ドライバー選びのカギとなる、2つのスイングタイプとは?
text by Kazuhiro Koyama
配信日時: 2018年9月13日 09時00分
タイトリストの『TS』シリーズが9月28日に発売!
タイトリストの『TS』シリーズが遂に発表になった。発売は9月28日になる。すでにPGAツアーでは、6月の全米オープンからシーディングがスタートしており、メジャー大会でありながら即使用に踏み切ったプロが続出したことで話題になった。この秋の最注目作と言えるだろう。
発売前に試打を行ったゴルファーは、プロ・アマの隔てなく、「ボール初速があがった」、「飛距離が伸びた」という声が非常に多い。インスタグラムでは「#tsproject」というハッシュタグで、実際に飛距離を伸ばしたゴルファーがアップした写真をチェックできる。
近年は、ヘッド内部に2本の柱を設置したキャロウェイの「ジェイルブレイクテクノロジー」や、ゴルファーの打点傾向にフェースを対応させた、テーラーメイドの「ツイストフェース」のように、斬新なテクノロジーを押し出したモデルが多い。その目新しい機能は、性能向上はもちろんだが、「なにか、劇的に良くなるんじゃないか?」という期待感をゴルファーに抱かせてくれる。
しかし、『TS』シリーズは、キャッチーなテクノロジーではあえて勝負しないようだ。その辺りは、プロ・上級者に愛されるタイトリストの正統派メーカーらしいところだ。ゴルフクラブは、あるひとつの機構によって劇的に変わるというものではなく、トータルでのバランスこそが重要だというポリシーを感じさせる。
2年ごとに新作をリリースするタイトリストだが、今回は『919』シリーズになると思っていた人も多いのではないだろうか。『905』シリーズからはや10年以上、新作のたびに数字が2つ増えるのが通例になっており、かつてタイガー・ウッズも愛用した名器、『975Dチタン』に代表されるように “9”のつくドライバーは、タイトリストの代名詞だった。
今回の『TS』は、これまでの“9”のついたドライバーの後継モデルではなく、全く新しいシリーズとして登場したという。同社のドライバーはこれまで、ソールに大きく“Titleist”とロゴが入っていたが、今回は社名よりも『TS2』、『TS3』というモデル名がより大きく刻印されている。このあたりにも新しいシリーズへの自信と意欲を感じさせる。
ラインナップは前作までと同様に、『2』と『3』の二機種だが、タイトリストのスタッフが選び方のコツを教えてくれた。それは、スイングで面が作れるゴルファーは『TS2』。より振り抜きたい人は『TS3』ということだ。
これは、現代のドライバーを使いこなす上でも興味深い話だと思う。詳しく説明しよう。
発売前に試打を行ったゴルファーは、プロ・アマの隔てなく、「ボール初速があがった」、「飛距離が伸びた」という声が非常に多い。インスタグラムでは「#tsproject」というハッシュタグで、実際に飛距離を伸ばしたゴルファーがアップした写真をチェックできる。
近年は、ヘッド内部に2本の柱を設置したキャロウェイの「ジェイルブレイクテクノロジー」や、ゴルファーの打点傾向にフェースを対応させた、テーラーメイドの「ツイストフェース」のように、斬新なテクノロジーを押し出したモデルが多い。その目新しい機能は、性能向上はもちろんだが、「なにか、劇的に良くなるんじゃないか?」という期待感をゴルファーに抱かせてくれる。
しかし、『TS』シリーズは、キャッチーなテクノロジーではあえて勝負しないようだ。その辺りは、プロ・上級者に愛されるタイトリストの正統派メーカーらしいところだ。ゴルフクラブは、あるひとつの機構によって劇的に変わるというものではなく、トータルでのバランスこそが重要だというポリシーを感じさせる。
2年ごとに新作をリリースするタイトリストだが、今回は『919』シリーズになると思っていた人も多いのではないだろうか。『905』シリーズからはや10年以上、新作のたびに数字が2つ増えるのが通例になっており、かつてタイガー・ウッズも愛用した名器、『975Dチタン』に代表されるように “9”のつくドライバーは、タイトリストの代名詞だった。
今回の『TS』は、これまでの“9”のついたドライバーの後継モデルではなく、全く新しいシリーズとして登場したという。同社のドライバーはこれまで、ソールに大きく“Titleist”とロゴが入っていたが、今回は社名よりも『TS2』、『TS3』というモデル名がより大きく刻印されている。このあたりにも新しいシリーズへの自信と意欲を感じさせる。
ラインナップは前作までと同様に、『2』と『3』の二機種だが、タイトリストのスタッフが選び方のコツを教えてくれた。それは、スイングで面が作れるゴルファーは『TS2』。より振り抜きたい人は『TS3』ということだ。
これは、現代のドライバーを使いこなす上でも興味深い話だと思う。詳しく説明しよう。