“白の旋風”フブキ新モデルはボールを押せる飛距離特化型【TANABEE試打番外編】
“白の旋風”フブキ新モデルはボールを押せる飛距離特化型【TANABEE試打番外編】
配信日時: 2016年12月16日 10時55分
三菱レイヨンは、アスリートからエンジョイゴルファーまで幅広いレベルのプレーヤーをカバーするブランド『フブキ』の新モデル『V』シリーズを発表。17年2月3日から発売され、価格は40,000円+税となっている。同社は12月9日(金)にメディア向け試打会を開催。ALBA.Netを代表して本誌ギア担当のTANABEEが徹底試打。新製品の性能をレポートする。
【TANABEE試打番外編】スイングのクセが丸裸!? 三菱レイヨンの独自フィッティング
まずは、『フブキ』シリーズについて少し説明しましょう。同社の代表的なブランドのひとつに『ディアマナ』がありますが、こちらはトッププレーヤーの求める性能・フィーリングを目指したいわばアスリートモデル。一方で、『フブキ』は、同社がシャフト作りで培ってきたデータやテクノロジーを生かして、いかにシャフト性能でプレーヤーに恩恵を与えられるかを目指して作られているものです。
これまでもヘッドスピードが伸びるモデルやカウンターバランスで振りやすさを求めたものなど、さまざまありましたが、今回は“飛距離特化”のモデルになっているようです。
早速、『フブキV』の60Sを打ってみました。私の『フブキ』のイメージは、先端が走る弾きでしたが、今回の新モデルもその傾向にあるようです。しかし、先が走るものの、シャフト全体の挙動は落ち着いているので、ボールをつかまえてくれるけど、左に引っかける感じは全くしません。正直、かなり振りやすいシャフトです。
そして今回、最も印象的だったのはインパクトにおける先端の強さです。先が走るシャフトは先端剛性が低く、インパクトで当たり負けした感覚のものが少なくありません。しかし、『フブキV』はそれがありません。インパクトで当たり負けることなく、グッとボールを押せるのです。先端を硬くしているというより、負けないように弾いてくれる印象でした。
これは、新たに搭載された「インパクトスタビライジングテクノロジー」の効果とのこと。これは、シャフトの剛性分布だけでなく、重量分布にも着目して、両者のコンビネーションを考えて設計するもので、インパクト時のシャフト挙動を最適化しているようです。具体的には、インパクトにおけるヘッドを押し戻す力の影響を最小化する設計になっており、スイングパワーを余すことなく、ボールに伝えられます。
簡単にいうと、シャフトがインパクトでボールをもうひと押ししてくれるということ。そのおかげか、ヘッドが走ってボールがつかまりますし、初速の伸びも抜群。低スピン化した今時のドライバーとの相性もいいですね。重量も40g台から70g台までラインナップされているので、幅広いゴルファーが恩恵を受けるシャフトです。
個人的には、手元側がマットな白いデザインで、中間から先端にかけてメタリックなカラーを施したデザインがすごくかっこいいと思いました。上品だけどかっこよさのあるデザインが同社の特徴でもありますね。性能も文句なしなので、今後に期待のシャフトですね。
【TANABEE試打番外編】スイングのクセが丸裸!? 三菱レイヨンの独自フィッティング
まずは、『フブキ』シリーズについて少し説明しましょう。同社の代表的なブランドのひとつに『ディアマナ』がありますが、こちらはトッププレーヤーの求める性能・フィーリングを目指したいわばアスリートモデル。一方で、『フブキ』は、同社がシャフト作りで培ってきたデータやテクノロジーを生かして、いかにシャフト性能でプレーヤーに恩恵を与えられるかを目指して作られているものです。
これまでもヘッドスピードが伸びるモデルやカウンターバランスで振りやすさを求めたものなど、さまざまありましたが、今回は“飛距離特化”のモデルになっているようです。
早速、『フブキV』の60Sを打ってみました。私の『フブキ』のイメージは、先端が走る弾きでしたが、今回の新モデルもその傾向にあるようです。しかし、先が走るものの、シャフト全体の挙動は落ち着いているので、ボールをつかまえてくれるけど、左に引っかける感じは全くしません。正直、かなり振りやすいシャフトです。
そして今回、最も印象的だったのはインパクトにおける先端の強さです。先が走るシャフトは先端剛性が低く、インパクトで当たり負けした感覚のものが少なくありません。しかし、『フブキV』はそれがありません。インパクトで当たり負けることなく、グッとボールを押せるのです。先端を硬くしているというより、負けないように弾いてくれる印象でした。
これは、新たに搭載された「インパクトスタビライジングテクノロジー」の効果とのこと。これは、シャフトの剛性分布だけでなく、重量分布にも着目して、両者のコンビネーションを考えて設計するもので、インパクト時のシャフト挙動を最適化しているようです。具体的には、インパクトにおけるヘッドを押し戻す力の影響を最小化する設計になっており、スイングパワーを余すことなく、ボールに伝えられます。
簡単にいうと、シャフトがインパクトでボールをもうひと押ししてくれるということ。そのおかげか、ヘッドが走ってボールがつかまりますし、初速の伸びも抜群。低スピン化した今時のドライバーとの相性もいいですね。重量も40g台から70g台までラインナップされているので、幅広いゴルファーが恩恵を受けるシャフトです。
個人的には、手元側がマットな白いデザインで、中間から先端にかけてメタリックなカラーを施したデザインがすごくかっこいいと思いました。上品だけどかっこよさのあるデザインが同社の特徴でもありますね。性能も文句なしなので、今後に期待のシャフトですね。