ドライバー、アベレージゴルファーはフェースの真ん中で構えちゃダメ!
YouTubeのチャンネル登録多数の教える達人、長岡良実プロ。師匠は「我孫子一門」を育てたことで知られる(故)林 由郎プロで、習志野CCで腕を磨いたプロゴルファーだ。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさに定評がある長岡プロのゴルフ知識が凄い!
配信日時: 2017年5月26日 00時50分
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「アベレージゴルファーの方は、インパクトで手元が浮く人が目立ちます。だから……」by長岡良実プロ
【編集部リコメンド】
・すぐに試せる度 ★★★★★
・誰でも試せる度 ★★★★★
・プッシュ改善度 ★★★★
こんにちは、プロゴルファーの長岡良実です。地元・茨城を中心に、千葉など二か所で『NAGAOKA GOLFスクール』を開校しています。そんな皆さんに、末永くゴルフを楽しんでもらうため、お手伝いをさせてもらっています。
今回はドライバーが芯に当たるための構え方についてです。「よくプッシュアウトする」「ヒール側に当たって打感がよくない」というアベレージゴルファーの方は観ておいて損はないと思います。
・すぐに試せる度 ★★★★★
・誰でも試せる度 ★★★★★
・プッシュ改善度 ★★★★
こんにちは、プロゴルファーの長岡良実です。地元・茨城を中心に、千葉など二か所で『NAGAOKA GOLFスクール』を開校しています。そんな皆さんに、末永くゴルフを楽しんでもらうため、お手伝いをさせてもらっています。
今回はドライバーが芯に当たるための構え方についてです。「よくプッシュアウトする」「ヒール側に当たって打感がよくない」というアベレージゴルファーの方は観ておいて損はないと思います。
ドライバーで手元が浮くと、真ん中で構えていても実際にはヒールに当たることになる!
ティアップで目標に対してティを刺しました。いつもどおりの素振りをして、ルーティンをします。狙うところをしっかり決めて、セットアップしていきます。
この時によく僕はレッスンをしていて、よくお客さんに聞かれるのは「構えたときにボールをフェースの真ん中で合わせたほうがいいんですか?」ってことなんですね。今日はこの話をします。
ドライバーとは一番遠くに飛ばすクラブで一番長いシャフトですから、思い切り振ったときにやっぱり14本の中で一番ヘッドスピードが出るクラブです。ですから、遠心力もしくはヘッドスピードが出てくると。加速感は全然アイアンに比べてヘッドスピードが出ますから、構えたときよりもインパクトで手が浮きやすい。
これはプロや級者の人でも構えたところから多少は浮きますけど、構えたときとインパクトの時のズレというのは比較的少ないですが、アマチュアのアベレージゴルファーの方だとインパクトでかなり手が浮いている人が目立ちます。
クラブのフェースのど真ん中にボールをセットしてアドレスを取った場合、インパクトで手が浮いてしまうと、ヒール側にボールが当たってしまうのが分かると思います。
この時によく僕はレッスンをしていて、よくお客さんに聞かれるのは「構えたときにボールをフェースの真ん中で合わせたほうがいいんですか?」ってことなんですね。今日はこの話をします。
ドライバーとは一番遠くに飛ばすクラブで一番長いシャフトですから、思い切り振ったときにやっぱり14本の中で一番ヘッドスピードが出るクラブです。ですから、遠心力もしくはヘッドスピードが出てくると。加速感は全然アイアンに比べてヘッドスピードが出ますから、構えたときよりもインパクトで手が浮きやすい。
これはプロや級者の人でも構えたところから多少は浮きますけど、構えたときとインパクトの時のズレというのは比較的少ないですが、アマチュアのアベレージゴルファーの方だとインパクトでかなり手が浮いている人が目立ちます。
クラブのフェースのど真ん中にボールをセットしてアドレスを取った場合、インパクトで手が浮いてしまうと、ヒール側にボールが当たってしまうのが分かると思います。
手元が浮いてもフェースの真ん中に当てるため、ややトゥ寄りで構えるのが正解!
ですから、プロの僕たちもそうですが、フェースの真ん中にボールをセットするよりは、どちらかというとトゥ寄りにセットしておいて、手が浮いたときにちょうどドライバーのいいところに当たるという風にみんな考えています。
もちろん、ヘッドスピードがある人でも、ミート率が悪いとやっぱり距離は出ません。スピンがかかりすぎてしまったり、サイドスピンが入って曲がってしまう原因になります。ですからしっかりある程度芯で捉えたい。実際にはドライバーのフェースの真ん中が芯ですが、ややトゥ寄りの上目でボールを捉えると一番飛ぶと言われていることもあります。
こういう場所で捉えるためにも、ヒールに当たらないように「気持ちトゥ寄りで構えて、手元が浮いていいところに当たる」という保険をかけておくといいと思います。
そういった、構えるときのボールとの距離感や間合いを意識しておくと、ドライバーがうまくいく確率が増えると思います。皆さん、ぜひ試してみてください。
【長岡良実/プロフィール】
ながおか・よしみ/1972年生まれ、茨城県出身。ゴルフを始めたのは14歳。きっかけは父親に連れられて見に行ったトーナメントで当時のトップ選手、セベ・バレステロスからボールをプレゼントされたことから。以後、ジュニアの競技で活躍したのち習志野カントリークラブの研修生を経て1999年プロテスト合格。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさには定評があり、茨城校として南が丘ゴルフガーデン、千葉校としてナガミネゴルフセンターで指導を行っている
もちろん、ヘッドスピードがある人でも、ミート率が悪いとやっぱり距離は出ません。スピンがかかりすぎてしまったり、サイドスピンが入って曲がってしまう原因になります。ですからしっかりある程度芯で捉えたい。実際にはドライバーのフェースの真ん中が芯ですが、ややトゥ寄りの上目でボールを捉えると一番飛ぶと言われていることもあります。
こういう場所で捉えるためにも、ヒールに当たらないように「気持ちトゥ寄りで構えて、手元が浮いていいところに当たる」という保険をかけておくといいと思います。
そういった、構えるときのボールとの距離感や間合いを意識しておくと、ドライバーがうまくいく確率が増えると思います。皆さん、ぜひ試してみてください。
【長岡良実/プロフィール】
ながおか・よしみ/1972年生まれ、茨城県出身。ゴルフを始めたのは14歳。きっかけは父親に連れられて見に行ったトーナメントで当時のトップ選手、セベ・バレステロスからボールをプレゼントされたことから。以後、ジュニアの競技で活躍したのち習志野カントリークラブの研修生を経て1999年プロテスト合格。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさには定評があり、茨城校として南が丘ゴルフガーデン、千葉校としてナガミネゴルフセンターで指導を行っている