【速報】どういうこった!? 真っ赤な『グローレF2』をツアーで発見!
明日開幕の「センチュリー21レディース」のプロアマ日。ALBA.net特派記者が、現場から「すごく珍しいモデルを見っけ!」と画像を送ってくれました。確かに。なんじゃこりゃ〜
配信日時: 2017年7月20日 07時41分
『グローレF2』って、白いからいいんじゃなかったの!?
明日開幕するセンチュリー21レディス。プロアマ日の本日、練習場で「ん!?」と目を疑う光景に会場がざわついていた。テーラーメイドといえば、白クラウンが当たり前。ご存知のとおり、女子ツアーやシニアツアーで何度も使用率1位を奪取している『グローレF2』は白クラウンがウリのはず。ところが、そのクラウンがまさかの真っ赤になったものを契約プロたちがテストしていたのだ。
“赤グローレF2”についてテーラーメイドのツアー担当者に聞くものの、「詳細については私からは話せません。選手たちに聞いてください」とそっけない。そこで、選手がテストしていたドライバーを撮らせてもらったが、シャフトはフジクラの最新作と思しき『スピーダーエボリューション4』と書かれているが、ゴールドのはずの文字色が赤くなっており、何かがおかしい。
“赤グローレF2”についてテーラーメイドのツアー担当者に聞くものの、「詳細については私からは話せません。選手たちに聞いてください」とそっけない。そこで、選手がテストしていたドライバーを撮らせてもらったが、シャフトはフジクラの最新作と思しき『スピーダーエボリューション4』と書かれているが、ゴールドのはずの文字色が赤くなっており、何かがおかしい。
また、ヘッドのカラーリングは画像のとおり、ダークレッド。ラメ感があって、日光が当たるとご覧のとおりキラキラしていてシャンパンレッドとでも呼ぼうか。だが、日陰で見ると、どう見てもダークレッド。日光の元だと妙に高級感のある色だ。(ファラオに似てる!?)
S・ガルシアのマスターズ制覇以来、大人気の『スパイダーツアーレッド』を彷彿させる渋めの赤だが、「新モデル??」「プロトタイプ??」と思いきや、しっかり『グローレF2』と書いてあった。
ノーマルの『グローレF2』だとソールのバッヂは青いが、ここも赤くなっている他に、ノーマルとの違いが見いだせなかった。テストしていた契約選手たちに話を聞くと、このような答えが帰ってきた。
S・ガルシアのマスターズ制覇以来、大人気の『スパイダーツアーレッド』を彷彿させる渋めの赤だが、「新モデル??」「プロトタイプ??」と思いきや、しっかり『グローレF2』と書いてあった。
ノーマルの『グローレF2』だとソールのバッヂは青いが、ここも赤くなっている他に、ノーマルとの違いが見いだせなかった。テストしていた契約選手たちに話を聞くと、このような答えが帰ってきた。
「赤いと締まって小ぶりに見えて、つかまります」(契約プロほぼ全員)
■松森彩夏
「白ヘッドより赤ヘッドは引き締まって見えますよ。小さく見えるので、なんとなくつかまりやすい気がしますね。ヘッドは前と変わらないので、イメージよく打てます」
■松森杏佳
「赤ヘッドは見た目が締まって見えます。白ヘッドは色が膨張するので安心感がありましたが、赤ヘッドは締まって見えて構えやすい! 白もいいけど、つかまりももちろんいいので、アマチュアにもオススメ。来週にも乗り換えてもいいと思ってます。好きな色は白と紺なんですけどね……」
「白ヘッドより赤ヘッドは引き締まって見えますよ。小さく見えるので、なんとなくつかまりやすい気がしますね。ヘッドは前と変わらないので、イメージよく打てます」
■松森杏佳
「赤ヘッドは見た目が締まって見えます。白ヘッドは色が膨張するので安心感がありましたが、赤ヘッドは締まって見えて構えやすい! 白もいいけど、つかまりももちろんいいので、アマチュアにもオススメ。来週にも乗り換えてもいいと思ってます。好きな色は白と紺なんですけどね……」
■諸見里しのぶ
「ずっと『グローレ』シリーズの白いクラウンのもので打ってきたから、赤はぎゅっと小さく見えて、しっかり輪郭が見えますね。背景が緑で反対色だからかなぁ。球がつかまるし、打感もいい。ボール初速も速く、弾く感じで心地いいです。乗り換えてもいいと思いました」
■永峰咲希
「やっぱりヘッドが小さめに見える。コントロール性能がいいし、大きすぎるヘッドはあまり好まないのでちょうどいいかも。いい感じで打てて、ボール初速が速い感じ。いま『スピーダーエボリューション4』を使用していますが、しっかりつかまるし、ボーンと棒球を打てるので、イメージはかなりいいですね。ヘッドに合ってます」
話を総合すると、クラウンのカラーリングが違うタイプで中身は変わらないというが、みな口々に「締まって見えて、つかまりやすい」と語っていた。本当に違うのはカラーリングだけなのか? 選手の言葉から想像を膨らませると、まさか、車でいうところの「マイナーチェンジ」した限定モデルなのだろうか。
「ずっと『グローレ』シリーズの白いクラウンのもので打ってきたから、赤はぎゅっと小さく見えて、しっかり輪郭が見えますね。背景が緑で反対色だからかなぁ。球がつかまるし、打感もいい。ボール初速も速く、弾く感じで心地いいです。乗り換えてもいいと思いました」
■永峰咲希
「やっぱりヘッドが小さめに見える。コントロール性能がいいし、大きすぎるヘッドはあまり好まないのでちょうどいいかも。いい感じで打てて、ボール初速が速い感じ。いま『スピーダーエボリューション4』を使用していますが、しっかりつかまるし、ボーンと棒球を打てるので、イメージはかなりいいですね。ヘッドに合ってます」
話を総合すると、クラウンのカラーリングが違うタイプで中身は変わらないというが、みな口々に「締まって見えて、つかまりやすい」と語っていた。本当に違うのはカラーリングだけなのか? 選手の言葉から想像を膨らませると、まさか、車でいうところの「マイナーチェンジ」した限定モデルなのだろうか。
堀琴音以外にも赤ヘッドユーザーが激増!?
赤ヘッドのドライバーといえば、現在国内女子ツアーで使用しているのは、ブリヂストン契約の堀琴音だけだ。堀は長らく2015年モデルのブリヂストン『J815』というダークレッドのドライバーを使用しているが、赤ヘッドを遡ると、最近のモデルでも2013年モデルのナイキ『VR_Sコバート2.0』と、その前作の『VR_Sコバート』くらいか。
そのナイキが撤退する頃には青いクラウンの『ヴェイパーフライ』になっていたし、近年の赤ヘッドは『J815』のみ。ブリヂストンは選手のリクエストに応じて、クラウンのカラーリングを好みの色に塗り替えることをよく行っているが、ここまで契約プロに一気に使わせる例はあまりない。はたして、テーラーメイドの目的やいかに……。続報が入り次第、またお届けしたい。
Text/Mikiro Nagaoka
そのナイキが撤退する頃には青いクラウンの『ヴェイパーフライ』になっていたし、近年の赤ヘッドは『J815』のみ。ブリヂストンは選手のリクエストに応じて、クラウンのカラーリングを好みの色に塗り替えることをよく行っているが、ここまで契約プロに一気に使わせる例はあまりない。はたして、テーラーメイドの目的やいかに……。続報が入り次第、またお届けしたい。
Text/Mikiro Nagaoka