石川遼が日本オープンを戦う モチベーションの源〜DAY.1
国内メジャー初戦、日本オープンゴルフ選手権競技(千葉県・紫CCすみれコース)が本日10月15日に初日を迎えた。コロナ禍のため無観客での開催となったが、特にこの大会は多くのプロが待ち望み、意気込みが違うものといえるだろう。その中でもあの石川遼が今回、勝ちにこだわっている。その強い気持ちを支える存在はギア以外にもあったようだ。文:高橋真之介 撮影:佐々木啓
配信日時: 2020年10月15日 08時00分
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特別な日に選んだ「TM」マーク
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「普段着の延長上にあるようなデザインも好みですね」と語る石川 (撮影:佐々木啓)
昨年のセガサミーカップ、あるいはそのあとのZOZOチャンピオンシップにて「あれ、遼クンの着ているウェアはどこの?」と話題になったのが記憶に新しい。それこそ、2019年秋から日本に上陸した米カリフォルニア生まれのトラヴィスマシュー。“サーフシティ”と呼ばれるハンティントンビーチにて2007年に設立されたライフスタイルブランドだ。サーフカルチャーで培われたテイストはもちろん、カジュアルな中に上質感もちゃんとある。
「2年前くらいですかね。まだ日本で発売される前ですが、アメリカでPGAの選手が着ていたのを見て、『いいな』と思ってました。僕はサーフィンはまだやったことがないのですが、あのサーフカルチャー特有のカッコいい感じが詰まってますよね、トラヴィスマシューには。これを着たら自分はどう見えるんだろうとワクワクしてました」(石川)
ポロシャツにはカシミヤのように上質なピマコットン、ニットセーターも肌触りの良さが際立つウールやカシミヤ素材を使用し、トッププレイヤーたちのプレーを快適にしてくれるトラヴィスマシュー。こだわりのアイテム揃いの中から、本大会初日に石川はどんなスタイルを選んだのだろう。
「2年前くらいですかね。まだ日本で発売される前ですが、アメリカでPGAの選手が着ていたのを見て、『いいな』と思ってました。僕はサーフィンはまだやったことがないのですが、あのサーフカルチャー特有のカッコいい感じが詰まってますよね、トラヴィスマシューには。これを着たら自分はどう見えるんだろうとワクワクしてました」(石川)
ポロシャツにはカシミヤのように上質なピマコットン、ニットセーターも肌触りの良さが際立つウールやカシミヤ素材を使用し、トッププレイヤーたちのプレーを快適にしてくれるトラヴィスマシュー。こだわりのアイテム揃いの中から、本大会初日に石川はどんなスタイルを選んだのだろう。
初日はこだわりのバーガンディ×ブラウン
シンプルなデザインと洗練されたトーンでプレイヤーの個性を際立たせる、「これ見よがしじゃない」のがトラヴィスマシューの持ち味。「最近はこの日にこのウェアを着るというのがなくなりました」という石川が日本オープン初日のスタイルに選んだのは、3トーンに変化するバーガンディのクルーネックセーターを主役とした、秋らしいグラデーションアレンジだった。
「多くの方々のイメージする石川遼のスタイルって、以前はちょっと派手なウェアを着てる、というイメージがあったんじゃないでしょうか。でも、それは“プロゴルファー・石川遼”が生まれた時からそういう感じだったので、そのイメージをキープするためにそうしていたのもあります。でも、元々普段着は結構落ち着いたトーンが好きだったんですよ。だから、トラヴィスマシューは自然に着られますね。普段もパーカとかTシャツとか愛用してますし」(石川)
“29歳の石川遼”を表現する時に落ち着きのあるプレー、立ち居振る舞いを含め、トラヴィスマシューのミニマルシックな世界観とリンクする。エレガントさもありながら、適度にこなれた印象も与えてくれるバーガンディのトップスには、襟元からのぞくポロシャツも同色で巧みにリンクさせている。トップスの独特の3トーンの切り返しから、ボトムスのブラウンへと美しく流れるような濃淡は、石川本人も「他にはない、今季注目しているカラー」だという。
「日本のプロゴルファーの中で今、僕が一番、ゴルフファッションを楽しんでいるんじゃないでしょうかね(笑)。トラヴィスマシューのおかげで」(石川)
「多くの方々のイメージする石川遼のスタイルって、以前はちょっと派手なウェアを着てる、というイメージがあったんじゃないでしょうか。でも、それは“プロゴルファー・石川遼”が生まれた時からそういう感じだったので、そのイメージをキープするためにそうしていたのもあります。でも、元々普段着は結構落ち着いたトーンが好きだったんですよ。だから、トラヴィスマシューは自然に着られますね。普段もパーカとかTシャツとか愛用してますし」(石川)
“29歳の石川遼”を表現する時に落ち着きのあるプレー、立ち居振る舞いを含め、トラヴィスマシューのミニマルシックな世界観とリンクする。エレガントさもありながら、適度にこなれた印象も与えてくれるバーガンディのトップスには、襟元からのぞくポロシャツも同色で巧みにリンクさせている。トップスの独特の3トーンの切り返しから、ボトムスのブラウンへと美しく流れるような濃淡は、石川本人も「他にはない、今季注目しているカラー」だという。
「日本のプロゴルファーの中で今、僕が一番、ゴルフファッションを楽しんでいるんじゃないでしょうかね(笑)。トラヴィスマシューのおかげで」(石川)