【記者の目】全英オープンに挑む松山英樹のドライバーヘッドを徹底分析
【記者の目】全英オープンに挑む松山英樹のドライバーヘッドを徹底分析
配信日時: 2017年7月18日 07時07分
いよいよ全英オープンが開幕するが、今回はメジャー初制覇の期待がかかる松山英樹の使用ドライバーの正体を本誌「ギア総研」で調査した重心測定を元に明かしたい。松山が使用するヘッドはキャロウェイゴルフの2015年モデル「グレートビッグバーサ」。ぺリメーターウェイトという移動するウェイトを装着しており、重心位置を自由に調整できる幅広いゴルファーに合うクラブとして知られていたモデルだ。
なぜ、このヘッドを松山が愛用するのか? スイングコーチ&クラフトマンの筒康博は、「重心深度が37.2mmでやや深めの数値なので、ある程度弾道高さが打てるモデルです。さらに重心高さが37.2mmでやや高めなのがポイント。ある程度最適のスピン量を確保して、弾道をコントロールしてキャリーで狙えるのが気に入っているポイントでしょう。重心角度は26.5度で標準的、重心距離は36mmでやや短めと球がつかまるやさしさもありながら、球筋を打ち分けられる性能があるので使用しているのでしょう」と分析する。アイアンでグリーンを狙うようにフェアウェイをランでなくキャリーで狙うため、方向性も向上するというものだ。
松山英樹が使用するシャフトは「ツアーAD DI-8TX」。「『ツアーAD DI』は先端が硬くてヘッド軌道が安定するのが特徴。先端が硬いので、球を強く押せます」とグラファイトデザイン担当者は語る。松山のようにトップで間を取るスイングは、手元がやや軟らかめのモデルが合いやすいという。
「松山のようにバックスイングが遅めで、トップでワンテンポを置いて切り返すゴルファーは手元軟らかめのシャフトのほうがタイミングがとりやすく、振りやすいのです」(グラファイトデザイン担当者)
タイミングよく振りやすく、さらに理想的なキャリー弾道でフェアウェイを狙えるベストマッチングといえそうだ。松山が全英オープンでどのようなティショットで攻めるのかに注目したい。
なぜ、このヘッドを松山が愛用するのか? スイングコーチ&クラフトマンの筒康博は、「重心深度が37.2mmでやや深めの数値なので、ある程度弾道高さが打てるモデルです。さらに重心高さが37.2mmでやや高めなのがポイント。ある程度最適のスピン量を確保して、弾道をコントロールしてキャリーで狙えるのが気に入っているポイントでしょう。重心角度は26.5度で標準的、重心距離は36mmでやや短めと球がつかまるやさしさもありながら、球筋を打ち分けられる性能があるので使用しているのでしょう」と分析する。アイアンでグリーンを狙うようにフェアウェイをランでなくキャリーで狙うため、方向性も向上するというものだ。
松山英樹が使用するシャフトは「ツアーAD DI-8TX」。「『ツアーAD DI』は先端が硬くてヘッド軌道が安定するのが特徴。先端が硬いので、球を強く押せます」とグラファイトデザイン担当者は語る。松山のようにトップで間を取るスイングは、手元がやや軟らかめのモデルが合いやすいという。
「松山のようにバックスイングが遅めで、トップでワンテンポを置いて切り返すゴルファーは手元軟らかめのシャフトのほうがタイミングがとりやすく、振りやすいのです」(グラファイトデザイン担当者)
タイミングよく振りやすく、さらに理想的なキャリー弾道でフェアウェイを狙えるベストマッチングといえそうだ。松山が全英オープンでどのようなティショットで攻めるのかに注目したい。