申ジエ、アン・ソンジュ賞金ワン・ツーの陰で、PING使いの大出瑞月、濱田茉優が大前進!
申ジエ、アン・ソンジュ賞金ワン・ツーの陰で、PING使いの大出瑞月、濱田茉優が大前進!
配信日時: 2018年9月10日 10時11分
<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 最終日◇9日◇小杉カントリークラブ(6,605ヤード・パー72)>
今季の国内女子メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」は、申ジエ(韓国)による圧勝劇で幕を閉じた。2位に入ったのは今季4勝のアン・ソンジュ。高額賞金大会でワン・ツーフィニッシュとなった『ミズノプロ518』ユーザーの2人は、賞金ランクでもワン・ツーに躍り出た。
⇒【勝者のギア】契約フリーの申ジエ、アン・ソンジュと同アイアンで計7勝 賞金ランク同様ワン・ツーフィニッシュ
その陰で、通算5アンダー、4位タイと健闘した大出瑞月、濱田茉優が賞金1100万円を獲得し、賞金ランクを一気に駆け上がった。
プロ4年目の濱田は、クラブ契約フリー。PING契約だったコーチの井上忠久に師事し、ウッド、アイアンともに今季PINGを中心としたクラブを選んでいる。先々週の「ゴルフ5レディス」でも3位タイに入り、「2年前にコーチから3年はかかるといわれたパッティングフォーム改造してきて、8月後半からかなり身についてきた手応えを感じた」と、賞金2800万円台まで積み上げ(現在27位)、初の賞金シードをほぼ確定させた。
また、PING契約プロの大出瑞月は、賞金2200万円弱まで積み上げた(現在35位)。「今年はシード獲得のことは全然考えていませんでしたが、今回近づいたので頑張ってみようと思いました」。4位まで順位を上げられたのは、鈴木愛のおかげだとか。
⇒大出瑞月、日本勢最上位の秘訣は女王の“リズム”と“インパクト”
「3日目にスタート時間が近かったので、ティオフする前に愛さんのパッティング練習を見てリズムを取り入れました。言葉にすると難しいですが“スーー・コン”みたいな感じです。PINGの方からは“鈴木さんのインパクト音を意識してやった方がいい”と言われてそこも頭に入れてやりました」(大出)
これまでも鈴木とは練習ラウンドをともにする機会があり、アドバイスをもらうこともあった。「ロングパットは見たイメージを大事にした方がいいと言われました。それまでは歩測していたりして、それに合わせにいっていたので」と、同じPING社と契約を結ぶ賞金女王から多くを学んでいる。
ミズノのアイアンで突っ走る韓国の実力者、それに対抗する日本の若きPING使用プロたち。現在のところ、最多勝アイアンは『ミズノプロ518』の7勝で、2位は『i200』の5勝。秋を迎えいよいよ佳境。今季の女子ツアー“王者のアイアン”の座は、ミズノVSピンの構図が終盤までもつれそうだ。
今季の国内女子メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」は、申ジエ(韓国)による圧勝劇で幕を閉じた。2位に入ったのは今季4勝のアン・ソンジュ。高額賞金大会でワン・ツーフィニッシュとなった『ミズノプロ518』ユーザーの2人は、賞金ランクでもワン・ツーに躍り出た。
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その陰で、通算5アンダー、4位タイと健闘した大出瑞月、濱田茉優が賞金1100万円を獲得し、賞金ランクを一気に駆け上がった。
プロ4年目の濱田は、クラブ契約フリー。PING契約だったコーチの井上忠久に師事し、ウッド、アイアンともに今季PINGを中心としたクラブを選んでいる。先々週の「ゴルフ5レディス」でも3位タイに入り、「2年前にコーチから3年はかかるといわれたパッティングフォーム改造してきて、8月後半からかなり身についてきた手応えを感じた」と、賞金2800万円台まで積み上げ(現在27位)、初の賞金シードをほぼ確定させた。
また、PING契約プロの大出瑞月は、賞金2200万円弱まで積み上げた(現在35位)。「今年はシード獲得のことは全然考えていませんでしたが、今回近づいたので頑張ってみようと思いました」。4位まで順位を上げられたのは、鈴木愛のおかげだとか。
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「3日目にスタート時間が近かったので、ティオフする前に愛さんのパッティング練習を見てリズムを取り入れました。言葉にすると難しいですが“スーー・コン”みたいな感じです。PINGの方からは“鈴木さんのインパクト音を意識してやった方がいい”と言われてそこも頭に入れてやりました」(大出)
これまでも鈴木とは練習ラウンドをともにする機会があり、アドバイスをもらうこともあった。「ロングパットは見たイメージを大事にした方がいいと言われました。それまでは歩測していたりして、それに合わせにいっていたので」と、同じPING社と契約を結ぶ賞金女王から多くを学んでいる。
ミズノのアイアンで突っ走る韓国の実力者、それに対抗する日本の若きPING使用プロたち。現在のところ、最多勝アイアンは『ミズノプロ518』の7勝で、2位は『i200』の5勝。秋を迎えいよいよ佳境。今季の女子ツアー“王者のアイアン”の座は、ミズノVSピンの構図が終盤までもつれそうだ。