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日本男子チームは優勝絡めず4位…中島啓太「攻めるゴルフが足りなかった」【トヨタジュニアW杯最終日】
日本男子チームは優勝絡めず4位…中島啓太「攻めるゴルフが足りなかった」【トヨタジュニアW杯最終日】
所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi
配信日時: 2018年6月15日 10時50分
<トヨタジュニアゴルフワールドカップ Supported by JAL 最終日◇15日◇中京ゴルフ倶楽部・石野コース(男子6,843ヤード・パー71 女子6,130ヤード・パー72)>
「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」男子最終日。スペインチームとのマッチレースを制したデンマークチームがトータル23アンダーで優勝。日本チームは優勝争いに絡むことができず、トータル11アンダー・4位で大会を終えた。
【写真】個人優勝を果たして誇らしげな安田祐香
双子の兄弟、ラスムス・ホイキアンド、ニコライ・ホイキアンドの活躍で逆転勝利となったデンマーク。ラスムスが最終日「64」でトータル16アンダー、ニコライが「67」でトータル12アンダーとし、個人の部でもワンツーフィニッシュ。デンマーク男子チーム監督のエスベンソン・インステンド氏は「この大会へ向けて、計画を立ててきた。そのミッションどおりにプレーしようと声をかけました。緊張するなかでも、選手たちには”勝ちたいんだろ!”とメンタル面でのアドバイスをしました」と、気持ちの強さとチーム力を勝因に挙げた。
一方の日本男子チームは、エースの中島啓太(代々木高校3年)が「チーム戦だけに、”打っちゃいけない”という意識が強すぎて、”伸ばす”という考えにならなかったのが反省点。最終日の攻めるゴルフが必要だったのですが、足りなかった。チームワークは良かったと思いますが、今回の4人で戦うのは初めてで、チーム戦自体の経験もあまりない。(監督からも)ベストメンバーといわれていただけに悔しい。女子はすごく強い3人が揃っていて”優勝できる”と思っていましたが、続くことができずに残念です」と語るなど、2位に10打差をつけて圧勝した日本女子チームのような、互いがスコアで鼓舞し合うような”連携”が生み出せなかった。
それでも、日本勢で個人の部・最上位となる8位タイにつけた久常涼(作陽高校1年)が「3日目を終えて、個人2位につけたなかで、自分を過信しすぎて(海外勢と比べて)最終日にスコアを落としてしまった。4日間の戦い方を学ばないといけない」と語り、最終日に「68」と結果を出した鈴木晃祐(西武台千葉高校3年)も「海外の選手と回って、飛距離の面でもショットの面でも、すごく得られるものがあった。初めての国際大会で課題が多く見えました」と気持ちを新たにするなど、糧となる経験が積むことができた。海外チームの力強さに押し切られ、自分のプレーが発揮できない”反省点”が浮き彫りとなった大会だが、それぞれの課題を胸に飛躍の機会を狙っていく。
「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」男子最終日。スペインチームとのマッチレースを制したデンマークチームがトータル23アンダーで優勝。日本チームは優勝争いに絡むことができず、トータル11アンダー・4位で大会を終えた。
【写真】個人優勝を果たして誇らしげな安田祐香
双子の兄弟、ラスムス・ホイキアンド、ニコライ・ホイキアンドの活躍で逆転勝利となったデンマーク。ラスムスが最終日「64」でトータル16アンダー、ニコライが「67」でトータル12アンダーとし、個人の部でもワンツーフィニッシュ。デンマーク男子チーム監督のエスベンソン・インステンド氏は「この大会へ向けて、計画を立ててきた。そのミッションどおりにプレーしようと声をかけました。緊張するなかでも、選手たちには”勝ちたいんだろ!”とメンタル面でのアドバイスをしました」と、気持ちの強さとチーム力を勝因に挙げた。
一方の日本男子チームは、エースの中島啓太(代々木高校3年)が「チーム戦だけに、”打っちゃいけない”という意識が強すぎて、”伸ばす”という考えにならなかったのが反省点。最終日の攻めるゴルフが必要だったのですが、足りなかった。チームワークは良かったと思いますが、今回の4人で戦うのは初めてで、チーム戦自体の経験もあまりない。(監督からも)ベストメンバーといわれていただけに悔しい。女子はすごく強い3人が揃っていて”優勝できる”と思っていましたが、続くことができずに残念です」と語るなど、2位に10打差をつけて圧勝した日本女子チームのような、互いがスコアで鼓舞し合うような”連携”が生み出せなかった。
それでも、日本勢で個人の部・最上位となる8位タイにつけた久常涼(作陽高校1年)が「3日目を終えて、個人2位につけたなかで、自分を過信しすぎて(海外勢と比べて)最終日にスコアを落としてしまった。4日間の戦い方を学ばないといけない」と語り、最終日に「68」と結果を出した鈴木晃祐(西武台千葉高校3年)も「海外の選手と回って、飛距離の面でもショットの面でも、すごく得られるものがあった。初めての国際大会で課題が多く見えました」と気持ちを新たにするなど、糧となる経験が積むことができた。海外チームの力強さに押し切られ、自分のプレーが発揮できない”反省点”が浮き彫りとなった大会だが、それぞれの課題を胸に飛躍の機会を狙っていく。