ジャンボの影響を強く受けた二人が、男女ツアーで同時優勝!
text by Kazuhiro Koyama Photo by Hiromu Sasaki,GettyImages
配信日時: 2019年6月6日 01時35分
師匠、尾崎将司をオーバードライブする飛距離
池田が、尾崎将司への憧れを強く抱いているのはとみに有名だ。そして、言うまでもなく、原英莉花は尾崎の愛弟子。ジャンボの影響を強く受けた二人の同時優勝という点でも注目された週だった。
池田は様々なメーカーのクラブを試す契約フリー選手であり、原はプロ1年生でありながら、すでに契約メーカーの顔として活躍している。クラブが取り沙汰されがちな二人だけに見落としてしまいそうだが、この二人はともにブリヂストンのボール契約プロでもあるのだ。
原がブリヂストンのボールを使い始めたのは、高校3年生の時。“ジャンボの弟子”としてアマチュアながら注目されはじめた頃だ。それまで使用していたボールもあったが、ブリヂストンのボールの使用感や飛距離を気に入ったことで使いはじめたという。現在、愛用するのは『TOUR B X』のパールホワイト。パール系のカラーを使うプロは珍しく、原のこだわりを感じさせる。
練習ラウンドでは、師匠である尾崎将司をオーバードライブすることもあるという。尾崎が使用ボールを『TOUR B X』にしたのも、原のボールのほうが自身よりも飛んでいるのを目の当たりにしたためという噂もある。この師弟の関係を伺い知れるようなエピソードだ。
原英莉花のドライバーショット
原の武器は、恵まれた体格から放たれる豪快なドライバーショット。女子離れしたダイナミックなスイングと打球は、ギャラリーが驚くほど強烈なインパクトを持っている。勢いに乗れば、他を圧倒するようなプレースタイルは、多彩な才能を持った黄金世代の中でも、格別のスター性を感じさせる。
まだ20歳と年齢的にも伸び盛りで、今シーズンはこの先まだまだ勝てるチャンスがありそうだ。
練習ラウンドでは、師匠である尾崎将司をオーバードライブすることもあるという。尾崎が使用ボールを『TOUR B X』にしたのも、原のボールのほうが自身よりも飛んでいるのを目の当たりにしたためという噂もある。この師弟の関係を伺い知れるようなエピソードだ。
原の武器は、恵まれた体格から放たれる豪快なドライバーショット。女子離れしたダイナミックなスイングと打球は、ギャラリーが驚くほど強烈なインパクトを持っている。勢いに乗れば、他を圧倒するようなプレースタイルは、多彩な才能を持った黄金世代の中でも、格別のスター性を感じさせる。
まだ20歳と年齢的にも伸び盛りで、今シーズンはこの先まだまだ勝てるチャンスがありそうだ。