ミズノがこだわり続ける超・厳選素材 1025E

特許製法「GRAIN FLOW FORGED」だけが成し得る極上の打音と至高の打感

進化を重ね続ける軟鉄鍛造アイアンの最高峰「MPシリーズ」

軟鉄鍛造アイアンの頂点に君臨し続ける ミズノMPシリーズ

「軟鉄鍛造アイアン」の字面だけを見れば、
軟鉄を鍛造製法で仕上げたアイアンということになる。
しかし、ゴルファーはこの言葉から、グッドショットを彷彿させる美しい顔、
極上の打感など、プラスαの意味を感じ取っている。
昨今は字面だけの「軟鉄鍛造」が登場しているが、
頑なに「真の軟鉄鍛造」を追求しているのがミズノのMPシリーズだ。

  • MPシリーズが唯一無二である理由:1
  • MPシリーズが唯一無二である理由:2
  • MIZUNO MP-66

MPシリーズが唯一無二である理由:1 ミズノにしかできない製法と超・厳選素材

Mizuno MP-66

「軟鉄鍛造」という言葉から連想するイメージは?

「軟鉄鍛造アイアン」とは、軟らかい鉄を加熱してプレスやハンマーで叩き、成型して靭性を与えた製法でつくられたアイアンを指す。しかし、ゴルファーはいつしか「軟鉄鍛造アイアン」という言葉からプラスαの意味を見い出すようになった。一発でアドレスが決まり、出球や弾道、グッドショットをイメージさせる美しい顔であるモノ、極上の打感が味わえるモノ―。「軟鉄鍛造アイアン」イコール、感性に訴える形状、心地よいフィーリングが得られるアイアンなのである。

字面以上の意味を持った「軟鉄鍛造」だが、最近の軟鉄鍛造アイアンの中には、形状や打感を犠牲にして、飛距離性能ややさしさを全面に出しているモデルが登場している現実がある。いわば、「軟鉄鍛造アイアンらしくない軟鉄鍛造アイアン」が流通しているのが昨今の傾向なのだ。

そんな中、「軟鉄鍛造」の真の意味を頑なに、愚直に追求し続けているのがミズノだ。いつの時代もMPシリーズが軟鉄鍛造アイアンの頂点に君臨する理由はどこにあるのか。その秘密をひも解いていきたい。

有害な不純物をJIS規格の半分に抑えた素材を採用

ひとつ目のポイントは素材だ。ミズノの軟鉄鍛造アイアンは、素材に「S25CM/1025E」を採用している。「S25C(1025)」は炭素含有量が0.25%という意味だが、ミズノは独自に素材をさらに厳選。リンやイオウなどの不純物をJIS規格の約50%に抑えたものだけを採用しているのだ。

つまり、金属組織の均一性が高く、高強度、高靭性が得られる素材だけを使っているということだ。「S25C」に続く「M」の文字、「1025」に続く「E」の文字は、厳選素材をさらに厳選しているという意味がある。

もうひとつのポイントが丸棒を「絞る」技術。実はこれ、ミズノが特許を取得する製法だが、どんなメリットがあるのか。

丸棒を「絞る」技術

超・厳選素材S25CM(1025E)

「S25C」をさらに厳選した高品質炭素鋼「S25CM/1025E」を採用。不純物をJIS規格の約50%に抑えている。軟鉄鍛造アイアンのネックには素材の刻印がある

世界8か国で特許取得グレインフローフォージド

「グレインフローフォージド」はミズノが特許を保有する製法。大きなポイントは、軟鉄の丸棒を熱して曲げて叩く前に“絞る”こと。鍛流線を途切れさせない効果がある

MPシリーズが唯一無二である理由:2 極上の打音から生まれる至高の打感

丸棒を絞ることで金属の繊維が途切れずに流れる

一般的なネック、フェース一体型の軟鉄鍛造アイアンは、丸棒を加熱し、曲げて叩いて伸ばして成型していく。しかし、ミズノの軟鉄鍛造アイアンは、曲げる前に「絞る」工程がある。ミズノはこの作業で特許を取得しているのだ。

1000度以上に加熱した軟鉄の丸棒をまず「絞る」意味は、鍛流線と呼ばれる金属繊維の流れを途切れさせないこと。フェースからネックにかけて、金属組織が一方向に途切れずに連続して流れるため、インパクトのピュアな振動が手元に伝わるわけだ。これは軟鉄鍛造の生命線ともいえる要素だ。「絞り」を入れずに成型されたモデルやネック部とフェース部を別々につくって溶接したモデルとは、比較にならないほどフィーリングが良いことは、容易に想像できるはずだ。

MPシリーズの打感の良さを科学的に証明

ミズノの鍛造アイアンにはまだまだ特長がある。例えば高度な鍛造技術。純粋な鍛造のみでほとんど最終形まで成型する職人の技術があるため、鍛造後の研磨量を極端に少なくできるのだ。これも鍛流線を途切れさせない要素のひとつといえる。

また、理想をカタチにする金型づくりもミズノならでは。CADで設計後、データを基にサンプルを削り出し、それに熟練のクラフトマンが手を加え、プロをも唸らせるヘッド形状に仕上げている。そしてヘッドを再びCADデータに戻して高精度、高品質の金型をつくっているため、この時点で最終形に近い成型が完成している。職人の技とテクノロジーの融合が精度の高い美しい顔をつくり出しているのだ。

