全米プロゴルフ開幕直前 松山英樹、ローリー・マキロイらトッププロたちのクラブセッティング大解剖(解説・筒康博) | 月1 ギア特集

-
-

ゴルフのポータルサイトALBA.Net TOP > ギア情報 > ギア関連コラム > 記事

全米プロゴルフ開幕直前 松山英樹、ローリー・マキロイらトッププロたちのクラブセッティング大解剖(解説・筒康博)

熱戦を繰り広げる米国ツアー。松山の日本人初のメジャー制覇も期待される中、トッププロのクラブセッティングを大解剖する。解説はクラフトマン&クラブフィッターの筒康博が担当。

2017年07月20日

松山英樹、ローリー・マキロイ、セルヒオ・ガルシアのクラブセッティングを徹底分析

 
日本人初のメジャー制覇の期待がかかる松山
   
 まずは松山英樹、ローリー・マキロイ、セルヒオ・ガルシアのクラブセッティングについて紹介。クラブの専門家である筒の分析ではいかに。

松山英樹のクラブセッティング

松山のクラブセッティング(画像は今春に撮影したものとなります)
1W:キャロウェイ グレートビッグバーサ(15年)(9.5°、Tour AD DI ・8TX)
3W: テーラーメイド M2(17年)(15°、Tour AD DI
・9TX)
3I:テーラーメイド M2ツアー(ツアーAD DIハイブリット115・X)
4I〜PW: ダンロップ SRIXON Z965 DG ・S400)
AW、SW、LW:クリーブランド RTX2.0 Precision Forged(52°、56°、60°、DG・S400)
PT:テーラーメイド TP COLLECTION MULLEN
BALL: スリクソン Z-STAR XV(17年)


重くて硬いシャフトで操作性と方向性を両立する松山

タメを作らずに浅い入射角になるのが特徴
「『重く硬い』ことがクラブ使用の条件になっている松山。タフでタイトな世界のコースで求めることは、左右&高低に打ち分けられる操作性と曲がらない方向性の高さです。先端が硬く安定感のある『Tour AD DI 』シリーズを長く愛用しているのもそのためです。またゆったりしたタイミングを維持するため、やや手元が柔らかのシャフトを使っています。

 あえて大きなしなりやヘッドの走りを使わず、比較的浅い入射角でのインパクトで打ちますが、彼がドロー・フェードの打ち分けをヘッドに求める際に必要なことは、ある程度スピン量が確保出来ることです。重心が若干深く重心高さもある『グレートビッグバーサ』を使用するのもうなづけますね。アイアンもやや高重心設計のモデルでスピン量を最適化しています」(筒)

ローリー・マキロイのクラブセッティング

1W: テーラーメイド M2(17年) (9.5 °、クロカゲシルバー70 X・TS)
3W: テーラーメイド M2ツアー(13.5 °、テンセイCK Blue 90・TX)
5W: テーラーメイド M2ツアー(19 °、テンセイCK Blue 90・TX)
3I、4I: テーラーメイド P750 ツアープロト プロジェクトX ・7.0)
5〜9I:テーラーメイド "RORS" プロト( プロジェクトX ・7.0)
AW、SW、LW: テーラーメイド ミルドグラインド(48°、54°、60°、 プロジェクトX ・6.5)
PT:: テーラーメイド Spider Tourレッド
BALL: テーラーメイド TP5x

しなりの少ないシャフトと浅重心ヘッドで低スピンに打つマキロイ

ややダウンブロー軌道でヘッドが入るマキロイ
「『M』ファミリーに加わったマキロイですが、彼の契約クラブ変更の中で一番スムースに行われたはず。フックの心配が少なく浅めの重心深さが特徴の『新M2』ヘッドは、フェースコントロールに長けたアイアン巧者の彼には、無駄なスピンが入らずアイアン感覚で操作できるモデルです。また、使い慣れたシャフトとヘッドの相性が良かったこともクラブチェンジが上手くいった大きな理由です。

