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ユーティリティ巧者・片山晋呉“ドライバーを抜く戦略”の内幕

text by kazuhiro koyama

2016年10月20日

2008年大会以来の“ドライバーを抜く”決断

 
片山晋呉がドライバーなしで挑んだ『日本オープン』は優勝した2008年以来2度目
 天気にも恵まれ、4日間で45000人以上のギャラリーを集めた今年の『日本オープン』。PGAツアーから凱旋した松山英樹の圧巻のプレーぶりを中心に、ツアー関係者も驚くほどの空前の盛りあがりとなった。

 開催された狭山ゴルフクラブは、『日本オープン』らしい深いラフと高速グリーンで、アダム・スコットが予選落ちするほどの難セッティングだったが、43歳の永久シード保持者、片山晋呉が初日から優勝争いを演じた。春先からリオ五輪にかけては、なかなか調子が上がらないようだったが、ビッグタイトルに合わせて、秋に調子をあげてくるあたりは、さすがの一言。

 今回特筆されるのは、片山がセッティングから“ドライバーを抜く”という選択をしたことだ。同じく難コースとして名高い九州の名門・古賀ゴルフクラブで行われた2008年の『日本オープン』でも、片山は同じようにドライバーを使わず優勝している。いわば、難しいコースを攻略するための、片山の必勝戦略だ。

 ドライバーを抜き、スプーンでティショットするのは、フェアウェイキープを重視するためだ。今回の狭山ゴルフクラブでは、10cmをゆうに超える長さの密集したラフが選手を苦しめた。トッププロであっても、芝の状況によっては脱出することさえままならないほどの厳しいコンディションで、ラフに入れたらボギー以上を覚悟しなければならない。

 また面積がそれほど大きくなく、硬く高速に仕上がったグリーンは、しっかりとした高さとバックスピンがなくては、ボールを止めることが非常に難しくなる。グリーンからこぼれてしまったら、深いラフからの非常に難度の高いアプローチが残ってしまう。スコアメイクのためには、フェアウェイからグリーンを狙うのが、必須条件だったのだ。
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