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【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】鈴木愛は連続女王になれるのか!?メジャーでの収穫がキーポイント
【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】鈴木愛は連続女王になれるのか!?メジャーでの収穫がキーポイント
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時: 2018年3月20日 08時54分
鈴木愛は2年連続賞金女王になれるのか!?海外女子メジャー初戦、「ANAインスピレーション」(3月29日〜4月1日、米国カリフォルニア州、ミッションヒルズCC)で、昨年の賞金女王、鈴木愛が早くも正念場を迎える。
【スイング連続写真】ショット力向上が無ければ女王戴冠は無かった!鈴木愛の飛躍にスイング変更あり
鈴木は、国内女子ツアー第3戦、「Tポイントレディス」でシーズン初優勝を飾った。悪天候で2日間、36ホールになった短期決戦で、2012年賞金女王でツアー通算25勝の実力者、全美貞の猛追を振り切っての優勝劇は、2年連続賞金女王への予感を抱かせるものだった。開幕戦で3位タイ、2戦目はプレーオフで敗退の末2位、そして優勝と3試合すべてで優勝争いをしたのは、鈴木ただ一人。これは、2015,2016年連続賞金女王となったときのイ・ボミ(韓国)をほうふつとさせる。
続けて賞金女王になるのが難しいのは、優勝争いを続けることでの心身への負担が大きいこともあるが、オフが多忙になって準備を十分にできないままシーズンに入らざるを得ないことが多いという事情もある。祝勝会、スポンサー関連の仕事、取材攻勢…。トッププロならではの忙しさだが、これをうまくコントロールしないと、翌年、ひどい目に遭う。 開幕から思うようなプレーができず「こんなはずじゃない」といっている間にシーズンが終わってしまう選手は枚挙にいとまがない。
だが、開幕からの3試合を見る限り、鈴木は上手に自分をコントロールしている。イ・ボミは、女王になった翌年の2016年も開幕から12試合ですべてトップ6入りし、うち2試合が優勝と絶好調をキープ。そのまま突っ走って2年連続賞金女王となった。鈴木は、この戦いぶりを再現できるのだろうか。
3戦目というのに「やっと勝てました」という言葉が出たのは、昨年7月の「アース・モンダミンカップ」以来、勝利から遠ざかっていたからだ。意外に思われるかもしれないが、昨年の鈴木は2勝しただけで激しいタイトル争いを制した。裏を返せば、それだけ成績が安定していたということになる。
2014年、20歳でいきなり「日本女子プロゴルフ選手権 コニカミノルタ杯」を制して周囲を驚かせた鈴木は、元々、パッティングには定評があった。爆発力も抜群だが、予選落ちもないわけではないというプレーヤーだった。プレーがうまくいかないとふてくされたようなふくれっ面になり、その映像がテレビで流されることで批判を浴びたこともある。優勝スピーチや取材への対応も得意とはいえない”子供“の部分が目立った。
【スイング連続写真】ショット力向上が無ければ女王戴冠は無かった!鈴木愛の飛躍にスイング変更あり
鈴木は、国内女子ツアー第3戦、「Tポイントレディス」でシーズン初優勝を飾った。悪天候で2日間、36ホールになった短期決戦で、2012年賞金女王でツアー通算25勝の実力者、全美貞の猛追を振り切っての優勝劇は、2年連続賞金女王への予感を抱かせるものだった。開幕戦で3位タイ、2戦目はプレーオフで敗退の末2位、そして優勝と3試合すべてで優勝争いをしたのは、鈴木ただ一人。これは、2015,2016年連続賞金女王となったときのイ・ボミ(韓国)をほうふつとさせる。
続けて賞金女王になるのが難しいのは、優勝争いを続けることでの心身への負担が大きいこともあるが、オフが多忙になって準備を十分にできないままシーズンに入らざるを得ないことが多いという事情もある。祝勝会、スポンサー関連の仕事、取材攻勢…。トッププロならではの忙しさだが、これをうまくコントロールしないと、翌年、ひどい目に遭う。 開幕から思うようなプレーができず「こんなはずじゃない」といっている間にシーズンが終わってしまう選手は枚挙にいとまがない。
だが、開幕からの3試合を見る限り、鈴木は上手に自分をコントロールしている。イ・ボミは、女王になった翌年の2016年も開幕から12試合ですべてトップ6入りし、うち2試合が優勝と絶好調をキープ。そのまま突っ走って2年連続賞金女王となった。鈴木は、この戦いぶりを再現できるのだろうか。
3戦目というのに「やっと勝てました」という言葉が出たのは、昨年7月の「アース・モンダミンカップ」以来、勝利から遠ざかっていたからだ。意外に思われるかもしれないが、昨年の鈴木は2勝しただけで激しいタイトル争いを制した。裏を返せば、それだけ成績が安定していたということになる。
2014年、20歳でいきなり「日本女子プロゴルフ選手権 コニカミノルタ杯」を制して周囲を驚かせた鈴木は、元々、パッティングには定評があった。爆発力も抜群だが、予選落ちもないわけではないというプレーヤーだった。プレーがうまくいかないとふてくされたようなふくれっ面になり、その映像がテレビで流されることで批判を浴びたこともある。優勝スピーチや取材への対応も得意とはいえない”子供“の部分が目立った。