タイトリストのフィッター「TS1で流れが完全に変わった」。100点ドライバーのその後【記者の目】
タイトリストのフィッター「TS1で流れが完全に変わった」。100点ドライバーのその後【記者の目】
配信日時: 2019年9月5日 01時21分
アクシネットジャパンインクから、タイトリスト『TS1』ドライバーを中心とした全国の試打会に関する興味深いコメントが届いた。ALBA.netでは同作を【100点】と紹介した経緯もあるが、はたして一般ゴルファーはどう感じているのか?
⇒タイトリスト『TS1』のアマ試打レポで大激論。筆者「100点!」、P編「いや、ちょっと待て!」
また、同社はかねてから“フィッティング・ドライバー”として可変スリーブ・シュアフィットシステムを活用してきたが、この夏は【多ヘッド展開】という武器も揃った。それがもたらした結果の、フィッターの驚きの声を抜粋する。
■『TS1』きっかけで「やさしさ」に気づく人多数
同社は7月に『TS1』『TS4』を追加したことで、全4機種の『TS』ドライバーラインナップが完成。7、8月の約5000人の同社の詳細なフィッティングを受けたゴルファーの声から、フィッターたちは「完全に流れが変わった」と感じているのだとか。
「はじめはネットやメディア等の情報を見て試打に来る方が多くいましたが、発売後は知り合いの口コミで【TS1は軽くて飛ぶうえ曲がらない】と聞いて来る人が多いです。目に見えて好評です」(関東地区のフィッターA)
「お客様の反応は【とにかくやさしい】と口を揃えて仰り、具体的には、“飛ぶ・曲がらない・打感も良い”がほとんど。【タイトリストのクラブとは思えない】と仰る方も多数で、TS1効果のためか、TS2やTS3の試打人数も再び増えています」(関東地区のフィッターB)
「既存のTitleistユーザーから軽量クラブの頼りなさを懸念する声も多いですが、試打いただくと評価は一変。『TS1』の振りやすさ・フィーリングの良さ、飛距離・許容性の高さや弾道の高さ、つかまりの良さなど“試打結果”に驚かれることが多いです」(関西地区のフィッターC)
■増える女性とシニア層の「TS1指名」と「フィッティング」
ALBA.netで『TS1』を「100点」と評した主な理由は、約275gの軽量でありながら幅広い層に結果を出す点。実際「ほとんどのお客様が口コミやネットの情報を得ておられ、【軽量ドライバーに興味】を持たれています」と同社フィッターは言い、これまでとは違う客層が反応しているのだとか。
「TS1に興味を持たれるお客様は上級者、中級者、初級者、シニア層、女性と幅広く、実際に試打頂くことで、TS1のみならずTS2/TS3またはTS4へと最適なヘッドを選ぶフィッティングが出来ます。中でもTS1の試打結果で一番多いコメントは【軽くて振りやすい】ですね。
HS30m/s位の女性でもAIRスピーダーで十分対応出来ますし、【最近、奥のネットに届かなくなった】とシニア層の方からよく聞きます。そういう方々が特にTS1のフィッティングで結果が出て気に入って頂けます。最近は販売店で試打した後に、練習場で我々の詳細なフィッティングを受けるケースも増えてますね」(関西のフィッターD)
■曲がりに強い【軽量の可変スリーブ付き】は選択肢が少ない
なお、女性やシニア層だけではなく、「カスタム需要も意外と多い」のだとか。純正とカスタムシャフトの対比は半々くらいの割合で、「カスタムシャフトは三菱ケミカル『TENSEI』の人気が継続的で、試打の指名も多いですね」とのこと。
これまでも現在も、いわゆるアベレージゴルファー向けドライバーは、調整不可の接着式ヘッドが多い。だが、『TS1』のように、基本性能を満たした上での精密フィッティングが可能な【可変スリーブ付き・軽量ヘッド】は、幅広いゴルファー層に対応し、ドライバーのお悩み解消にかなり役立っているよう。現時点ではオンリーワンの存在で、この先も当分好調が続くと言えるだろうか。
Text/Mikiro Nagaoka
⇒タイトリスト『TS1』のアマ試打レポで大激論。筆者「100点!」、P編「いや、ちょっと待て!」
また、同社はかねてから“フィッティング・ドライバー”として可変スリーブ・シュアフィットシステムを活用してきたが、この夏は【多ヘッド展開】という武器も揃った。それがもたらした結果の、フィッターの驚きの声を抜粋する。
■『TS1』きっかけで「やさしさ」に気づく人多数
同社は7月に『TS1』『TS4』を追加したことで、全4機種の『TS』ドライバーラインナップが完成。7、8月の約5000人の同社の詳細なフィッティングを受けたゴルファーの声から、フィッターたちは「完全に流れが変わった」と感じているのだとか。
「はじめはネットやメディア等の情報を見て試打に来る方が多くいましたが、発売後は知り合いの口コミで【TS1は軽くて飛ぶうえ曲がらない】と聞いて来る人が多いです。目に見えて好評です」(関東地区のフィッターA)
「お客様の反応は【とにかくやさしい】と口を揃えて仰り、具体的には、“飛ぶ・曲がらない・打感も良い”がほとんど。【タイトリストのクラブとは思えない】と仰る方も多数で、TS1効果のためか、TS2やTS3の試打人数も再び増えています」(関東地区のフィッターB)
「既存のTitleistユーザーから軽量クラブの頼りなさを懸念する声も多いですが、試打いただくと評価は一変。『TS1』の振りやすさ・フィーリングの良さ、飛距離・許容性の高さや弾道の高さ、つかまりの良さなど“試打結果”に驚かれることが多いです」(関西地区のフィッターC)
■増える女性とシニア層の「TS1指名」と「フィッティング」
ALBA.netで『TS1』を「100点」と評した主な理由は、約275gの軽量でありながら幅広い層に結果を出す点。実際「ほとんどのお客様が口コミやネットの情報を得ておられ、【軽量ドライバーに興味】を持たれています」と同社フィッターは言い、これまでとは違う客層が反応しているのだとか。
「TS1に興味を持たれるお客様は上級者、中級者、初級者、シニア層、女性と幅広く、実際に試打頂くことで、TS1のみならずTS2/TS3またはTS4へと最適なヘッドを選ぶフィッティングが出来ます。中でもTS1の試打結果で一番多いコメントは【軽くて振りやすい】ですね。
HS30m/s位の女性でもAIRスピーダーで十分対応出来ますし、【最近、奥のネットに届かなくなった】とシニア層の方からよく聞きます。そういう方々が特にTS1のフィッティングで結果が出て気に入って頂けます。最近は販売店で試打した後に、練習場で我々の詳細なフィッティングを受けるケースも増えてますね」(関西のフィッターD)
■曲がりに強い【軽量の可変スリーブ付き】は選択肢が少ない
なお、女性やシニア層だけではなく、「カスタム需要も意外と多い」のだとか。純正とカスタムシャフトの対比は半々くらいの割合で、「カスタムシャフトは三菱ケミカル『TENSEI』の人気が継続的で、試打の指名も多いですね」とのこと。
これまでも現在も、いわゆるアベレージゴルファー向けドライバーは、調整不可の接着式ヘッドが多い。だが、『TS1』のように、基本性能を満たした上での精密フィッティングが可能な【可変スリーブ付き・軽量ヘッド】は、幅広いゴルファー層に対応し、ドライバーのお悩み解消にかなり役立っているよう。現時点ではオンリーワンの存在で、この先も当分好調が続くと言えるだろうか。
Text/Mikiro Nagaoka