増え続ける“映えシャフト”。なぜカスタムシャフトはヤンチャ映えを目指すのか?【前編】 | 【購入する前ちょっと見て!!】人気ギアのマニアック情報

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増え続ける“映えシャフト”。なぜカスタムシャフトはヤンチャ映えを目指すのか?【前編】

老舗カスタムパーツシャフトメーカーから、新興メーカーまで、いま、どんどん尖ったデザインのシャフトが増えています。この話題についてパーツに詳しいマニアックチームと議論すると?

2019年12月01日

 

グラビティの新作『ウイルスコンポ』、アレ!?なんか新しい…

初代ワクチンコンポ(左下)から比べると、新作『ウイルスコンポ』は都会的…
PCM筒康博(以下、筒) 「長岡さん、映えシャフトと地味シャフト、どっちが好き?

筆者 「藪から棒に何ですか? シャフトに映えもヘチマもあるんですか? まぁでも、適度にデザイン性は求めたいですかね」

 「最近、グラビティの新作が出たの知ってますよね?『ウイルスコンポ』って。あのデザイン見て何か感じない?」

筆者 「いや、なんとなくグラビティっぽくないというか、若者向けのデザインだなぁ〜と感じましたよ。今まで『ワクチンコンポ』だったのに、『ウイルスコンポ』って、真逆じゃん!!ウイルスを殺すためにワクチンがあるんですから……。ちょっとデザイン的にヤンチャ路線に来てません?

 「そうそう。ヤンチャですよね…、でも、他にももっとヤンチャなシャフトメーカーがたくさんありますけど。デザイン的にヤンチャ極まりないところが増えてます。いくつか紹介しましょうか? だって長岡さんって、見た目は地味なくせに、性格ヤンチャじゃないですか。ピッタリのシャフト紹介しますよ!」

筆者 「………。(ムカつくけど、その通りだから言い返せない…)じゃ、じゃあ、お願いします……」

筒 「ヤンチャ系のイチオシは『クライム オブ エンジェル』」

デザイナーの福士氏が手掛ける、ヤンチャなデザインの数々…
 「ヤンチャ系デザインで、イチオシは『クライム オブ エンジェル』ですねぇ〜。長岡さん、見た目も服も地味だから、これくらい自己主張があっていいんじゃないですか?」

筆者 「たしかにヤンチャ……。でも、ちょっとCRAZYっぽくないですか?」

 「まぁ〜、はい…。クライム オブ エンジェルは、デザイナーの福士さんと氷室京介さんの元マネージャーさんとの会話の中から自ら初めて立ち上げたシャフトメーカーです。特徴はなんといっても若々しさとヤンチャなデザイン。それに合う軽量を中心とした走り系シャフトのラインナップが充実してますね。ヤンチャなだけじゃなく、かわいいデザインのものもありますよ。

ちなみにクライムオブエンジェルの意味は【天使の悪戯】と言う意味。デザイナーの福士さんが氷室さんのCDのジャケットデザインを担当してた頃にマネージャーの方と盛り上がって出来たメーカーで、シャフトだけじゃなく、ドライバーヘッドやキャディバッグなど、すごくラインナップが増えてますね」

筆者 「へぇ〜。なんとなく、CRAZYとかレーヴと被って見えるのは気のせい?」
ReVe(レーヴ)はカモフラ柄で【ヤンチャ映え】
PCM編集長(以下、P編) 「まぁ、福士さんのキャリア的に、元々CRAZYにもいたし、TRPXにもいたから。それを経てクライム オブ エンジェルを自ら立ち上げた形だね。一番やりたかったことを、自分で形に出来る点で、福士さんらしさがデザインに現れてるよ。確かにレーヴもROCKなデザインだけど、モデルによるかな、種類がすごくたくさんあるからさ。レーヴはカモフラ柄をうまくベースに使ったデザインだよね、コレはコレでコースで映えるよ」

筆者 「なるほど………。(カモフラ柄、アリだな…)どおりでクライムオブエンジェルにはCRAZY、TRPXと似た匂いを感じるわけだ……。いやいや、【ヤンチャ映え】系デザインの究極と言えるのかもしれませんね!でも、ボクがこういうの使うと、見た目も中身もヤンチャになり過ぎてしまうというか……。他にオススメはないですか?」

P編 「ガラじゃない方がいいってこと? 色味的な【カラフル映え】の方がいいってこと?

筆者 「う〜ん、どちらかといえば、そっちかも……」

P編 「それなら君には『モンスター』がいいんじゃない?」

IP加工で発色に優れる新興ブランド『モンスター』。エムケイトレーディングが代理店なのだとか
P編 「なるほど。それなら、新興シャフトブランドの『モンスター』なんかどうかな? 君の中身はモンスターだし、ちょうどいいじゃない」

筆者 「……。(どういう意味!?)その名前、聞いたことないですね。何が特長なんです?」

P編 「カラフルなんだけど、ただ色がいいだけじゃなくて、IP加工されていてキラキラして発色もいいの。それでいて、ポップなデザイン要素も入っていて、そこまでヤンチャな感じでもないよ。『モンスター』という名前の割には、デザインもキレイでカワイイ系というか」