ところで、最近の研究で今まで目には見えなかった「打感」の正体が判明している。耳をふさいだ状態で軟鉄アイアンと鋳造アイアンを打ち比べたところ、プロでさえも打感の差をほとんど感じ取ることができないのだ。プレーヤーはインパクトの音を聞き分けフィーリングの良し悪しを感じていたのである。

「音がいい」と感じるのは、インパクト後の音の響きの長さということが分かっている。素材、製法、形状にこだわったミズノの軟鉄鍛造アイアンは、他に比べて音の響きが長い。「MPシリーズ」は打感がいい―。これは科学的に証明されている紛れもない事実なのだ。

製法

ネックからフェースまで金属組織が途切れない特許技術「グレインフローフォージド」

丸棒を加熱後、“絞り”を入れることで鍛流線(金属繊維の流れ)が途切れない。
ネックからフェースにかけて、鍛流線が一方向に流れることが打感の良さに繋がる

特許技術「グレインフローフォージド」のヘッド

設計

開発者とクラフトマンの切磋琢磨

1.
CADで設計。
2.
データを基にサンプルを削りだす。
3.
クラフトマンがサンプルに手を加え、CADだけでは表現できない絶妙なラインをつくり出す。
4.
ヘッドをスキャンニングし、データ化して金型完成。高精度で高品質の金型になるため、研磨がほとんどいらず再現性の高い形状となる。
MIZUNO MP-66

感性に響く“和顔”と打感、そしてやさしさ

日本のプロの要望を具現化したシリーズ最高傑作

軟鉄鍛造アイアンの最高峰に位置する「MPシリーズ」は、代を重ねるごとに進化しているのは紛れもない事実だ。ニューモデル「MP-66」はどんなポテンシャルを秘めているのか。

ポイントは形状と打感、やさしさだ。まずは形状から掘り下げていこう。「MP-66」は日本のツアープロの要望をクラフトマンが具現化したモデル。ネックラインとフェース外形にこだわり、「和顔」につくられている。ネックはアドレス時の左側のオフセットラインの窪み部を手前にして、ネックラインが飛球線にスクエアになるようアレンジ。一方、フェース外形はトゥとヒールの高低差を少なくし、トゥ頂点位置をヒール側に寄せて、トゥの丸みを大きめに設定。ボールを包むイメージを持ちやすい形状だ。

また、「インパクトで球を潰してフェースに乗せたい」というプロのニーズに応えるため、打球面やトップブレードの肉厚を増してインパクト時のヘッドの変形を最小限に留め、余計な振動を抑制。打感をさらに向上させた。

3つ目のポイントは「やさしさ」。前モデル「MP-64」よりもフェース長を長くしながら重心距離を短く設計し、高い操作性を維持。一方でキャビティを深く、ボールが上がりやすいよう設計し、トゥヒールウエイトなどでスイートエリアを飛躍的に拡大している。「MP」らしいコンパクトなヘッドながら、やさしさが詰まった「MP-66」。「ミズノのアイアンはかっこいいし、打感がいいけど難しい」というイメージを大きく変えるはずだ。

日本ツアーのプロからの要望をクラフトマンが具現化した“和顔”

MIZUNO MP-66

1 ネックラインが飛球線を向く

ネック左側(飛球線側)のオフセットラインの窪み部を手前にして、ネックラインが飛球線を向くように設計。トップライン内側の窪みが先端側にある“逃がし顔”が「洋顔」といわれる一方、この形状は「和顔」と呼ばれる

2 ボールを包むイメージが湧く外形

ネック左側(飛球線側)のオフセットラインの窪み部を手前にして、ネックラインが飛球線を向くように設計。トップライン内側の窪みが先端側にある“逃がし顔”が「洋顔」といわれる一方、この形状は「和顔」と呼ばれる

和顔と洋顔の形状比較 / MP-66のフェース外形
MIZUNO MP-66

球を“潰す”打感と更なるやさしさを求めた肉厚設計

プロや上級者の「インパクトで球を潰してフェースに乗せたい」という要望に応えるため、
トップエッジの肉厚を厚めに設定し、インパクト時の振動を最小限に留めた。
また、トゥ・ヒールウェイトでスイートエリアを拡大。さらにキャビティを深く設定することで球が上がりやすい仕様とした

MP-64 / MP-66
MP-64
MP-66
赤色(MP-64)の部分を削ぎ落とし、残りの部分に肉厚配分。
肉厚設計説明
インパクト時のヘッド最大変位画像

MIZUNO MP-66

◎本体素材/マイルドスチール(S25CM)精密鍛造/1025E
◎仕上げ/ニッケルクロムメッキ・ミラー仕上げ
◎ロフト角(#7)/34度◎ライ角(#7)/61.5度
◎長さ/36.75インチ
◎シャフト/①ダイナミックゴールド(S200)、②MODUS³ TOUR105(S)
◎価格/①6本セット(#5〜9、PW)114,000円+税、単品(#4)19,000円+税、②6本セット#5〜9、PW)120,000円+税、単品(#4)20,000円+税
※No.3は別注対応

MPらしいコンパクヘッドなのにやさしさUP!

前モデル「MP-64」と比べると、ヘッド長がやや長くなり、スイートエリアが大きくなっている。「MP-66」は、MPらしいコンパクトな印象が持てる形状を維持しながら、やさしさをプラスしている

MIZUNO MP-66