遼、109位タイ出遅れに厳しい表情「気持ち切り替えたい」

＜トランジションズ選手権　初日◇15日◇イニスブルックリゾート・コパーヘッドコース(7,340ヤード・パー71)＞

　フロリダ州にあるイニスブルックリゾートで開幕した、米国男子ツアー「トランジションズ選手権」。先週の「プエルトリコ・オープン」で2位に入って米国男子ツアーのホームページでも特集が組まれるなど注目を集めていた石川遼だったが、初日は2オーバーと苦しいスタートとなった。

石川遼のホールバイホールをスコア速報でふり返る！

　石川は6番でティショットを左に曲げるトラブルからボギーを叩くと、8番パー3はアプローチのミスでボギーとし2オーバーで前半を終える。後半、12番で約6メートルを沈めバーディを奪ったものの、17番パー3ではティショットをバンカーに入れてボギーとし2オーバーは変わらずホールアウト。首位とは12打差の109位タイと出遅れた。

　4年連続4回目の出場となる今大会。09年から成績が出ていない時でも招待を続けてくれた大会に「恩返しをしたい」と並々ならぬ意気込みを見せていただけに初日の出遅れに悔しさばかりがつのる。「いつもの練習をして、明日はいつものショットを取り戻したい。明日は明日の風が吹く。気持ちを切り替えたいです」。ショット、アプローチ、パターどれをとってもこの日は納得の出来る内容ではない。巻き返しを強く心に誓い、厳しい顔つきで練習場に直行した。

【初日の順位】
1位：パドレイグ・ハリントン(-10)
2位：ウィル・クラクストン(-7)
3位T：キャメロン・トリンガル(-5)
3位T：ジョン・センデン(-5)
3位T：ケニー・ペリー(-5)
3位T：ジェイソン・ダフナー(-5)
3位T：ウィリアム・マクガート(-5)
3位T：ジェイソン・ボーン(-5)
3位T：ジム・フューリク(-5)
10位T：ルーク・ドナルド(-4)他9名