筆者 「へぇ〜。これ、販売店とかで見たことないですけど、どこが売ってるんですか?」

P編 「ミライゴルフを手掛けるエムケイトレーディングが販売代理店だね。これから販売店が増えていくはずだよ。コレを使ったら、かなりの通だと言えるだろうね。中身も粘りと弾きと軽快さを兼ね備えた新世代シャフトで、定価は10万円を超す超高額シャフトだけど、人気に火がつき始めているよ」

筆者 「………。(日本1、2を争うマニアックなあなたに通と言われても、一般人は誰も知らないでしょ!)う〜ん、ちょっと興味はありますけど、なんとなくボクの場合は洋風でポップなデザインとか、そういうガラじゃないと思うんですよね…、カラフルで発色がいいのはすごく惹かれますけど…」

 「はい、ポップなキャラじゃないですし! 顔も和風で地味ですし!(大声)自分のこと、よく分かってますねぇ〜(キヒヒ…)」

筒 「洋風ポップが嫌なら、【和映え】な『サンキプラナリア』は?」

竹の節まで表現されている、一流の職人が手掛ける、サンキプラナリア『幻竹峰特別シリーズ』
P編 「洋風ポップが合わないってことは、和風? グラファイトデザインの『秩父』なんかは和風だけど、長岡のスイングには合わないし、デザインもシックで大人しいしなぁ…。最近『鎬』もデザインが洋風に変わってしまったし……」

 「村田さん、『サンキプラナリア』があるじゃないですか! ここほど【和映え】なメーカーないですよ!もう、オンリーワンの世界観ですし、これほどインスタ映えするシャフトもそうそうないですよ!(大声)」

P編 「その手があったか!確かに、【和映え】の最高峰だね。サンキプラナリアは!」

筆者 「なにコレ!?初めて聞きましたけど、すんごいデザインですね……」

 「ユーチューバーのマン振りマンの行きつけのお店で、岡山県の『BIGみぃ』というお店では、もう『サンキプラナリア』がバカ売れなんですって! この竹みたいな節のあるデザイン、分かります? こんなシャフト他にはないですよ」

P編 「そうそう。究極、シャフトメーカーが作りたいものというのは、竹なの。竹って、折れずにしなやかにしなって、復元力も強度も凄いじゃない。サンキプラナリアは、それをデザイン的にも取り入れながら、1本1本量産の効かない職人の手作業で丁寧に作り上げる。値が張るけど、本当に価値を見抜ける人は、一番いいものを選ぶからね(チラッ)」

筆者 「村田さん、さすがに財布的にムリっす…(泣)でも、ボクが知らないメーカーでも、すごい【映えシャフト】ってたくさんあるんですねぇ〜。なんでこんなにシャフトばかり【映え】化してるんだろう…。特にヤンチャ系が急に増えたというか……

P編 「車と同じじゃない? アル・ベルが売れるのと同じ」

トヨタのミニバンだけじゃなく、三菱のミニバンも【オラオラ系】デザインで絶好調!?
P編 「車と同じじゃないかな。アルミホイールをカッコいいものに替えるだけで、ガラッと印象が変わるじゃない。それに、最近の車はオラオラ系のデザインにして絶好調な車種も多いよ。トヨタの『アルファード』『ベルファイヤ』も、イカツイ顔をしてるよね? 三菱の『デリカ』もアクの強いイカツイ顔にして存在感が増した。

好き嫌いはもちろん分かれるけど、デザインの力は所有する喜びの中でも、最も大きいものじゃないのかな?だって、中身や細かい性能のことなんて、一般人には誰も分からないじゃない。でも、デザインだけはパッと見で適当なものかこだわったものか、すぐに価値が分かるもん。これは車だけじゃなく、電化製品だってそうだし、身の回りのもの、ほとんどに当てはまるよね?」

筆者 「確かに……」

 「長岡さん、尖ったデザインのヘッドパーツって、今までもたくさんありましたよね? カラーグリップもたくさんあった。で、間にくるシャフトって、けっこうゴルフクラブの場合すごく面積を実はとってるんですよね。ここが単調だと、どれだけこだわりのヘッドとグリップを挿していても、パッと見の印象的に弱いじゃないですか。

で、上級者ほどシャフトもヘッドも黒で視覚的に邪魔しないものを好む印象が昔からあったけど、それがどんどん取り払われてきたと思います。理由は、PING、テーラー、キャロウェイとか大手メーカーのヘッドを使う人が増えたことも一因かと。人と被っちゃうんですよ。【映えシャフト】ならそれがない

筆者 「そっか〜。自己表現の一つってことかァ〜」

P編 「当たり前だけど、デザインこそ、究極に大事な性能ってことだよ。例えば、年寄りだからって、どうして大人しくて地味なデザインのものを選ばなきゃいけないの? 女性だからピンク色のクラブ!とか、そんな決めつけは今どきナンセンスだよね? 自分らしさを追求する方が楽しいだろ?

特に君の場合、地味で大人しいデザインのシャフトを使っても、どうせド派手なOBを打つだろ?しかも、いつものことなのにOBしてすぐ不機嫌になる…。見た目も地味なんだから、せめて楽しくいこうよ。明るいデザインで、明るくやる方が楽しいよ? 君は競技で飯を食うプロじゃないんだしさ」

筆者 「ぐぁぁ〜〜、耳が痛ぇぇ〜〜(大泣)」

Text/Mikiro Nagaoka
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