「今までの5Sユーザーの秘密兵器」。三菱ケミカル『ディアマナZF』の40g台がアツ過ぎる理由
前々回の続きで、ディアマナ史上初の40グラム台を試打するマニアックチーム。ヘッドスピードの速い筆者、P編でも曲がったりしないのでしょうか!?
配信日時: 2019年8月2日 06時07分
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HSが速いP編、40g台だとどうなる?
PCM編集長(以下、P編) 「私から打つよ〜」
PCM筒康博(以下、筒) 「村田さん、『ディアマナZF』の40g台はR2、R、SR、S、Xと5フレックスもありますけど、下から全部打ちますか?」
P編 「もちろん。前回は小坂オーナーと石井店長がSR、R、R2を中心に打ったけど、我々は一応全部打つけど、40Sと40Xを中心に見ていこう。じゃ、行くよ!」
―― 下から順番に各硬さ✕5 ――
筆者 「どうでした? ディアマナ初の40g台を一気に打った感想は?」
PCM筒康博(以下、筒) 「村田さん、『ディアマナZF』の40g台はR2、R、SR、S、Xと5フレックスもありますけど、下から全部打ちますか?」
P編 「もちろん。前回は小坂オーナーと石井店長がSR、R、R2を中心に打ったけど、我々は一応全部打つけど、40Sと40Xを中心に見ていこう。じゃ、行くよ!」
―― 下から順番に各硬さ✕5 ――
筆者 「どうでした? ディアマナ初の40g台を一気に打った感想は?」
P編 「うん、これは、フジクラやUSTマミヤが真っ青になるかもしれない……。元々、40g台まできちんと全部ラインナップしてたのって、フジクラやUSTマミヤじゃない。『ディアマナ』は40g台を出すのが今回初めてだし、三菱ケミカルがここを本気で取りにきたと感じるね」
筆者 「え、それってフジクラの『スピーダーエボリューション』のどれかと似てるってこと?『エボ』シリーズって、6代目の『エボ6』が最近発表されましたけど、色味はシルバーで被ってますよね?」
P編 「いや、素材感的に『エボ6』とは似てない。『ディアマナZF』の方が手元がしっかりだし。全般に【先がややしっかり】という意味では、近いものがあるんだけど、『ディアマナZF』の方が素材感的にパキッとして感じるし、フジクラの『エボ6』には40g台のXは無いしね。
特に『ディアマナZF』の40Sと40Xは全体にしっかりで、フジクラ『エボ』シリーズのどれにも似てない……。強いて言うなら40SR、40R、40R2は『エボ3』と似た感じもあるかな? しなりと走りの両方のフィーリングがあるからさ。『ディアマナZF』の場合は、境目が40SRにあって、ここより上と下では別物のように感じる」
筆者 「え、それってフジクラの『スピーダーエボリューション』のどれかと似てるってこと?『エボ』シリーズって、6代目の『エボ6』が最近発表されましたけど、色味はシルバーで被ってますよね?」
P編 「いや、素材感的に『エボ6』とは似てない。『ディアマナZF』の方が手元がしっかりだし。全般に【先がややしっかり】という意味では、近いものがあるんだけど、『ディアマナZF』の方が素材感的にパキッとして感じるし、フジクラの『エボ6』には40g台のXは無いしね。
特に『ディアマナZF』の40Sと40Xは全体にしっかりで、フジクラ『エボ』シリーズのどれにも似てない……。強いて言うなら40SR、40R、40R2は『エボ3』と似た感じもあるかな? しなりと走りの両方のフィーリングがあるからさ。『ディアマナZF』の場合は、境目が40SRにあって、ここより上と下では別物のように感じる」
筆者 「ちょっと、ボクにも打たせて!」
筆者 「え? 走るのに『エボ』のどれにも似てないって、どういうこと!? ちょっと、ボクにも打たせてください!」
―― 下から順番に各硬さ✕5 ――
筆者 「これ、ヘッドがタイトリスト『TS1』だからかもしれないですけど、めっちゃ打ちやすいんですけど……。特に、下のフレックス。40R2、40R、40SRって、すごく切り返しの後、なめらかなシナリを感じて、適度にインパクトで走るのに全然曲がらない。ボクの場合、軽いクラブは鬼曲がりのはずなのに、おかしい…」
