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【森田理香子の“新”未来予想図!・3H目 】東京五輪で感じた“スポーツの力”

2013年賞金女王の森田理香子が、日々の出来事のほか、ゴルフ界から時事ネタまで、普段から感じていることを月2回でお届けします!(構成:キム・ミョンウ)

2021年08月18日

銀メダル獲得の稲見萌寧さんは、勝負強さを持っている

 
稲見萌寧は世界のトップ選手たちを相手に銀メダルを獲得
コロナ禍でどうなるかと心配していた東京オリンピック(五輪)も無事に終わりましたね! 私が一番気になっていた女子ソフトボールも金メダルを取りましたし、日本勢のメダルラッシュには本当に驚かされました。ある方が金メダルをかじったことにも驚かされましたが…(苦笑)。

それになんといっても女子ゴルフ。稲見萌寧さんが銀メダルを獲得しました!(パチパチパチ)

注目されながらしっかりとメダルを獲得するところ、本当に今年は勝負強さを持っているんだなと改めて感じました。日本代表として、ホーム開催の五輪で大きなプレッシャーもあったと思うのですが、リディア・コ選手との銀メダルをかけてプレーオフでも、本当に堂々としたプレーだったと思います。

五輪でゴルフを初めて観た人にも魅力を感じてもらえた

ゴルフは目の前の相手を倒すのではなく、コースや自然と戦う
畑岡奈紗さんもメダルは獲れなかったですが、そこまでゴルフの内容は悪くなかったと思います。そんな姿を見ながら、やっぱりゴルフって難しいなって思いました。一般的にゴルフ競技で分かりにくいと思うのが、誰が強いのかという部分です。

目の前に戦う相手がいないので、勝ち負けがつかないですから、コースや自然、メンタル面では自分との戦いになります。それに五輪に出ているゴルファーは全員技術がありますし、本当に上手い人ばかりなので、最後まで誰が勝つかわからない。

五輪は表彰台に立つ人だけがメダルをもらえるので、3番目まで入らなければいけないとなるとなおさら難しい。それをやってのけた稲見選手は、一つの偉業を成し遂げたと言っていいでしょう。普段はゴルフに興味がなくても初めて観たという人もきっと多いと思います。ゴルフの魅力を感じてもらえたという意味でもその功績は大きい。

ただ、ゴルフは五輪競技というイメージがまだ定着していないと思うので、3年後のパリ五輪でも日本選手の活躍を期待したいです。

国を背負ってみんなで力を合わせて戦う団体戦を見てみたい

東京五輪で初めて行われた柔道の男女混合団体戦 日本は決勝でフランスに敗れた
でも、欲をいえば国別の「団体戦」のほうが盛り上がるんだろうなとも思いました。国を背負ってみんなで力を合わせて戦うほうが、より感動があるのかなとか、他の競技を見ながら感じる部分はありました。

いずれにしても、東京五輪はスポーツの良さを改めて感じさせてくれましたし、開催して本当に良かったなと思います。選手のがんばる姿を見て、感動して元気をもらった人も多かったはず。スポーツは人に勇気を与えてくれるし、力になる。だから私は無事に開催でき良かったと思います。私もがんばらないと!
幼なじみの宮田志乃と。ティーチングプロライセンス取得のためにがんばっているんですよ!
■森田理香子
もりた・りかこ 1990年1月8日生まれ。京都府京都市出身。ツアー通算7勝。08年にプロ入りし、10年の「樋口久子IDC大塚家具レディス」でツアー初優勝。13年には年間4勝を挙げ、23歳で賞金女王に輝いた。18年を最後にツアーから撤退し、現在はゴルフウェアのプロデュースや、ゴルフ中継の解説などで活躍している。
 
 
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