石川遼は軟らかいインサートが好み? インサートで変わるボールの転がり
text by kazuhiro koyama
配信日時: 2016年10月4日 10時30分
石川遼は軟らかいインサートが好み? インサートで変わるボールの転がり
石川遼が新パターをテスト!
『ANAオープン』の練習日、石川遼が新しいマレット型パターをテストしたことが話題になった。ソールに、ドルや円、ユーロなどのマークが刻印されていることから、その頭文字を取り『DYPEパター』と呼ばれているものだ。ツアー仕様の限定モデルで、すでに9月24日に発売となったので、ゴルフショップの店頭で見たゴルファーもいるだろう。
石川は、これまでのオデッセイのラインナップにはなかった、『#2M』というやや大振りなマレット型タイプをチョイス。トウとヒール部に重量がある、いわゆるアンサー型に、大きく角張ったフランジがついた形状で、石川が愛用する『#9』よりも二回り大きいものの、そのあたりが少し似ていると言えなくもない。
本人のコメントによると、この『DYPEパター #2M』は、「ラインに対してストレートに打っていきやすいパター」という評価だった。石川曰く、パッティングの感覚が良いときは、L字マレット型を使っているものの、「L字でちょっと癖がつきすぎてしまった時に、バランスを取るために、L字とは対象的なマレットを使用している」のだという。
目下、石川は出場した3試合でベスト3を外していないという好調ぶりで、今のところパターをすぐスイッチするということはないようだが、大きめのマレット型パターを使うことで、例えば、フェースの開閉が強くなりすぎたり、左めに外すことが多くなったときなどに、ストロークを矯正する効果がありそうだ。
石川は、これまでのオデッセイのラインナップにはなかった、『#2M』というやや大振りなマレット型タイプをチョイス。トウとヒール部に重量がある、いわゆるアンサー型に、大きく角張ったフランジがついた形状で、石川が愛用する『#9』よりも二回り大きいものの、そのあたりが少し似ていると言えなくもない。
本人のコメントによると、この『DYPEパター #2M』は、「ラインに対してストレートに打っていきやすいパター」という評価だった。石川曰く、パッティングの感覚が良いときは、L字マレット型を使っているものの、「L字でちょっと癖がつきすぎてしまった時に、バランスを取るために、L字とは対象的なマレットを使用している」のだという。
目下、石川は出場した3試合でベスト3を外していないという好調ぶりで、今のところパターをすぐスイッチするということはないようだが、大きめのマレット型パターを使うことで、例えば、フェースの開閉が強くなりすぎたり、左めに外すことが多くなったときなどに、ストロークを矯正する効果がありそうだ。
この『DYPEパター』は限定生産モデルだが、そのスタンダード版である『MILLED COLLECTION TX パター』も10月21日に発売になる。ヘッドカラーは、シルバーから重厚感のあるブラックになった。軟鉄の削りだしボディに、オデッセイおなじみの「ホワイトホットインサート」がついているハイエンドモデルだ。