ドライバーが曲がるアベレージゴルファーは、腰の高さでフェース向きの管理を!
YouTubeのチャンネル登録多数の教える達人、長岡良実プロ。師匠は「我孫子一門」を育てたことで知られる(故)林 由郎プロで、習志野CCで腕を磨いたプロゴルファーだ。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさに定評がある長岡プロのゴルフ知識が凄い!
配信日時: 2017年5月28日 10時06分
目次 / index
「ドライバーが曲がる人は、フェースローテーションが多すぎます。だから……」by長岡良実プロ
【編集部リコメンド】
・すぐに試せる度 ★★★★★
・誰でも試せる度 ★★★★★
・曲がり幅改善度 ★★★
こんにちは、プロゴルファーの長岡良実です。地元・茨城を中心に、千葉など二か所で『NAGAOKA GOLFスクール』を開校しています。そんな皆さんに、末永くゴルフを楽しんでもらうため、お手伝いをさせてもらっています。
今回はドライバーのスイング中のフェースの向きについてお話ししたいと思います。ドライバーで曲がりが大きい人は、スイング中にフェースローテーションが多すぎる傾向があります。これを減らすことが上達への近道になります。
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・誰でも試せる度 ★★★★★
・曲がり幅改善度 ★★★
こんにちは、プロゴルファーの長岡良実です。地元・茨城を中心に、千葉など二か所で『NAGAOKA GOLFスクール』を開校しています。そんな皆さんに、末永くゴルフを楽しんでもらうため、お手伝いをさせてもらっています。
今回はドライバーのスイング中のフェースの向きについてお話ししたいと思います。ドライバーで曲がりが大きい人は、スイング中にフェースローテーションが多すぎる傾向があります。これを減らすことが上達への近道になります。
腰の位置でフェース向きは背骨と平行になるようチェック! トップでは左腕と平行になるように!
まず、アドレスした時点でフェース向きはターゲットに向いた状態でセットアップします。ハーフウェイバック(テークバックで目標と平行にクラブが位置する場所、腰の高さくらいの場所)、この瞬間にクラブのフェース向きが前傾姿勢の背骨とほぼ平行になるといいと思います。
例えば、ハーフウェイバックでフェースが開いてしまったり、シャットと言って閉じ過ぎてまったりしないように、なるべく前傾している背骨とフェース向きが平行になって通過するように意識します。
そのまま上がっていってトップのときにクラブのフェース向きと左腕が平行になっているのが理想で、だいたい感覚的には斜め45度くらいを向いている状態で、トップのフェース向きがスクエアな状態だといえます。
もしトップでフェース向きが空を向き、上を向いた状態になってしまいますと、左腕の角度に対してフェース向きが地面と平行になってしまい、「フェース向きがシャット」、かぶっている状態になって左に飛びやすくなります。
もしくはトップの段階でフェースが真正面を向いている状態、つまり、左腕の角度に対してフェースがタテ向きの状態だとフェース面が開いています。この場所から打つとコスリ球、いわゆるスライスが出やすくなってしまいます。
もちろん、持ち球もあると思うんですけど、なるべく練習場や自宅の鏡などを使ってチェックしてフェースの向きを意識するようにしましょう。
例えば、ハーフウェイバックでフェースが開いてしまったり、シャットと言って閉じ過ぎてまったりしないように、なるべく前傾している背骨とフェース向きが平行になって通過するように意識します。
そのまま上がっていってトップのときにクラブのフェース向きと左腕が平行になっているのが理想で、だいたい感覚的には斜め45度くらいを向いている状態で、トップのフェース向きがスクエアな状態だといえます。
もしトップでフェース向きが空を向き、上を向いた状態になってしまいますと、左腕の角度に対してフェース向きが地面と平行になってしまい、「フェース向きがシャット」、かぶっている状態になって左に飛びやすくなります。
もしくはトップの段階でフェースが真正面を向いている状態、つまり、左腕の角度に対してフェースがタテ向きの状態だとフェース面が開いています。この場所から打つとコスリ球、いわゆるスライスが出やすくなってしまいます。
もちろん、持ち球もあると思うんですけど、なるべく練習場や自宅の鏡などを使ってチェックしてフェースの向きを意識するようにしましょう。
フォローの腰の位置でも、やはりフェース向きは前傾した背骨と平行。このイメージが曲がりを減らす!
逆に、フォローではどうか。ゆっくりシャドースイングし、シャフトが地面と平行になって目標を向く腰の位置では、イメージとしてはやはり前傾姿勢とフェース向きが平行の場所を迎えるようにします。
ただ実際にスイングしてスピードが付くと、フェースはもっとターンした状態になりますが、あくまでイメージとしては、ここで前傾している背骨とフェース向きは平行だと。
ですから、正面から見たときの腰から腰の位置では、ハーフウェイバックもフォロー側も「前傾姿勢の背骨とフェース向きが平行」というイメージを持つと、フェースローテーションをスイング中にあまり使わない形になり、左右の曲がりが少なくなります。
もしスイング中にクラブの軌道を意識されていても、フェースの向きがズレていると、やっぱり球が曲がります。練習場でビデオを撮るなどして、「軌道+フェース向き」をコントロールできるようにしていくとかなり上達すると思いますので、その辺をチェックしてみてください。
【長岡良実/プロフィール】
ながおか・よしみ/1972年生まれ、茨城県出身。ゴルフを始めたのは14歳。きっかけは父親に連れられて見に行ったトーナメントで当時のトップ選手、セベ・バレステロスからボールをプレゼントされたことから。以後、ジュニアの競技で活躍したのち習志野カントリークラブの研修生を経て1999年プロテスト合格。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさには定評があり、茨城校として南が丘ゴルフガーデン、千葉校としてナガミネゴルフセンターで指導を行っている
ただ実際にスイングしてスピードが付くと、フェースはもっとターンした状態になりますが、あくまでイメージとしては、ここで前傾している背骨とフェース向きは平行だと。
ですから、正面から見たときの腰から腰の位置では、ハーフウェイバックもフォロー側も「前傾姿勢の背骨とフェース向きが平行」というイメージを持つと、フェースローテーションをスイング中にあまり使わない形になり、左右の曲がりが少なくなります。
もしスイング中にクラブの軌道を意識されていても、フェースの向きがズレていると、やっぱり球が曲がります。練習場でビデオを撮るなどして、「軌道+フェース向き」をコントロールできるようにしていくとかなり上達すると思いますので、その辺をチェックしてみてください。
【長岡良実/プロフィール】
ながおか・よしみ/1972年生まれ、茨城県出身。ゴルフを始めたのは14歳。きっかけは父親に連れられて見に行ったトーナメントで当時のトップ選手、セベ・バレステロスからボールをプレゼントされたことから。以後、ジュニアの競技で活躍したのち習志野カントリークラブの研修生を経て1999年プロテスト合格。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさには定評があり、茨城校として南が丘ゴルフガーデン、千葉校としてナガミネゴルフセンターで指導を行っている