今季PGAツアーで【ボール初速】を上げたのは誰で、何を使っているか?
今季PGAツアーで【ボール初速】を上げたのは誰で、何を使っているか?
配信日時: 2019年4月11日 04時55分
2019年モデルのドライバーは“当たり年”と言われている。特に、テーラーメイド『M5/M6』やタイトリスト『TS2/TS3』は、メーカー自ら「ボール初速を上げるため、フェースの反発性をルール上限ギリギリまで高め、ヘッド全数のCT値チェックを行っている」と公言するほど。
なぜ、各社がボール初速にこだわるのか? それは、飛距離アップの70%を締めると言われるほど、影響が大きいから。そこで、今季と昨季で大幅に平均ボール初速アップに成功しているPGAツアーのボール初速アップ十傑を下記にピックアップしてみたい。
⇒契約フリーが証明!女子プロ最強1Wは『エピックFLASHサブゼロ』のウェイト外し!?
キャメロン・トリンゲール、+7.67マイル(3.43m/s)、1.3y増
オリー・シュナイダージャンズ、+6.27マイル(2.80m/s)、9.1y増
アレックス・ノレン、+5.76マイル(2.57m/s)、7.4y増
ダニー・リー、+5.04マイル(2.25m/s)、10.9 y増
アーロン・ワイズ、+4.1マイル(1.83m/s)、1.3ヤードUP
ピーター・ユーライン、+3.73マイル(1.66m/s)、4.8 y減
ピーター・マナルティ、+3.49マイル(1.56m/s)、1.8y減
キム・シウ、+3.43マイル(1.53m/s)、2.8y増
ダニエル・バーガー、+3.31マイル(1.48m/s)、0.4y減
ジム・フューリク、+3.25マイル(1.45m/s)、5.5y減
フィル・ミケルソン、+3.21マイル(2.57m/s)、4.4y増
ボール初速アップに成功するものの、平均飛距離を落とす選手もいた。現時点での出場試合の少なさや、コースロケーションや天候の違いで飛距離は影響を受ける。また、ボール初速が速くても、スピン量と打ち出し角が最適でなければ飛距離を失うケースもある。
ちなみに、PGAツアーの全選手の平均ボール初速は今季が「170.63マイル」(76.28m/s)で、昨季は「169.63」(75.83m/s)と、やはり2019年モデルの影響を感じさせる結果となっていた。では上記の十傑はどんなヘッドを使っているのか?
キャメロン・トリンゲール、テーラーメイド『M5』
オリー・シュナイダージャンズ、キャロウェイ『エピックFLASHサブゼロ』
※アレックス・ノレン、キャロウェイ『エピックFLASHサブゼロ』
ダニー・リー、テーラーメイド『M5』、当初はPING『G400MAX』
※アーロン・ワイズ、テーラーメイド『M5』、当初はキャロウェイ『ROGUE』
ピーター・ユーライン、タイトリスト『TS3』
ピーター・マナルティ、タイトリスト『TS2』
※キム・シウー、キャロウェイ『エピックFLASHサブゼロ』
ダニエル・バーガー、キャロウェイ『エピックFLASHサブゼロ』
ジム・フューリク、キャロウェイ『ROGUEサブゼロ』
※フィル・ミケルソン、キャロウェイ『エピックFLASHサブゼロ』、当初『ROGUEサブゼロ』
ご覧のとおり、フューリク以外は全て2019年モデルを使っていた。そして、CT値チェックでギリギリを公言するテーラーメイド『M5』が3名、タイトリスト『TS』シリーズが2名。中でも、キャロウェイ契約のはずのアーロン・ワイズが『M5』を使用するのが意外なところ。
そして、ギリギリ反発を公言していないキャロウェイだが、『エピックFLASHサブゼロ』が5名となっていた。また、PGAツアーで使用者が多いはずのPING勢も入っていなかった。(PINGもキャロウェイと同様に、ギリギリ反発を公言していない)
※を付けた選手は、今週開幕のマスターズにも出場する。5番ホールが大幅に距離が伸びたオーガスタでぶっ飛ばすのが誰か? 2019年モデルで例年とセカンド地点が変化するのか? 注目して見てみたい。
Text/Mikiro Nagaoka
なぜ、各社がボール初速にこだわるのか? それは、飛距離アップの70%を締めると言われるほど、影響が大きいから。そこで、今季と昨季で大幅に平均ボール初速アップに成功しているPGAツアーのボール初速アップ十傑を下記にピックアップしてみたい。
⇒契約フリーが証明!女子プロ最強1Wは『エピックFLASHサブゼロ』のウェイト外し!?
