常に真剣勝負に身を置き、戦いを続けるゴルファーたち。過酷な環境でクラブを振っているからこそ出る力強い名言、ウィットに富んだジョーク、そしてちょっぴり天然な迷言たちがある。そんな“ゴルファーのことば”を紹介。
石川遼のクラブが真っ二つになる決定的瞬間【写真】
「やじが楽しみ」
2018年の「パナソニックオープン」で、10年ぶりに大阪に舞い降りた石川遼。西側といえば、なにかと縁がある。衝撃の初優勝を果たした「マンシングウェアオープンKSBカップ」(岡山県)、2勝目の「マイナビABCチャンピオンシップ」(兵庫県)、3勝目の「〜全英への道〜 ミズノオープンよみうりクラシック」(兵庫県)と重ねた優勝は数多い。
加えて、同大会は観客からの歓声が一際にぎやか。「ザ・ギャラリーホール」という、スタンド席で囲まれたパー3が見所のひとつとして用意されていた。「色んなことをやってみて、選手やギャラリーからフィードバックを受ければいいと思います」。土日にはDJが現場に入り、酒も入ったギャラリーをあおって応援を促す。
『静かなゴルフ観戦はもう終わり』と大会側がうたうように、「がやがやしていてもいいですし、やじも楽しみ。ボクがギャラリーだったら、一日中いたいくらいです。お酒を飲んで酔って」と笑う。歓声もやじも、大会を盛り上げてくれる声は大歓迎だ。