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もしや、パター史の転換点!? オデッセイが狙う『ストロークラボ』の“カイゼン”の中身

PGAショーでの華々しい『EPIC FLASH』の打ち上げ花火。その陰に隠れて見えるが、密かにパター史を揺るがすプロジェクトが進められていた。元キャロウェイ出身のゴルフジャーナリスト・松尾俊介氏がその中身に迫る。

2019年02月08日

全員 「パターのシャフトは超大事!」

 
前作『ストロークラボi』の際も、P編のエースと同じカウンターバランスだと話してました
筆者 「村田さん、筒さん、松尾さんのオースティ・ローリンソンのインタビュー、どうでしたか? というか、前作の『ストロークラボi』についてもすごく議論を重ねましたよね?」

⇒オデッセイの新パターで大激論。コレはもしや、数百本分の購入価値!?

PCM編集長(以下、P編) 「うん。まさに出てきた時は、百本近く買ってきてたどりついた自分のパターの答えに近かったから、驚いた記憶がある。今回、松尾さんがパターの各パーツの重さについてオースティから聞き出していたけど、本当にすごく大事なことなんだ。

パターをリシャフトする人なんてすごく少ないし、ヘッドだけの重さなんて考えたことがないかもしれない。でも一見、すごくマニアックに感じるかもしれないけど、入るパターを突き詰めていくと、本当に重さのバランスを見なきゃいけないからね
モデルによってカーボンの部分の長さが違います
PCM筒康博(以下、筒) 「特に、村田さんは手元が重くないとダメなタイプなので、なおさらですよね。ボクの場合は、パターシャフトのしなりを消してくれたことが有り難い。本当にオースティの言うとおりで、市販のパターってヘッドが重くなってすごくシャフトのしなりが出ちゃってたんですよ。

いろんなシャフトメーカーもそのことに気づいていて、アフターマーケット用のパターシャフトが三菱ケミカルとか、フジクラとか各社から発売されていたでしょ? それくらい、入るパターのためにはシャフトって重要だと思いますよ。ノーカンな長岡さんには分からないでしょうけど…」

筆者 「いやいや、分かりますってば! ボクもパターのグニャグニャした柔らかいシャフトが大嫌いなので。そういえば、10年以上前からジャンボさん(尾崎将司)が増田雄二さんと一緒に最高のパターシャフトを創っていたことを思い出しました。当時から、積層数が多くて絶対にしならない、むちゃくちゃ硬いカーボンシャフトのプロトタイプを試作してましたね

P編&筒 「さすが、ジャンボさんだね!分かってるなぁ〜〜」

筆者 「ミケルソンも去年使ってましたよ?」

タイガーに勝利した“THE MATCH”。この時はほぼ製品版のコスメでしたね(GettyImages)
筆者 「そうそう、この『ストロークラボ』って、実は去年からフィル・ミケルソンが直近まで使ってたんですよ。プロトタイプの状態で。ミケルソンってほら、オデッセイの最新テクノロジーを必ずいの一番で試して、誰よりも早く試合でテストする傾向がありますもんね」

P編 「えっ、じゃあ、タイガーとのマッチプレーに勝ったのもこのパター?」

筆者 「はい。ミケルソンだけじゃなく、複数のPGAツアープロがもう既に、このツートンカラーのカーボン複合シャフトを導入しているそうですよ。そういえば、去年の11月くらいにも、日本の男子ツアーでもかなりのプロがテストしていました。オースティが来日した三井住友VISA太平洋マスターズの練習日だったかなぁ…」
バッバと言えば、『バイメトリックス』(GettyImeges)
筒 「やっぱり…。長岡さん、これ面白いと思いません? カーボンとスチールの複合と言えば、バッバ・ワトソンじゃないですか。オースティ、すごくいいところに目を付けましたよね。トゥルーテンパーのバイメトリックスの技術の応用とは。しかも、軽量にしたのに、硬くできたという点にも驚きです。やっぱり、ツアープロでも誰でもそうですが、パターのシャフトが硬い方がロフト管理はやりやすいんですよ。

特に、ミケルソンなんかはフォワードプレスを入れながらロフト管理をやるタイプで、硬いシャフトだとなおさら良くなります。タイガーもそうですが、名手ほどスキッド(飛び出しの部分)をしっかり見るので、その傾向は昔から強いです。シャフトがしなるとその反動でしなり戻るわけですし、ロングパットとかになると、しなりすぎたら遅れるし、しなり戻り始めると不意に加速してスピードのコントロールもヘッド挙動も危ない状態になりますから…。

『ストロークラボ』の場合、手元側からカーボンで硬くなっていますが、手元の動きを安定させる意味でもこれは理にかなっています。それに、先端部分がスチールなので、打感の面でもさまざまなヘッド形状に合うように曲げる意味でも、今までのスチールの良さもきちんと残されています。まさに、いいとこ取り。いやぁ〜、ホント、目の付けどころが素晴らしい!」

筆者 「………。(筒さん、興奮し過ぎ…)」

P編 「手元の硬いシャフトもそうだけど、やっぱりグリップにインナーウェイトを入れてまで、前より30gも重くしてくれたのはすごくいいことだよ。カウンターバランス派の私はやっぱりそこを評価したいな。手元の動きが安定すると、ヘッドが波打たないし、スムーズに出てくれるからさ」

筆者 「それ、動画でアマチュアの実験やってましたよね」

筆者 「なんだ、村田さん。既にオデッセイの実験動画を見てたんですね〜」

P編 「なに? 見てないけど、何なの?」

筆者 「え、オデッセイの動画見たんじゃないんですか? 『ストロークラボ』で下手なアマチュアでもツアープロのストロークの再現性が手に入る!ってやつ。それと似たニュアンスの話だから、てっきり観てまたパクって言ったのかなと」

P編 「………。(失礼な奴だなぁ…)あのな、前の『ストロークラボi』の時も言ったけど、私のカウンターバランスのパターは6年前に悩みに悩んで完成させてるの! オデッセイが『ストロークラボ』を出すより前に、私はカウンターバランスが大事なこと、シャフトとヘッド重量の重要性を大枚をはたいて研究してきてるんだよッ!何本パターを買い替えたと思ってるんだ!」

筆者 「知らないですよ。そこまで言うなら聞きますけど、今回オースティがこれまでのパターのいろんなスペックを研究して、今後求められるスペックを追求した結果の『ストロークラボ』。これって、松尾さんが言うようにパター史のターニングポイントになりますかね? 天下のオデッセイが、史上最大の“カイゼン”というか、革命的なビッグチェンジをするモデルですけど…」
プロのような再現性って、マジ!?
P編 「当たり前だろう!カウンターバランスは大正義だよ。私みたいに手元が暴れてストロークが不安定なゴルファーがどれほど多いと思ってるんだ?」

筒 「完全にターニングポイントです。やっぱりオデッセイがパターの歴史を作りますね。バイメトリックスをパターに採用するとは……、もう、ここ十数年くらいボクが望んで妄想しまくってきたことが、いま現実化しましたもん!

筆者 「………。(また妄想かよ…、しかも大げさ!)なんか、マニアックな内容ばかりで読者の方にご理解いただけるか心配ですが、お二人の意見としては、パター史のターニングポイントだと。ボクの意見は………、打って入ってから決めます!」

P編&筒 「………。(人に言わせて逃げるのかよ…)」

Text/Mikiro Nagaoka
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