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叩けるのに遅れない?『レジオフォーミュラMB+』の【復元・全集中】が新感覚すぎる件

日本シャフトの『レジオフォーミュラMB』の後継シャフト、『同MB+』の発表会が茅ヶ崎GCで行われました。筆者も筒も第一印象は「大アリ」です!

2020年11月30日

高速復元の中元調子。『テンセイ』っぽい

 
日本シャフト『N.S. PRO Regio Formula MB+』(55,000円+税、2021年1月15日発売予定)
筆者 先週は茅ヶ崎GCで、日本シャフトレジオフォーミュラMB+』(以下、『MB+』)の新製品発表会でしたね。新型コロナウイルスの感染対策をきちんと行った「仮想ラウンド」でしたが、中々面白かったですね。

 はい、めちゃくちゃ楽しめました。ロゴの周りのデザインが何となく「鬼滅の刃」の炎柱・煉獄杏寿郎の髪の毛っぽいというか、我妻善逸っぽいというか、力強さと速さを感じますよね? 来年1月15日発売ですが、楽しみに待ちましょう。

筆者  ………。(黄色なだけでしょ…、乗っかり過ぎ!!!怒)細かい設計とかの説明は端折ります。今回は第一印象で「MB+をどう感じたか?」についてだけ議論したいなと。早速ですが、『MB+』 に似て感じるシャフトってあります?

 「MB+は叩ける」と万人が表現することは間違いないと思います。でも、単に叩けるだけじゃなくて、インパクトゾーンで復元のスピード感があります。そうだな、例えるなら三菱の『テンセイCK proオレンジ』かな。『テンセイ』と『エボ7』を足して2で割ったような感じ。走るというか、かなり速い復元フィールです。「走る」と「叩ける」って反対の表現に感じがちですが、あくまで「叩ける」んだけど、復元自体は強烈だし、めちゃくちゃ速め。
手元がしなり、復元が速い。三菱『テンセイCK proオレンジ』っぽい!?
筆者 それわかります。『テンセイCK proオレンジ』って、元調子でかなり手元側が粘るのに、インパクトで「ドヒャッ」と走るじゃないですか。カウンターバランスがむちゃくちゃ効いてて走るので、ボクにとっては「元調子なのに叩けない」。今回の『MB+』だと「叩ける」という表現になります。『MB+』も中元調子ですし、手元側のしなりを切り返しで超感じるのは似てるんですけどね……。

でも、インパクトの瞬間の剛性感が『MB+』は全然違う。なんていうか、『テンセイCK proオレンジ』よりも、遥かに剛性感があるんですよね。インパクトでコントロールできないほど走るわけじゃなくて、インパクトのボールをつぶしてる間だけ剛性感が出てくると言うか。インパクト付近だけ、ゴリッとした棒感が手に手応えが伝わってきて、より「押せる」というか、めちゃくちゃ「ボールを潰せる」感じがします。

復元力の副産物か、打感と音がソフト化?

インパクトがシャキッ!復元力のせいか打感がソフト化する!?
 感じたことは似てますね。今回の『MB+』って、インパクト付近の低トルク感があるんですよ。例えば、ボクがメインで打っていたのは『55S』 なんですけど、トルクの表示は「4.4」。この数字よりもインパクトだけシャキッとコシがあるような感じに急に復元すると言うか、インパクトの瞬間は棒の状態に復元して感じます。その影響か、左にいかないのに、遅れて右に抜ける感じも少ない。

その影響か「ボールをより潰せる」点も、めちゃくちゃ感じました。なにしろ、クラブとボールの打感が全然いつもと違って感じましたから。『SIM MAX』も『SIM』も『G425 LST』も『G425 MAX』も、みんな普段より柔らかくて潰せる打感に感じました。打球音が低いというか、くっつき時間が長く感じます。

あと驚いたのは、ダンロップの『スリクソンX2』というディスタンス系ボールを、むちゃくちゃソフトフィールに感じたことですね。「えっ、これがX2!?」と、驚きました。もしかすると、『MB+』の復元の仕方だと、エネルギー効率がよくなって打感までソフトに感じさせちゃうんじゃないの!?って……。冬なのに嬉しい誤算ですよね?
全長にT1100Gで偏平復元力がヤバい…
筆者 はい、めちゃくちゃ嬉しいです。日本シャフト「16軸組布と全長のT1100Gとナノアロイの相乗効果で偏平復元に強くした」と言っていますが、この部分がよくある手元調子系シャフトの復元感とまったく違いますよね。シャフトに芯があるというか、コシがあるというか、それをインパクトの瞬間近くだけ感じるというか。

この手のシャフトの「コシ」や「芯感」って、剛性が高いものほど感じることも多いですが、『MB+』は不思議なことに、動きの中で唐突に感じる所がポイントですよね。剛性がただ高いものだと、アドレスで握ってワッグルした瞬間から硬く感じるし、テークバックでも硬さで力んだりしますけど、『MB+』はそういうのが一切ない。

「スインガー ⇒ ヒッター ⇒ スインガー」シャフト?

