎月エントリーするツワモノもいる。また、11月に開催される「のじぎくオープンプロアマ」にも7〜9月の飛び賞3人づつ(3位・33位・333位)の各3人、合計9人が招待される。

一方の「鳴尾ゴルフフェスタ」は、昨年100周年を迎えた鳴尾GCを、ゴルファー以外の方にもたっぷり楽しんでもらおうというイベント。10番ホールの斜面を利用しての芝すべりやスナッグゴルフ体験、6ホールのグリーンにのみをパターで体験する「パターで鳴尾ラウンド体験会」など、未経験者にも楽しめるイベントが盛り込まれている。

腕自慢のゴルファーにも、3ホールのプロアマ大会やニアピン、ドラコン大会、ヒッコリークラブ体験会などの各イベントを用意。昨年の11月3日に第1回のイベントが開催され、約700人が参加して大好評。今年も同じく11月3日に2回目の開催が予定されている。

こうした先例をJGA関係者は参考にしながら、開催への準備に入った。地元川越市側も「まだ(JGAや霞ヶ関CCからも)お話は聞いておりませんが、そうした計画は大変ありがたいですね」(川越市総合政策部オリンピック大会担当部長・岡部実氏)ともろ手を挙げて歓迎している。

霞ヶ関CCはオリンピックを開催した時点でそのレガシーを次世代へとしっかりつなぐ宿命を背負ったのも、また事実。これは来年、ゴルフ界最大の注目を集めるイベントにもなりそうだ。

(日本ゴルフジャーナリスト協会会長・小川 朗)
 
 

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