筒 「長岡さんは振っても置きにいっても曲がる、珍しいタイプですからね(ギヒヒ)」
筆者 「………。(怒)で、村田さんの言ってたとおり、確かにフジクラ『エボ』シリーズに似ているか? というと、そういう訳でもない。走るんだけど、最後のひと押しがあるというか、なんて表現したらいいんだろう、コレ……」
P編 「そうなんだよ。走るシャフトって、インパクトの最後でヘッドを返してくれて、打ち出し角を上げる動きを想像するじゃない。今までの40g台はそんなシャフトばかりだった。でも、R2、R、SRはそのニュアンスもあるんだけど、SとXだと『ディアマナZF』は印象が変わるんだよ。走るけど、叩けるフィーリングも出てくる。40g台のシャフトなのに不思議だね」
―― 下から順番に各硬さ✕5 ――
筆者 「これ、ヘッドがタイトリスト『TS1』だからかもしれないですけど、めっちゃ打ちやすいんですけど……。特に、下のフレックス。40R2、40R、40SRって、すごく切り返しの後、なめらかなシナリを感じて、適度にインパクトで走るのに全然曲がらない。ボクの場合、軽いクラブは鬼曲がりのはずなのに、おかしい…」
筒 「長岡さんは振っても置きにいっても曲がる、珍しいタイプですからね(ギヒヒ)」
筆者 「………。(怒)で、村田さんの言ってたとおり、確かにフジクラ『エボ』シリーズに似ているか? というと、そういう訳でもない。走るんだけど、最後のひと押しがあるというか、なんて表現したらいいんだろう、コレ……」
P編 「そうなんだよ。走るシャフトって、インパクトの最後でヘッドを返してくれて、打ち出し角を上げる動きを想像するじゃない。今までの40g台はそんなシャフトばかりだった。でも、R2、R、SRはそのニュアンスもあるんだけど、SとXだと『ディアマナZF』は印象が変わるんだよ。走るけど、叩けるフィーリングも出てくる。40g台のシャフトなのに不思議だね」
筆者 「置きにいってもHSが出ちゃう」
筆者 「はい、40Sと40Xは、普通に叩けますよね。ボクのヘッドスピード(46〜50m/s)でも、叩けると感じますもん。むちゃくちゃ走るんじゃなくて、適度に走ってくれて、振り遅れない感じ。かといって、先だけビュンッ!といっちゃう感じじゃないから、しっかり振っても左に行かないという……。普通、これだけ軽いと頼りないフィーリングで、左にフックしたり引っかけたりするはずなのに、そういうのがない」
P編 「パリッとしたコシというか、いい素材を使ったシャフト特有のピンピン感というか、復元の速さがあるよね。だから、軽量なのに、安心して振れるんだと思うよ?」
P編 「パリッとしたコシというか、いい素材を使ったシャフト特有のピンピン感というか、復元の速さがあるよね。だから、軽量なのに、安心して振れるんだと思うよ?」
筆者 「確かにR2、R、SRでも、かなりしなり量があるけど、コシというか、復元感はあります。そのせいか、軽いから振らずに置きにいってるのに、HSが勝手に出るというね……。なんか、リキンで振りまくる普段の自分がバカみたいです…」
筒 「やっと気づきました?(グヒヒ)」
筆者 「………。(言い返せない)」
P編 「長岡これさ、スピンも減るから助かるだろう? 君の場合、軽量クラブで今まで吹き上げなかったことって無いじゃない。さっきから、バックスピン量が2000回転台にずっとおさまってるよ? 40Sや40Xは2500回転以下になってるけど、君でこの数字は中々あり得な(いね……)」
筒 「(食い気味に)あり得ません!」
筆者 「いいから筒さんも早く打ってください!(怒)」
筒 「やっと気づきました?(グヒヒ)」
筆者 「………。(言い返せない)」
P編 「長岡これさ、スピンも減るから助かるだろう? 君の場合、軽量クラブで今まで吹き上げなかったことって無いじゃない。さっきから、バックスピン量が2000回転台にずっとおさまってるよ? 40Sや40Xは2500回転以下になってるけど、君でこの数字は中々あり得な(いね……)」
筒 「(食い気味に)あり得ません!」
筆者 「いいから筒さんも早く打ってください!(怒)」
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