 ドライバー使用の『クロカゲシルバー』もアイアン使用の『プロジェクトX 』も、先端に余計なしなりの少ない高い剛性のシャフト。フェースが返りすぎず吹き上がりの心配も非常に少ないクラブに仕上がったことで方向性に納得したはずです。ただ、繊細なタッチが必要なウェッジだけは、6度刻みのロフトピッチで構成して、しなりのある『 プロジェクトX 6.5』シャフト装着で工夫しています」(筒)

セルヒオ・ガルシアのクラブセッティング

撮影・鎌田俊夫※セッティングとクラブ写真は異なります。
1W:テーラーメイド M2(17年)(9.5°、クロカゲシルバー TiNi 80X・TS)
3W、5W:テーラーメイド M1(17年)(17°、19°、クロカゲシルバー TiNi 80X・TS)
3I〜PW:テーラーメイド P750 ツアープロト(N.S. PRO モーダス3ツアー130・X)
AW、SW:テーラーメイド ミルドグラインド(54°、58°、N.S. PRO モーダス3ツアー130・X)
PT:テーラーメイド Spider Tourブラック
BALL:テーラーメイド TP5

スピン量を抑え先端剛性の高いシャフトを採用するガルシア

強烈なタメをダウンスイングで作り出すガルシア
「強烈なタメでスピン量過多になりやすいスイングだが、アゲンストでも高く強いボールを打つために先端から中間部が非常に硬く、手元も硬いシャフトを採用しています。ウッド系『クロカゲシルバー』、アイアン系『モーダス3ツアー』ともに同じ特徴を備えています。シャフトに大きな負荷をかけ硬いシャフトも大きくしならせるが、フェースが返りすぎずクラブが必要以上にねじれないことが曲がらない条件です。

 その証拠に、無風時でもグリップエンドを余らせてスイングしています。『M2』ドライバー『M1』フェアウェイウッドともにヘッド自体ロースピン性能が高いモデル。徹底的に余分なスピンを抑えるショット術が、彼が風の強い欧州でも活躍できる理由だと思います」(筒)
1 2 3最後

ALBA.Net会員になるとALBAポイントが貯まる!

おすすめコンテンツ

「大王製紙エリエールレディスオープン」ライブフォト
今シーズンも残り2戦!「大王製紙エリエールレディスオープン 」の写真を現地からお届け!
「ダンロップフェニックストーナメント」ライブフォト
「ダンロップフェニックストーナメント」の様子を現場からお届けします!
プレジデンツカップ 特設ページ
2年に1度の対抗戦「プレジデンツカップ」が12月12日に開幕!大会情報を特設ページでチェック
米女子ツアー「CMEグループ・ツアー選手権」速報
畑岡奈紗が出場する「CMEグループ・ツアー選手権」の速報はこちら
米男ツアー「ザ・RSMクラシック」速報
小平智が出場する「ザ・RSMクラシック」の各選手の速報はこちら
今シーズン最終戦! 欧州男子ツアー速報
今シーズン最終戦! 欧州ツアー「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」の速報はこちら
2019年新ルールはここが変わった!
2019年に大幅に改定されたゴルフの新ルールを分かりやすく紹介。各エリアごとや競技志向のゴルファーが知っておくべきルールをチェック!
何でもアンケート
あんなことやこんなこと、周りのゴルファーはどう思ってる?アンケートに答えてプレゼントをゲットしよう!
TeamDELiGHTWORKS×ALBA.Net SPECIAL CONTENTS
臼井麗香ら「Team DELiGHTWORKS」を応援するスペシャルサイト。最新フォトやニュース随時更新!応援メッセージを送ってチームメンバーを応援しよう!
トークショーや新作ギア発表会
フォトギャラリー
プロが登壇したトークショーや新作ギア発表会のフォトギャラリーをお届けします!