G30 LS TEC ドライバー（2015年3月20日発売） 　2ndQTな男「TANABEE」の人間試打マシーンへの道　ゴルフギア情報なら、ゴルフのポータルサイトALBA.Netにおまかせ

売れゆき好調『G30』シリーズの低スピン使用ドライバー

　今回はPING『G30』シリーズの『G30 LS TEC ドライバー』を試打します。『G30 ドライバー』は米国ゴルフ市場では2015年1月〜3月の累積で販売シェア1位（※ゴルフデータテックLLC社発表）を獲得するなど、過去の『Gシリーズ』のなかでも市場で最も評価を受けているモデルで、『G30』『G30 SF-TEC』『G30 LS-TEC』と3機種がラインナップされています。昨年9月の『G30』発売時は『G30 SF-TEC』が同時ラインナップされましたが、『G30 LS-TEC ドライバー』は今年の3月発売と後発。LS＝ロー・スピンがコンセプトの同モデルが発売されたことで『Gシリーズ』が完結したといいます。「サロンパスカップ」を制したチョン・インジも同モデルを使用していましたね。

『G30 ドライバー』のTANABEEの評価はこちら！

　『G30 LS-TEC』が『G30』とどう違うのか？を説明する前に、『G30』の特徴をおさらいしましょう。最大の特長はクラウンに配された“タービュレーター”。フェースのクラウン寄りに施された突起が、ダウンスイング時に発生する空気の気流の流れをよくすることで、空気抵抗を減らすヘッドスピードを上げてくれるというものでした。

　そしてヘッドスピードアップ＝初速アップにより、飛距離を伸ばせたことで、さらに低スピン化により飛距離をアップさせるよう、という狙いから『G30 LS-TEC』を開発。『G30』よりもソールウエイトをやや前方にし、重心を前に動かすことで300回転〜500回転スピン量低減を実現したということです。

　私はドライバーでスピン量が多めで球が吹けてしまうことが悩みとしてあるので、『G30』シリーズのなかでも低スピンモデルの登場はうれしいですね。それでは早速打っていきましょう。シャフトは純正も『TFC 390』のSフレックスを使用します。