ブリヂストンスポーツの『TOUR B 202CBP アイアン』ってどんなクラブ?
ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!
配信日時: 2020年11月6日 08時00分
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「やさしいのにカッコイイ!」 by ヴィクトリアゴルフ世田谷店チーフ・佐藤一樹
ヴィクトリアゴルフ世田谷店・佐藤です。ブリヂストンスポーツ『TOUR B 202CBP アイアン』の印象をお伝えします。
ブリヂストンスポーツが2020年9月18日に発売したクラブで、「形状と性能のバランスを追求した高性能ポケットキャビティアイアン」というコピーです。
第一のテクノロジーとしては、トゥ側の剛性を強化するために配置した「パワースタビライザー」で、余分な振動を抑えて、打感が向上するそうです。番手ごとに配置する場所をフローして、許容性と操作性を最適化しているとのこと。
第二のテクノロジーは、「306°スリットポケットキャビティ」で、全番手でこの新構造を採用したことで、スイートエリアが拡大して、ミスの許容性と反発性能を高めることに成功したそうです。
第三のテクノロジーは、「ツイングルーヴ」です。フェースの裏側のソール側からヒールにかけて、2本のL字状の溝を配置しています。インパクト時の最大たわみ点を理想的な打撃位置に近づけることで、反発性能が向上して、飛距離アップする効果があるということでした。
新しい『TOUR B シリーズ アイアン』3種類の中で、最もやさしいというポジションになるのが『TOUR B 202CBP アイアン』です。7番アイアンのロフトは30度で、飛距離性能を誇るアイアンが多い中で、少し中途半端な気もします。とはいえ、『TOUR B』という名称のアイアンの中でやさしいという意味は、一般的よりもワンランク上の腕前のゴルファーを意識しているのかもしれないと考えました。
世田谷店のお客様の『TOUR B 202CBP アイアン』への反応は良いです。
まず、見た目のやさしさが目立つところが、アイアンはやさしいほうが良いと考えるお客様に好感を持たれているようです。『TOUR B 201CB アイアン』と、パッと見ただけで『TOUR B 202CBP アイアン』は違うことがわかるというところも、試打をしやすくさせているのかもしれません。
『TOUR B 202CBP アイアン』は、ストレートな顔でカッコイイと思わせるアイアンです。試打したお客様を見ていると、飛びすぎないところを評価していただけるケースと、高弾道になることをプラスに感じるケースで、オススメしやすくなっています。お客様に推薦しやすいアイアンが『TOUR B 202CBP アイアン』です。
実際に打ってみました。
同時発売の『TOUR B 201CB アイアン』は本格的なキャビティアイアンで、『TOUR B 202CBP アイアン』は本格的ではあるけれど、打ちやすさと適度な飛びが約束されたポケットキャビティアイアンという感じが明確になりました。
高弾道です。とらえやすい挙動もあります。とはいえ、重心の深さは活かされていて、ミスに強いです。飛び系アイアンに分類されますが、あまり初速感がなく、距離感が良くなりそうなアイアンです。変なアイアンは使いたくないが、本格的なアイアンは使う自信がないというこだわりがあるゴルファーに『TOUR B 202CBP アイアン』はオススメです。
非常に良かったのですが、唯一、気になったのは、打音です。あまりアイアンらしい音がしません。
やさしいアイアンだが、カッコ良く見えるという点。飛び系だが、それに特化したわけでないという点。その2点にこだわるお客様は多いので、『TOUR B 202CBP アイアン』は、売りやすいアイアンです。
個人的に『TOUR B 202CBP アイアン』でとても良いと思っているのは、シャフトのバリエーションです。軽すぎるシャフトが入っているアイアンが増えている中で、純正のカーボンシャフトが重さがあるのです。これは高ポイントです。
『TOUR B 202CBP アイアン』は、難しいアイアンから替え変えるゴルファーにもオススメですし、アイアンに悩んでいるゴルファーにもオススメです。
ブリヂストンスポーツが2020年9月18日に発売したクラブで、「形状と性能のバランスを追求した高性能ポケットキャビティアイアン」というコピーです。
第一のテクノロジーとしては、トゥ側の剛性を強化するために配置した「パワースタビライザー」で、余分な振動を抑えて、打感が向上するそうです。番手ごとに配置する場所をフローして、許容性と操作性を最適化しているとのこと。
第二のテクノロジーは、「306°スリットポケットキャビティ」で、全番手でこの新構造を採用したことで、スイートエリアが拡大して、ミスの許容性と反発性能を高めることに成功したそうです。
第三のテクノロジーは、「ツイングルーヴ」です。フェースの裏側のソール側からヒールにかけて、2本のL字状の溝を配置しています。インパクト時の最大たわみ点を理想的な打撃位置に近づけることで、反発性能が向上して、飛距離アップする効果があるということでした。
新しい『TOUR B シリーズ アイアン』3種類の中で、最もやさしいというポジションになるのが『TOUR B 202CBP アイアン』です。7番アイアンのロフトは30度で、飛距離性能を誇るアイアンが多い中で、少し中途半端な気もします。とはいえ、『TOUR B』という名称のアイアンの中でやさしいという意味は、一般的よりもワンランク上の腕前のゴルファーを意識しているのかもしれないと考えました。
世田谷店のお客様の『TOUR B 202CBP アイアン』への反応は良いです。
まず、見た目のやさしさが目立つところが、アイアンはやさしいほうが良いと考えるお客様に好感を持たれているようです。『TOUR B 201CB アイアン』と、パッと見ただけで『TOUR B 202CBP アイアン』は違うことがわかるというところも、試打をしやすくさせているのかもしれません。
『TOUR B 202CBP アイアン』は、ストレートな顔でカッコイイと思わせるアイアンです。試打したお客様を見ていると、飛びすぎないところを評価していただけるケースと、高弾道になることをプラスに感じるケースで、オススメしやすくなっています。お客様に推薦しやすいアイアンが『TOUR B 202CBP アイアン』です。
実際に打ってみました。
同時発売の『TOUR B 201CB アイアン』は本格的なキャビティアイアンで、『TOUR B 202CBP アイアン』は本格的ではあるけれど、打ちやすさと適度な飛びが約束されたポケットキャビティアイアンという感じが明確になりました。
高弾道です。とらえやすい挙動もあります。とはいえ、重心の深さは活かされていて、ミスに強いです。飛び系アイアンに分類されますが、あまり初速感がなく、距離感が良くなりそうなアイアンです。変なアイアンは使いたくないが、本格的なアイアンは使う自信がないというこだわりがあるゴルファーに『TOUR B 202CBP アイアン』はオススメです。
非常に良かったのですが、唯一、気になったのは、打音です。あまりアイアンらしい音がしません。
やさしいアイアンだが、カッコ良く見えるという点。飛び系だが、それに特化したわけでないという点。その2点にこだわるお客様は多いので、『TOUR B 202CBP アイアン』は、売りやすいアイアンです。
個人的に『TOUR B 202CBP アイアン』でとても良いと思っているのは、シャフトのバリエーションです。軽すぎるシャフトが入っているアイアンが増えている中で、純正のカーボンシャフトが重さがあるのです。これは高ポイントです。
『TOUR B 202CBP アイアン』は、難しいアイアンから替え変えるゴルファーにもオススメですし、アイアンに悩んでいるゴルファーにもオススメです。
コメンテータープロフィール
佐藤一樹
目の肥えたお客様が多いヴィクトリアゴルフ世田谷店でチーフを務める。
目の肥えたお客様が多いヴィクトリアゴルフ世田谷店でチーフを務める。