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【永峰咲希先生】UTが上がらない人は5ヤード先の地面を見て構えよう

いまやセッティングには欠かせないクラブになったユーティリティ。ロングアイアンより簡単に上がって飛ぶはずなのに、苦手意識を持っているゴルファーは意外に多い。3本のユーティリティを使いこなす永峰咲希先生に、ユーティリティが厚い当たりになる“目線”の使い方を教えてもらおう。

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2020年03月09日

■ボールを上げようとするとつかまらないし上がらない

 
ユーティリティに苦手意識がある人は永峰の“目線”の使い方に注目しよう
ユーティリティが苦手な人は「ボールが上がらなそう……」と思っていませんか? ボールを上げようとしてすくい打ちになると、ボールはつかまらないし飛びません。右を嫌がって手首を返すと、今度は左に引っかけます。ヘッドの軌道が不安定になるため、左右のミスだけでなくダフリやトップも出やすくなるのです。

■5ヤード先の地面を見て構えると厚い当たりに変わる

ユーティリティが勝手にボールを上げてくれるので、“目線”は上げずに5ヤード先の地面を見て構える。そうすれば右肩が下がらず、すくい打ちにならない
まずは、「ユーティリティが勝手にボールを上げてくれる!」と道具を信じることが大切。次に“目線”を意識してみてください。「ボールを上げたい」と思っていたときは、“目線”を上げて構えていたはず。それだとアドレスで右肩が下がり、すくい打ちになりやすいのです。私のオススメは、5ヤードくらい先の地面を見ること。これだけでアドレスで右肩が下がらなくなり、厚い当たりに変わりますよ。

■打ち込み過ぎて飛ばない人は手元を上げて構えよう

ヘッドのトゥ側が浮くほど手元を下げて構えると、打ち込みすぎてボールが飛ばない。ライ角通りに手元を上げて構える
アドレスでもう1つ注意点があります。手元の位置を下げすぎないようにすることです。手元が低いとすくい打ちとは逆に、上から打ち込み過ぎてボールは飛ばなくなる。ヘッドのトゥ側が上がらないように手元の位置を上げて構えれば、打ち込み過ぎを防げます。ヘッドのトゥ側が上がりすぎていないか、他の人にチェックしてもらいましょう。

■右ヒザを左ヒザに寄せていくとボールがつかまる

ダウンスイングで右ヒザを左ヒザに寄せていくと、左サイドに壁ができて振り遅れない。レベルブローにボールをとらえることができる
ユーティリティの理想的なヘッド軌道はレベルブローです。できるだけ地面と平行にヘッドが動いているときにインパクトしたい。すると、適正な打ち出し、スピン量になり、飛距離も方向性も安定します。ポイントはダウンスイングで右ヒザを左ヒザに寄せていく動きです。左ヒザが流れるスエーや、右肩や右ヒザが前に出て上体がかぶる動きを防げます。ユーティリティでより簡単にボールをつかまえて飛ばすことができますよ。

(この記事は2019年3月14日発売のALBA768号、2019年3月28日発売のALBA769号に掲載されました)

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