筒 「プロゴルファーの殆どがスインガー。PGAのトップ所はインパクトにヒッター要素が足されてます」
 そうなんですよ。アドレスから切り返しまでに力みがなく「柔」なのに、インパクトゾーンだけ「剛」に復元して、その後はまた「柔」に戻って感じます。だから、力みづらいというか、必要な部分だけ「剛」になってくれる。全集中で「復元の呼吸、叩きの型、MB+斬り!」って叫びたくなるというか……。

これ、言うなれば【スインガー ⇒ ヒッター ⇒ スインガー】シャフトですよ。PGAツアーのトップ20がやっていることと同じというか、基本、スインガーベースの中に、インパクトだけヒッター要素の入る、飛んで曲がらないスイングに一番近づきやすい要素を備えてる感じですよね。

筆者 ……………。(鬼滅ネタは一切スルーします!)動きの中で「剛」が出てくる感じって、殆ど今までないですよね。インパクト付近だけ「剛」な感じって、ちょっと初めてというか、新感覚ですよ。ボクもそうなんですが、大抵ハードヒッターは切り返し以降の頼りなさを嫌いますよね?

だから、全体に硬い棒のような剛性の高いものを選びがちなんですが、それだと夏場のコースではうまく振れても、冬場の練習場だと途端にハードに感じたりするじゃないですか。『MB+』は、動きの中で出てくる「剛」なので、そういうのが少ない気がしますね。
前作『レジオフォーミュラMB』との剛性分布の違いはこうですが、復元フィールは比較になりません…
復元の動きを「剛」や「棒」っぽく感じるので、フェース向きとかも同じ方向に一定化しやすいのかな?と打ってて想像しました。一つ言えるのは、【アンダースペックを選んじゃうと、ど左もあるな】と。ボクのHS50m/s前後だと『65X』や『75X』だと今まで話した通りですが、『55S』は手元がしなりすぎてダメでした……。(泣)

これだと普通はインパクトで右に抜けるはずなのに、インパクトで高速で復元してど左が出やすかったです。最近の大手シャフトメーカーの新作だと、ボクも70Xとか60Xを選ばなくてもいいなと思うものも多いですが、『MB+』はHSと切り返しでシャフトにかける負荷に応じたフレックスと重量をしっかり選ばないと、メーカーの言う性能を体感しづらいかも……。

 長岡さん、『55S』だと、ど左だったんだ……。復元の呼吸が合わなかった?

「重ヘッド・高MOI」でも大丈夫!?

アンダースペックな重ヘッドだと、振り遅れて右のはずですが、高速の復元で左……(泣)
筆者 ………。(スルーします!)最初は『55S』でヘッドが重いピン『G425 LST』が入ってたので、切り返しでグニャっときちゃって、「ヤベェ!」って思って振り遅れを覚悟した瞬間、インパクトで強烈にシャフトが走ってど左でした……。「えっ、ど右じゃないの? まさかのそっち??」と、かなり困惑しましたね。で、その後のトラックマンホールで『65X』と『75X』を『SIM MAX』で打ったら、メーカーが言ってるとおりの高初速を体感できました。

トラックマンホールで本球計測を行うと、HS50.2m/sでボールスピード75.3m/sが出た上、スピン量の多いボクでも平均2200rpm前後のライナーフェードで距離を出せました。1球1890rpmとか、めちゃくちゃ低スピン球とかもあって、日本シャフトの今までのシャフトで一番低スピンなんじゃないの?」と思いましたね。ボクは元々打ち出しが低いんですけど、球もさらに強くなりました。

 そうなんですか、ボクは全集中してたので、球が高くなりましたけどね。(ニヤつく)元々11度くらいの打ち出し角ですが、13度以上がラクに打てましたし。低スピンなのは同感です。

筆者 ボクの同伴者はHS43くらいの超ハイストレートが持ち球のゴルファーだったんですが、その人も、高さはそのままでかなり低スピンになってましたね。ラク〜に振って見えて、まったく球が落ちてこないし、着弾のイメージがボクの想像よりはるかに先でした……。あとコレ、「ピン『G425 MAX』のケツ下がる問題」を解決してくれるシャフトなんじゃないですか?
インパクトロフトの大きい同伴者。『G425』でも球が前に前に…
 それ、ヒッターの人はそういう意見を言う人いますけど、スインガーでその症状は聞いたことないんですけど? ボクはスインガーなので、ケツの下がりは感じませんよ?

筆者 いやいや、スインガーでも「G425 MAXはケツが重すぎる」って言う人いるんですって! インパクトロフトが増えて曲がらないけど、もうちょっと球を前にいかせたいってニーズ、ありますよね?『MB+』は設計時に、「大MOIヘッドのそういう面も解消することを意識して作った」日本シャフトの担当者が言ってました。低スピンだし、球が強いし、コレなら助かるなぁ〜って。

 まぁ、『G425 MAX』に限らず、高MOIヘッドが増えに増える昨今ですから、その部分に対応するために、先端剛性を高めなくちゃいけないのはどのシャフトメーカーも同じですから。で、特に大型かつ重ヘッドの高MOIヘッドは遅れやすいので「叩きたいポイントにヘッドがいない問題」は得てしてあること。『MB+』は復元スピードが速いので、高MOIでも叩きたいポイントで叩きやすくなってるのは間違いないと思いますね。全集中で「復元の呼吸、叩きの型、MB+斬り!」って叫びたくなるくらいですから。

筆者 ………。

Text/Mikiro Nagaoka
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