プロとアマの体重移動はこんなに違う! 難しいけど身につけて
YouTubeのチャンネル登録多数の教える達人、長岡良実プロ。師匠は「我孫子一門」を育てたことで知られる(故)林 由郎プロで、習志野CCで腕を磨いたプロゴルファーだ。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさに定評がある長岡プロのゴルフ知識が凄い!
配信日時: 2017年7月7日 23時00分
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「正しい体重移動のタイミングを理解すれば、もっと伸びのある球が打てますよ」by長岡良実プロ
【編集部リコメンド】
・すぐに試せる度 ★★
・誰でも試せる度 ★★
・ミス改善度 ★★
こんにちは、プロゴルファーの長岡良実です。地元・茨城を中心に、千葉など二か所で『NAGAOKA GOLFスクール』を開校しています。そんな皆さんに、末永くゴルフを楽しんでもらうため、お手伝いをさせてもらっています。
今回はスイングの体重移動について、どういうやり方が正解かについてお話します。いま持っているクラブは6番アイアンです。
アマチュアの方とプロの場合は、この体重移動のタイミングが決定的に違いますので、少し難しいかもしれませんが、ぜひ練習してほしいと思います。
・すぐに試せる度 ★★
・誰でも試せる度 ★★
・ミス改善度 ★★
こんにちは、プロゴルファーの長岡良実です。地元・茨城を中心に、千葉など二か所で『NAGAOKA GOLFスクール』を開校しています。そんな皆さんに、末永くゴルフを楽しんでもらうため、お手伝いをさせてもらっています。
今回はスイングの体重移動について、どういうやり方が正解かについてお話します。いま持っているクラブは6番アイアンです。
アマチュアの方とプロの場合は、この体重移動のタイミングが決定的に違いますので、少し難しいかもしれませんが、ぜひ練習してほしいと思います。
アマチュアはトップで右足にMAXの体重を乗せようとする。プロはトップでもう左に乗っている
プロのテークバックの場合、テークバックでクラブが8時の位置にきたときには既に右足にかなりの体重が乗っています。そして、ハーフスイングの辺りで既にMAXに体重が乗っていきます。
ここがプロとアマチュアの一番の違いで、アマチュアの方はトップでも右足に体重を乗せ続けてしまいます。すると、トップから一生懸命切り返しで体重移動しようとしても、きっかけがうまくいかず、スムーズに切り返せない人が目立ちます。
プロは、ハーフスイングを越えてトップの間に、切り返して左足を踏むという動作に写っていきます。つまり、トップではMAXに右足に体重が乗っておらず、そこから切り返して左足に体重が移っていくのです。
ここがプロとアマチュアの一番の違いで、アマチュアの方はトップでも右足に体重を乗せ続けてしまいます。すると、トップから一生懸命切り返しで体重移動しようとしても、きっかけがうまくいかず、スムーズに切り返せない人が目立ちます。
プロは、ハーフスイングを越えてトップの間に、切り返して左足を踏むという動作に写っていきます。つまり、トップではMAXに右足に体重が乗っておらず、そこから切り返して左足に体重が移っていくのです。
トップを作らず、1,2,3を刻むドリルでプロの切り返しを身につけよう!
これを身につけるドリルとしては、クラブを肩に当てて、【1】で右足に体重を乗せ、【2】で左足を踏み込む、【3】で一気に回転するという流れをスムーズに出来るよう、体になじませてください。
間違えてはいけないのは、大きく手を上げたトップを【1】にしないこと。あくまでハーフスイングの辺りで【1】にして右足へのMAXの体重移動をして、【2】に移る間にトップがあるという考え方でスムーズに振れるようにしてください。これを早めてワン、ツーと早められるといいと思います。
クラブを持った時も同じで、【1】でハーフスイングです。間違ってもトップを【1】にしてはいけません。そして、踏み込んで【2】にいく間にトップが作られる。左足に踏み込むのに手は上がるという、逆の動きを入れるというイメージです。そして、【3】以降で一気にターンする。
こういった、下半身と上半身のズレを実戦で感じられるようになじませていけば、伸びのあるいい球が打てるようになると思います。
【長岡良実/プロフィール】
ながおか・よしみ/1972年生まれ、茨城県出身。ゴルフを始めたのは14歳。きっかけは父親に連れられて見に行ったトーナメントで当時のトップ選手、セベ・バレステロスからボールをプレゼントされたことから。以後、ジュニアの競技で活躍したのち習志野カントリークラブの研修生を経て1999年プロテスト合格。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさには定評があり、茨城校として南が丘ゴルフガーデン、千葉校としてナガミネゴルフセンターで指導を行っている
間違えてはいけないのは、大きく手を上げたトップを【1】にしないこと。あくまでハーフスイングの辺りで【1】にして右足へのMAXの体重移動をして、【2】に移る間にトップがあるという考え方でスムーズに振れるようにしてください。これを早めてワン、ツーと早められるといいと思います。
クラブを持った時も同じで、【1】でハーフスイングです。間違ってもトップを【1】にしてはいけません。そして、踏み込んで【2】にいく間にトップが作られる。左足に踏み込むのに手は上がるという、逆の動きを入れるというイメージです。そして、【3】以降で一気にターンする。
こういった、下半身と上半身のズレを実戦で感じられるようになじませていけば、伸びのあるいい球が打てるようになると思います。
【長岡良実/プロフィール】
ながおか・よしみ/1972年生まれ、茨城県出身。ゴルフを始めたのは14歳。きっかけは父親に連れられて見に行ったトーナメントで当時のトップ選手、セベ・バレステロスからボールをプレゼントされたことから。以後、ジュニアの競技で活躍したのち習志野カントリークラブの研修生を経て1999年プロテスト合格。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさには定評があり、茨城校として南が丘ゴルフガーデン、千葉校としてナガミネゴルフセンターで指導を行っている