キャメロン・トリンゲール、+7.67マイル(3.43m/s)、1.3y増
オリー・シュナイダージャンズ、+6.27マイル(2.80m/s)、9.1y増
アレックス・ノレン、+5.76マイル(2.57m/s)、7.4y増
ダニー・リー、+5.04マイル(2.25m/s)、10.9 y増
アーロン・ワイズ、+4.1マイル(1.83m/s)、1.3ヤードUP
ピーター・ユーライン、+3.73マイル(1.66m/s)、4.8 y減
ピーター・マナルティ、+3.49マイル(1.56m/s)、1.8y減
キム・シウ、+3.43マイル(1.53m/s)、2.8y増
ダニエル・バーガー、+3.31マイル(1.48m/s)、0.4y減
ジム・フューリク、+3.25マイル(1.45m/s)、5.5y減
フィル・ミケルソン、+3.21マイル(2.57m/s)、4.4y増
ボール初速アップに成功するものの、平均飛距離を落とす選手もいた。現時点での出場試合の少なさや、コースロケーションや天候の違いで飛距離は影響を受ける。また、ボール初速が速くても、スピン量と打ち出し角が最適でなければ飛距離を失うケースもある。
ちなみに、PGAツアーの全選手の平均ボール初速は今季が「170.63マイル」(76.28m/s)で、昨季は「169.63」(75.83m/s)と、やはり2019年モデルの影響を感じさせる結果となっていた。では上記の十傑はどんなヘッドを使っているのか?
キャメロン・トリンゲール、テーラーメイド『M5』
オリー・シュナイダージャンズ、キャロウェイ『エピックFLASHサブゼロ』
※アレックス・ノレン、キャロウェイ『エピックFLASHサブゼロ』
ダニー・リー、テーラーメイド『M5』、当初はPING『G400MAX』
※アーロン・ワイズ、テーラーメイド『M5』、当初はキャロウェイ『ROGUE』
ピーター・ユーライン、タイトリスト『TS3』
ピーター・マナルティ、タイトリスト『TS2』
※キム・シウー、キャロウェイ『エピックFLASHサブゼロ』
ダニエル・バーガー、キャロウェイ『エピックFLASHサブゼロ』
ジム・フューリク、キャロウェイ『ROGUEサブゼロ』
※フィル・ミケルソン、キャロウェイ『エピックFLASHサブゼロ』、当初『ROGUEサブゼロ』
ご覧のとおり、フューリク以外は全て2019年モデルを使っていた。そして、CT値チェックでギリギリを公言するテーラーメイド『M5』が3名、タイトリスト『TS』シリーズが2名。中でも、キャロウェイ契約のはずのアーロン・ワイズが『M5』を使用するのが意外なところ。
そして、ギリギリ反発を公言していないキャロウェイだが、『エピックFLASHサブゼロ』が5名となっていた。また、PGAツアーで使用者が多いはずのPING勢も入っていなかった。(PINGもキャロウェイと同様に、ギリギリ反発を公言していない)
※を付けた選手は、今週開幕のマスターズにも出場する。5番ホールが大幅に距離が伸びたオーガスタでぶっ飛ばすのが誰か? 2019年モデルで例年とセカンド地点が変化するのか? 注目して見てみたい。
Text/Mikiro Nagaoka