PGAツアー
米国男子
フェデックス・セントジュード・クラシック
日程 2018年6月7日-6月10日賞金総額 ―
TV/ネット放送予定王座を奪還したDJ、無表情の強さ【舩越園子コラム】
王座を奪還したDJ、無表情の強さ【舩越園子コラム】
配信日時: 2018年6月11日 02時05分
Round 4 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -19 | ダスティン・ジョンソン |
2 | -13 | アンドリュー・パットナム |
3 | -9 | J.B.ホームズ |
4 | -8 | スチュワート・シンク |
4 | -8 | リッチー・ワレンスキー |
6 | -7 | オースティン・クック |
6 | -7 | レティーフ・グーセン |
6 | -7 | クリス・カーク |
6 | -7 | トレイ・マリナクス |
6 | -7 | チェズ・リービー |
<フェデックス・セントジュード・クラシック 最終日◇10日◇TPCサウスウインド(7,244ヤード・パー70)>
「フェデックス・セント・ジュード・クラシック」は世界ナンバー1の王座奪還を狙う33歳のダスティン・ジョンソンと、初優勝を狙う29歳のアンドリュー・パットナム(ともに米国)の一騎打ちという形で最終日を迎えた。
【関連写真】全米オープンでは選手たちが続々会場入り!練習日フォトギャラリー
「アンドリューは今、とてもいいゴルフをしている。最終日、僕がいいプレーができず、彼があのいいゴルフをしたら、彼が勝つ」とは、前日のジョンソンの言葉。
かつて、メジャー惜敗を繰り返していたころのジョンソンは「どうしても4日間のうちの1日、72ホールのうちの1ホール、思い通りのプレーができなくなる」と言っていた。そんな思いを何度も噛み締めてきたジョンソンだからこそ、未勝利のパットナムに対しても自身の過去の悔しさを重ね、自分自身にも喝を入れていたのだろう。
昨今の米ゴルフ界において、我慢強い選手は誰かと問われたら、私は真っ先にジョンソンを思い浮かべる。レギュラー大会での初優勝こそルーキーイヤーだったが、メジャー大会では何度も勝利に迫っては、そのたびに勝ちそこなった。最終日に大崩れしたこともあったし、バンカーをバンカーと認識できずにソールして罰打を食らったこともあった。72ホール目にまさかの3パットを喫し、目前の優勝を逃したこともあった。
「フェデックス・セント・ジュード・クラシック」は世界ナンバー1の王座奪還を狙う33歳のダスティン・ジョンソンと、初優勝を狙う29歳のアンドリュー・パットナム(ともに米国)の一騎打ちという形で最終日を迎えた。
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「アンドリューは今、とてもいいゴルフをしている。最終日、僕がいいプレーができず、彼があのいいゴルフをしたら、彼が勝つ」とは、前日のジョンソンの言葉。
かつて、メジャー惜敗を繰り返していたころのジョンソンは「どうしても4日間のうちの1日、72ホールのうちの1ホール、思い通りのプレーができなくなる」と言っていた。そんな思いを何度も噛み締めてきたジョンソンだからこそ、未勝利のパットナムに対しても自身の過去の悔しさを重ね、自分自身にも喝を入れていたのだろう。
昨今の米ゴルフ界において、我慢強い選手は誰かと問われたら、私は真っ先にジョンソンを思い浮かべる。レギュラー大会での初優勝こそルーキーイヤーだったが、メジャー大会では何度も勝利に迫っては、そのたびに勝ちそこなった。最終日に大崩れしたこともあったし、バンカーをバンカーと認識できずにソールして罰打を食らったこともあった。72ホール目にまさかの3パットを喫し、目前の優勝を逃したこともあった。