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石川遼の経緯に見る“ドライバーシャフト重量”の選び方

text by kazuhiro koyama

2016年08月18日

石川遼 ドライバーシャフトを90g台→70g台に

 
日本プロで復帰した石川遼。昨年から使用していた90g台のシャフトから70g台に戻していた(撮影・米山聡明)
 腰痛により2月から試合を欠場していた石川遼が、「日本プロ選手権 日清カップヌードル杯」で久々復帰。そして来週開催される「RIZAP KBCオーガスタ」に出場が決まった。PGAツアーには公傷制度を申請していることもあるが、復帰戦の舞台に日本国内を選んでくれるのはファンとしては嬉しい。

 15歳でツアー優勝、16歳でプロに転向した石川だが、これだけの長期離脱ははじめてのこと。しかし、以前から腰痛の兆候はあった。どちらかと言うと体格的には線の細い選手であり、アマチュア時代からフルスイングが持ち味だけに、身体への負担は小さくないだろう。

 腰痛の原因は、様々な要因が作用しあっていて一概にこれとは言えないものだとは思うが、気になるのは、石川のドライバーの重量だ。昨年9月の『ダイヤモンドカップゴルフ』から、それまでよりも20g重くした90g台のシャフトを使用するようになった。

 100gを超えていたスチールシャフト時代ならいざしらず、この20年以上“軽く長く”と進化を続けてきたドライバーにおいて、90gという重量は、極めて異例といえる。それは、PGAツアー屈指のロングヒッター、ジェイソン・デイやローリー・マキロイ、アダム・スコットらが70g台のシャフトを使用し、ダスティン・ジョンソンに至っては60g台のシャフトを使っていることからもわかるだろう。

 石川は、以前から調子が悪くなるとシャフトを重く、そして硬くする傾向があった。スイングコーチもおらず、自分なりにセッティングやスイングを工夫しての結論として、90台のシャフトを採用したのだと思うが、それでも繊細なトッププロのスイングを構築する上で、いきなり20gの重量アップはリスクが大きかったのではないだろうか。

 90g台のシャフトともなると肉厚になり、フィーリングの面でも大きくスイングに影響してくるし、他のクラブとのマッチングも悪くなる。ドライバーを振ろうとすればするほど、他のクラブが悪くなる可能性もあるのだ。トッププロの感性は、そんな一般論では語れない側面もあると思うが、昨年のシャフト重量の変更に関しては、どうしても疑問が残る。幸い、石川は日本プロでの復帰戦では、70g台にシャフトを戻していた。少なくとも腰痛の要因になりそうな要素がひとつなくなったと思う。
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