ブリヂストンスポーツの『TOUR B 201CB アイアン』ってどんなクラブ?
ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!
配信日時: 2020年11月13日 08時00分
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「完璧な本格的アイアンが欲しいならこれだ!」 by ヴィクトリアゴルフ世田谷店チーフ・佐藤一樹
ヴィクトリアゴルフ世田谷店・佐藤です。ブリヂストンスポーツ『TOUR B 201CB アイアン』の印象をお伝えします。
『TOUR B 201CB アイアン』は今年の9月18日に発売したクラブです。「アイアンに求められる性能を番手別に具現化した本格派キャビティ」というコピーになっています。
第一のテクノロジーは、「グラビティコントロールデザイン」です。ロング番手は安定性とと許容性を重視し、ショート番手は操作性とキレを重視した設計のことです。キャビティの深さをロングは深く、ショートは浅くしています。キャビティのトップエッジ側の部分をロングは凹に、ショートは凸にしています。ソール形状も、ヒールサイドはヘッドを入れやすく、トゥサイドは当たりと抜けの良い形にしてあるそうです。
第二のテクノロジーとして、「高弾道スリット構造」を採用しています。4番、5番アイアンで、打点部に台形状に厚肉部を残して打感の良さを確保しつつ、ロングアイアンに求められる高さと飛距離と許容性を追求しています。余分な振動を抑えて、打感が向上するそうです。番手ごとに配置する場所をフローして、許容性と操作性を最適化しているのです。
第三のテクノロジーは、「グルーヴデザイン」です。溝のピッチを4番〜6番は、3.5ミリにして、7番以下は3.48ミリになっています。スピンの安定を狙ったものです。
『TOUR B 201CB アイアン』の7番アイアンのロフトは31.5度で、飛距離性能を誇るアイアンが多い中で、クラシックなロフト(34度)に比べ、少し中途半端な気もします。見た目のバックフェースのデザインはシンプルで、小さめのヘッドになっています。プロや上級者好むアイアンという感じがします。
世田谷店のお客様の『TOUR B 201CB アイアン』への反応は、好評です。
まず、小ぶりのヘッドが受けています。新しいアイアンの多くが、比較的大きめのヘッドが多いので、『TOUR B 201CB アイアン』のプラス評価の個性になっています。
試打したお客様で通な方は、バウンスが増えて、ソールが効くことを褒めてくれるということもあります。明らかに、『TOUR B 201CB アイアン』は抜けが良いアイアンです。打感と打音も良いのです。一言で説明すると、売れています。
自分でも打ってみました。
打感は抜群に良いです。素晴らしい手応えが残ります。打音も良いです。
自分でも買いたくなるアイアンというのは、あまりないのですけれど、『TOUR B 201CB アイアン』は欲しくなりました。一見するとシンプルで、特別なところがないのですが、本当に良く出来ているアイアンです。難しすぎないところで好感触だったのは、つかまり具合がちょうど良いところです。色々なタイプのゴルファーにオススメです。シャフトのバリエーションが多いのです。これもプラスポイントです。
『TOUR B 201CB アイアン』は、本格的なアイアンです。そういうアイアンを求めるゴルファーには、唯一無二の存在になる可能性があります。
『TOUR B 201CB アイアン』は今年の9月18日に発売したクラブです。「アイアンに求められる性能を番手別に具現化した本格派キャビティ」というコピーになっています。
第一のテクノロジーは、「グラビティコントロールデザイン」です。ロング番手は安定性とと許容性を重視し、ショート番手は操作性とキレを重視した設計のことです。キャビティの深さをロングは深く、ショートは浅くしています。キャビティのトップエッジ側の部分をロングは凹に、ショートは凸にしています。ソール形状も、ヒールサイドはヘッドを入れやすく、トゥサイドは当たりと抜けの良い形にしてあるそうです。
第二のテクノロジーとして、「高弾道スリット構造」を採用しています。4番、5番アイアンで、打点部に台形状に厚肉部を残して打感の良さを確保しつつ、ロングアイアンに求められる高さと飛距離と許容性を追求しています。余分な振動を抑えて、打感が向上するそうです。番手ごとに配置する場所をフローして、許容性と操作性を最適化しているのです。
第三のテクノロジーは、「グルーヴデザイン」です。溝のピッチを4番〜6番は、3.5ミリにして、7番以下は3.48ミリになっています。スピンの安定を狙ったものです。
『TOUR B 201CB アイアン』の7番アイアンのロフトは31.5度で、飛距離性能を誇るアイアンが多い中で、クラシックなロフト(34度)に比べ、少し中途半端な気もします。見た目のバックフェースのデザインはシンプルで、小さめのヘッドになっています。プロや上級者好むアイアンという感じがします。
世田谷店のお客様の『TOUR B 201CB アイアン』への反応は、好評です。
まず、小ぶりのヘッドが受けています。新しいアイアンの多くが、比較的大きめのヘッドが多いので、『TOUR B 201CB アイアン』のプラス評価の個性になっています。
試打したお客様で通な方は、バウンスが増えて、ソールが効くことを褒めてくれるということもあります。明らかに、『TOUR B 201CB アイアン』は抜けが良いアイアンです。打感と打音も良いのです。一言で説明すると、売れています。
自分でも打ってみました。
打感は抜群に良いです。素晴らしい手応えが残ります。打音も良いです。
自分でも買いたくなるアイアンというのは、あまりないのですけれど、『TOUR B 201CB アイアン』は欲しくなりました。一見するとシンプルで、特別なところがないのですが、本当に良く出来ているアイアンです。難しすぎないところで好感触だったのは、つかまり具合がちょうど良いところです。色々なタイプのゴルファーにオススメです。シャフトのバリエーションが多いのです。これもプラスポイントです。
『TOUR B 201CB アイアン』は、本格的なアイアンです。そういうアイアンを求めるゴルファーには、唯一無二の存在になる可能性があります。
コメンテータープロフィール
佐藤一樹
目の肥えたお客様が多いヴィクトリアゴルフ世田谷店でチーフを務める。
目の肥えたお客様が多いヴィクトリアゴルフ世田谷店でチーフを務める。