「TRI-WRAPテクノロジー」+「BOA®フィットシステム」の相乗効果とは?
文/高橋真之介 撮影/西村彩子 撮影協力/ブリック&ウッドクラブ(千葉県)
配信日時: 2021年5月17日 03時00分
目次 / index
BOAフィットシステムのテクノロジーを詳しく知りたい方はこちら
BOAFIT.com
すべてが理にかなったBOAとのマッチング
「履く前から良いシューズだってわかりますね、この〈ZG21 BOA〉は。顔の良いクラブのように、デザインの良さはもちろんですが、優れたシューズは手に取った瞬間に感触でもその良さが伝わってきます」(関)
数々のゴルフシューズに足を入れてきた“シューズ・マエストロ”としても知られる関 浩太郎は続ける。「早速履いてみましたが、無駄のない流れるようなフォルムも美しいし、包み込まれるようなフィット感、そしてこの軽さ。数々のスポーツジャンルでもトップシェアを誇るアディダスが、ゴルフの分野でも最高の逸品を作り上げたといえるでしょう。BOAフィットシステムの構造も最大限に生かされています」。このように、すでに大絶賛の関だが、その理由を掘り下げてみよう。
近未来的な「TRI-WRAPテクノロジー powered by BOA」
これまではシューレースがあるところに配されたワイヤーレースを、BOAで締めるのが当たり前だったが、BOAとの共同開発によって生まれた甲部分を包み込みこむような「TRI-WRAPテクノロジー」を採用し、サイド部分で的確に締めることによって、甲まわりの全体のフィット性が格段に向上した。アディダスによれば、スイング中より強く蹴ることができ、ブレをさらに抑えることでバランスの取れたフィニッシュを後押しし、飛びと方向性の向上につながる性能をもたらすのだという。さらにBOAの最新プラットフォーム「Li2ダイヤル」は、「IP1ダイヤル」の進化版となる。IP1と同様に逆回転で緩める微調節が可能で、形状はより薄型でコンパクトになり、しかも耐久性が大幅に向上しているそうだ。逆回転による微調節性は、プレー中にいつもよりこの1打だけ強く振りたい・飛ばしたいといった場面や傾斜地などで足元を安定させたい場合にBOAを通常より締め、それ以外のショットや歩いてる時などで数クリック分緩めるといった調節が可能だ。つまり締める場面でのクリック数を覚えていれば同じクリック数だけ逆回転緩めることで、正確にON/OFFのフィットを使い分けることもできるのだ。(※ウィメンズモデルは「L6ダイヤル」)
「BOAとこの『TRI-WRAPテクノロジー』がうまく機能し合っていますね。シューレースの方が自然なフィット感が得られると思っている方にも、このやさしく足をラッピングしてくれるような感覚を一度味わったら、この〈ZG21 BOA〉がどれだけ完成度が高いかわかるはず」(関)
ちなみに〈ZG21〉シリーズは米PGAツアーのダスティン・ジョンソンやザンダー・シャウフェレ、米LPGAツアーでは畑岡奈紗や渋野日向子らも愛用している。トッププレーヤーを満足させるだけのハイクオリティさは間違いないと言っていい。
「BOAとこの『TRI-WRAPテクノロジー』がうまく機能し合っていますね。シューレースの方が自然なフィット感が得られると思っている方にも、このやさしく足をラッピングしてくれるような感覚を一度味わったら、この〈ZG21 BOA〉がどれだけ完成度が高いかわかるはず」(関)
ちなみに〈ZG21〉シリーズは米PGAツアーのダスティン・ジョンソンやザンダー・シャウフェレ、米LPGAツアーでは畑岡奈紗や渋野日向子らも愛用している。トッププレーヤーを満足させるだけのハイクオリティさは間違いないと言っていい。
ホールド力やグリップ力も確実にアップ
1 / 4
「アッパー部分のフィット性が高めることで、アウトソールのグリップ力にも抜群の相乗効果をもたらしてくれます」(関)
〈ZG21 BOA〉のアウトソールを見るとクリートが6つと少ないが、まわりの部分の特殊なラグ(突起)を含め、無駄のない秀逸なグリップ力を発揮する。そして、ヒール部分には「BOOST」を搭載し、クッション性もバッチリなので長時間のラウンドでも疲れにくい。
「アウトソールはトルクも少なく、安定感があります。最小限のクリートで全体を軽量化しているのに、どんな斜面でも安定した足元でショットが打てる。これは、アッパーのフィット性、ホールド力の高さも大きく貢献しています。足とシューズが一体化しているような感覚はなかなかありません」(関)
「アウトソールはトルクも少なく、安定感があります。最小限のクリートで全体を軽量化しているのに、どんな斜面でも安定した足元でショットが打てる。これは、アッパーのフィット性、ホールド力の高さも大きく貢献しています。足とシューズが一体化しているような感覚はなかなかありません」(関)