RULES
競技規則



競技の条件
- 1.通則
- アマチュアゴルファーは規則に従ってゴルフゲームをプレーし、行動しなければならない。
- 2.アマチュア資格
- アマチュア資格は、アマチュアゴルファーとしてゴルフ競技でプレーするために必要な、普遍的な資格要件である。規則に違反した行動をとった人はアマチュアゴルファーとしての資格を失うことがあり、その結果、アマチュア競技への参加資格がなくなる。
- 3.ゴルフ規則
- 2019年日本ゴルフ協会ゴルフ規則およびALBAトーナメント&カップ2020の競技の条件・ローカルルールを適用する。
なお、この規則の適用にあたって一部に変更もしくは追加のある時は、大会実行委員会からその旨スタート前に告知する。
競技の条件およびローカルルールの違反はゴルフ規則で別に定められている場合を除き、ストロークプレーでは一般の罰とする。
- 4.大会実行委員会の裁定
- 大会実行委員会は競技の条件を修正する権限を有し、すべての事柄について、この大会実行委員会の裁定は最終である。
- 5.適合ドライバーヘッドリスト
- プレーヤーが持ち運ぶドライバーはR&Aによって発行される最新の適合ドライバーヘッドリスト(モデルとロフトで識別される)上に掲載されているクラブヘッドを持つものでなければならない。(例外:1999年より前に製造されたクラブヘッドを持つドライバーはこの条件から免除される) この競技条件の違反の罰は、違反があった各ホールに対し2打。ただし、1ラウンドにつき最高4打までとする。(違反のあった最初の2ホールに各2の罰) また、プレーヤーが持ち運んだこの条件に違反しているクラブについて、プレーヤーはその違反を発見次第、マーカーか同伴者競技者にその不使用宣言をしなければならない。
プレーヤーがそうしなかった場合は競技失格となる。
この条件に違反するクラブでストロークを行ったことに対する罰は、競技失格。
- 6.公認球リスト
- 公認球リスト。
プレーヤーの使用球はR&A発行の最新の公認球リストに記載されているものでなければならない。この競技の条件の違反の罰は競技失格。
- 7.スタート時間
- ゴルフ規則5-3に規定するような、競技失格の罰を免除する正当な事情がなくても、プレーヤーが自分のスタート時間後5分以内にプレーできる状態でスタート地点に到着したときは、遅刻の罰は、自身の最初のホールに適用する一般の罰を受けます。なお5分を越える遅刻の罰は競技失格とする。
- 8.組合せ
- 競技者は委員会の決めた組合せのままでラウンドを終えなければならない。ただし、委員会がその変更を事前か事後に承認した場合は除く。
- 9.プレーのペースについて
- プレーの進行に留意し先行組との間隔を不当に空けないように注意すること。プレーヤーは不当に遅れることなく、委員会が定めるプレーのペースについてのガイドラインにしたがってプレーしなければならない。規則5-6に対する違反の罰は、
初回の違反:1打罰
2回目の違反:一般の罰
その後更に同じ違反があった場合:競技失格
- 10.プレーの中断:プレーの再開
- 険悪な気象状況のため、委員会の決定によりプレー中断となった場合に、同じ組のプレーヤー全員がホールとホールの間にいたときは、各プレーヤーは委員会よりプレー再開の指示が出るまでプレーを再開してはならない。1ホールのプレーの途中であったときは、各プレーヤーはすぐにプレーを中断しなければならず、その後、委員会よりプレー再開の指示が出るまでプレーを再開してはならない。プレーヤーがすぐにプレーを中断しなかったときは、ゴルフ規則5-7に決められているような、罰を免除する正当な事情がなければ、そのプレーヤーは競技失格となる。競技委員会から 許可があるまでは全ての練習場(指定練習パッティンググリーンを含む)をクローズとする。
プレーの中断と再開の合図については、開催ゴルフ場の手段に準ずる。
- 11.練習
- 競技者はプレーを終えたばかりのホールのグリーン上やその近くで練習ストロークをしてはならない。これに違反して練習ストロークをした場合、競技者は次のホールで一般の罰を加えなければならない。ただし、そのラウンドの最終ホールのときは、競技者はそのホールで罰を受ける。また、ハーフターン待ち時間の「指定練習グリーン」におけるパッティング練習は認める。ハーフターン時の打撃練習場及びアプローチ練習場の使用や、「指定練習グリーン」でのチッピング練習は認めない。
この違反に対する罰は、競技者は次のホールで一般の罰を加えなければならない。
- 12.移動
- プレーヤーは、正規のラウンド中、常に歩いてラウンドしなければならない。ただし、乗用カート使用のコースにおいては、乗用カートの乗車及び運転を認める。この競技の条件の違反の罰は、違反があった各ホールに対し、一般の罰。ただし、1ラウンドにつき最高4打までとする。ホールとホールの間で違反があったときは、罰は次のホールに適用する。
- 13.距離測定器の使用に関して
- プレーヤーは距離等を計測する機器を使用することによって、距離の情報を得ることができる。プレーヤーのプレーに影響する可能性のある他の条件(標高変化、風速 など)を計測するために距離計測機器を使用した場合、プレーヤーは
初回の違反:一般の罰
ホールとホールの間での違反については、罰は次のホールに適用する。
その後更に同じ違反があった場合:競技失格となる。
(但し、 高低差表示機能を有する機器は、高低差を表示しない設定での使用は可能である。)
このローカルールにおいての違反した場合、競技失格とする。
※上記の機器を使用して得た情報の交換はアドバイスとはならない。
