【第17回】松森彩夏がゴルフレッスン ドライバーは常に1,2,3のリズムで飛距離アップ
美人プロたちにコースでミスしないための即効対策を伝授。
配信日時: 2017年8月2日 14時00分
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リズムが速くなると切り返しで上体が突っ込む
こんにちわ。松森彩夏です。今回は私が行っているここぞの場面でも安定して飛ばせるドライバーショットのポイントをお伝えしたいと思います。私が一番大切にしているのは、スイングリズムです。私はスイング機器などで自分で心地よく振れるリズムを覚えて、どの番手でも同じリズムで振れるように気をつけています。スイングリズムがプレー中に速まってしまうと、切り返しから力が入ったりして、上体が流れてスライスしたりしてしまうのです。それを防ぐために自分が心地よく振れるスイングリズムを見つけて、常にコースで保つことが大切なのです。コースではなるべくスイングの形などは気にせずにリズムだけに注意して振ることが大切になります。
全番手で同じリズムでスイングする
アドレスでソールして1、トップまで振り上げて2、インパクトで3と数えるリズムを試してみるといいでしょう。このリズムを常に行えるように素振りから確認しましょう。これが1、2だけになってしまうとスイングが崩れてしまうのです。
とにかく自分の心地いいリズムを探して、スイングすることです。これをアイアンショットやアプローチショットでも全番手で同じリズムでスイングすることを意識すれば、再現性が高まり、平均飛距離を上げることが可能となります。アドレスでの始動を数えるとスムーズにテークバックしやすくなるので、試してみるといいでしょう。
とにかく自分の心地いいリズムを探して、スイングすることです。これをアイアンショットやアプローチショットでも全番手で同じリズムでスイングすることを意識すれば、再現性が高まり、平均飛距離を上げることが可能となります。アドレスでの始動を数えるとスムーズにテークバックしやすくなるので、試してみるといいでしょう。
頭の位置をキープしようとして逆に右肩が下がる
また練習中にスイングで気をつけてほしいポイントがあります。スイング軸が意識して頭の位置をキープしようととしすぎて、逆にギッタンバッタンになってしまうミスです。頭の位置を動かさないという意識が強すぎると、トップで逆に左足体重になり、その反動でインパクトで右足体重になってすくい打ちになってしまうんです。正しいインパクトの形というのは、右肩が下がりすぎないこと。多少頭が左右に動いてもいいので、インパクトで両肩が水平の形をキープしたまま打つことが、スクエアに球を当てるコツとなります。インパクトで右足体重になって、右肩が下がるとフェースが開いてスライスしてしまうのです。
シャフトを両肩に当ててクラブを水平に回すシャドースイング
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シャフトを両肩に当ててみよう
まずは両肩を縦でなく水平に回すイメージを持ちましょう。縦に回転するイメージでは、すくい打ちを誘発してしまいます。そのためにはシャフトを両肩に当ててクラブを水平に回すシャドースイングを繰り返して試してもいいでしょう。特にドライバーはクラブ長さがあり、フラット軌道になるので、両肩が縦に回転してしまうと、ヘッドが球の手前に落ちてダフったりもしてしまいます。なるべく前傾角度をキープしたまま、両肩を水平に回す動きを体感すれば、より正確にヒットできて、平均飛距離も上げることができると思います。
松森彩夏プロフィール
松森彩夏
(スターツ)
1994年5月19日生まれ。東京都世田谷区出身。長身を生かした正確なショットを武器にツアー1勝をあげている人気プロ。ツアー2勝目も期待されている若手有望株の一人。
(スターツ)
1994年5月19日生まれ。東京都世田谷区出身。長身を生かした正確なショットを武器にツアー1勝をあげている人気プロ。ツアー2勝目も期待されている若手有望株の一人。