※距離計測機器を使用するためにプレーを不当に遅延させてはならない。
- 14.順位の決定方法
- 【トーナメント戦】
予選大会、地区決勝大会において、スコアにタイが生じた場合の順位の決定方法は、18番ホールからのカウントバック方式により順位を決定する。
【カップ戦】
予選大会、地区決勝大会において、スコアにタイが生じた場合の順位の決定方法は、ローハンデの方、次に18番ホールからのカウントバック方式にて、順位を決定いたします。
- 15.競技終了
- 全ラウンドを終了し、競技委員会が公式スコア集計用紙に記入された内容に間違いがないことを確認し、承認公表した時点で競技終了とする。
- 高反発クラブの
使用禁止について - 2008年1月1日からSLEルールが施行され、スプリング効果の基準値を超える高反発ドライバーは、不適合クラブとなりました。本競技において、SLEルールの基準を超える高反発ドライバーを使用した場合、重大なルール違反となり、競技失格となります。本競技参加の際は、使用されるドライバーが適合であるかどうかをご確認のうえ、ご参加ください。適合ドライバーの確認は、日本ゴルフ協会ホームページ内の適合ドライバーヘッドリストをご参照いただくか、ご購入されたショップまたは、メーカーへお問い合わせください。
- 大会不成立時の
順位決定について - 日没、または荒天の為、全組がホールアウトできず、なおかつ全組が9ホール以上消化した場合は全組9Hホールアウト終了をもって、大会成立とする。スコアにタイが生じた場合は、最終ホールからのカウントバックにて、順位を決定する。
大会ローカルルール
- 1.アウトオブバウンズ
- アウトオブバウンズの境界は白杭または白線をもって標示する。
注:杭および線の両方により標示されている場合は、線がその境界を示す。
- 2.球の紛失
- プレーヤー、またはキャディが球を探し始めてから3分以内に見つけることができなければ、紛失となる。
- 3.イエローペナルティーエリア
およびレッドペナルティーエリア - イエローペナルティーエリアの限界は黄杭または黄線をもって標示する。
レッドペナルティーエリアの限界は赤杭または赤線をもって標示する。
注:杭および線の両方により標示されている場合は、線がその限界を示す。
- 4.異常なグランド状態、修理地
- 修理地の限界は白線をもって標示する。
ケーブルを埋めた跡の蓋を成している芝等の自然物。
ジェネラルエリアにおいて、新しい芝の継ぎ目(目地)に球があるか、それに触れている場合、または意図するスイングの区域の妨げになる場合は、規則16-1による救済を受けることができる。
- 5.地面にくい込んでいる球
- 救済できる区域をジェネラルエリアとする。球がその勢いで自ら地面に作った穴にくい込んでいるときは、その球は罰なしに拾い上げてふき、ホールに近づかず、しかも球のあった箇所にできるだけ近い所にドロップすることができる。
注1:「くい込んだ」とは、球が自らのピッチマークの中に入り、球の一部が地表面の下にある場合をいう。球は必ずしも土壌に触れている必要はない。
- 6.動かせない障害物
- 排水溝は動かせない障害物とする。
人工の表面を持つ道路・通路に接した排水溝は、その道路の一部とする。
動かせない障害物から続く白線で囲まれた区域は、その障害物の一部とみなし、修理地ではない。
- 7.グリーン上の芝張替え跡
- グリーン上の芝張り替え跡は、古いホールの埋跡と同等とみなし、修理することができる。
- 8.コースと不可分の部分の構築物
- 木または既設の物に密着させたり巻きつけてあるワイヤーやケーブル等。
ウォーターハザード内にある人工の壁およびパイリング(枕木を含む)など。
- 9.既設の高架送電線
- 球が既設の高架高圧送電線に当たった場合は、そのストロークを取り消し、罰なしに再プレーしなければならない。
その球がすぐには取り戻せない場合には、別の球に取り替えることができる。
例外:地面から立ち上がった動力ケーブルの接続部分に球があたった場合は、再プレーを行ってはならない。
- 10.臨時の動かせない障害物
- 臨時の動かせない障害物から続く白線で囲まれた区域はその障害物の一部とする。また、臨時の動かせない障害物と臨時の動かせない障害物が線で結ばれているときは1つの障害物とする。
- 11. 目的外のパッティング
グリーン - プレーヤーの球が目的外のパッティンググリーン上にある場合、プレーヤーは球を
あるがままの状態でプレーしてはならない。
プレーヤーは、罰なしに救済を受けなければならない。
このローカルルールの違反の罰は、一般の罰。
- 12.樹木を保護する巻物施設は
樹木の一部とみなす - ただし、球が巻物施設にはさまった場合は罰なしに球を取り出し(取り戻せない時は別の球で)球がはさまって止まった真下の地点から1クラブレングス以内で、かつホールに近づかない箇所にドロップすることができる。取り出した球は拭くことができる。
- 13.バンカー内のルースイン
ペディメントと動かせない障害物 - バンカー内の球をプレーする前に、プレーヤーはルースインペディメントと動かせる障害物を取り除く事ができる。
- 14.電磁誘導カート用の軌道
- 電磁誘導カート用の軌道は全幅をもって人工の表面を持つ道路とする
- 注意事項
- 1.競技の条件やローカルルールに追加、変更のあるときは、マスター室付近もしくはスタートにて掲示して告知する。
2.打撃練習場においては備付けの球を使用し、スタート前の練習は球数制限をする可能性がある。
3.グリーンに著しく損傷を与えるシューズは使用禁止とすることがある。
ALBA トーナメント&カップ大会実行委員会