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国内男子
ギャラリーと一体に、若手も徐々に存在感 変わりつつある男子ツアー【ツアーの深層】
ギャラリーと一体に、若手も徐々に存在感 変わりつつある男子ツアー【ツアーの深層】
配信日時: 2017年4月24日 09時06分
国内男子ツアーとアジアンツアー共催の「パナソニックオープン」の幕切れは意外なものだった。首位と6打差の20位タイからスタートした久保谷健一が7バーディ・ノーボギーの“65”で7つスコアを伸ばす猛チャージ。トータル11アンダーで並んだ宮本勝昌とのプレーオフを制しツアー通算7勝目を挙げた。45歳のベテランの勝利に今大会のコースセッティングを担当したプロゴルファーの田島創志も驚きを隠せなかったが、ベテランの技と総合力を称賛した。
久保谷健一の癒しは2匹の愛犬「うちの子は本当にかわいい」
■久保谷健一の勝因はベテランらしい粘り
早い時間のスタートだった久保谷は、やや風の穏やかな時間にプレーできたこともあったが、「人生で3本の指に入るパッティングだった(久保谷)」とグリーン上での神がかったパフォーマンスでビッグスコアを叩きだした。パッティングだけでなく、前半をすべて1パットで乗り切るなど、グリーンを外したところを寄せワンでしのぎ続けた。
「バーディを獲るのがプロじゃない。ボギーを打たないのがプロだと思う」とは久保谷の言。「(千葉CC)梅郷コースは日本オープン(2014年)などナショナルオープンもやっている会場。久保谷選手は日本オープンチャンピオン(2012年)だし、そういったコースでの経験値の差が出た(田島)」。難コースでのベテランらしい粘りが勝因だった。
■2週連続でのベテランVだが…
前週の「東建ホームメイトカップ」で優勝したリャン・ウェンチョン(中国)に続き、ベテランが存在感を放ったが、若手が決して伸びていないわけではないと田島は言う。
「3位タイに入った堀川未来夢選手は、フェアウェイキープができなかったのが苦しくさせましたが、緊張感のある中で前半1オーバーから後半2アンダーで回っているのは成長している証拠。今回で自分の引き出しが分かったと思う。距離が出ないなら出ないなりにフェアウェイをキープするのが大事だし、足りないものをコースが教えてくれた。進むべき道が分かったと思うので飛躍すると思う」。
久保谷健一の癒しは2匹の愛犬「うちの子は本当にかわいい」
■久保谷健一の勝因はベテランらしい粘り
早い時間のスタートだった久保谷は、やや風の穏やかな時間にプレーできたこともあったが、「人生で3本の指に入るパッティングだった(久保谷)」とグリーン上での神がかったパフォーマンスでビッグスコアを叩きだした。パッティングだけでなく、前半をすべて1パットで乗り切るなど、グリーンを外したところを寄せワンでしのぎ続けた。
「バーディを獲るのがプロじゃない。ボギーを打たないのがプロだと思う」とは久保谷の言。「(千葉CC)梅郷コースは日本オープン(2014年)などナショナルオープンもやっている会場。久保谷選手は日本オープンチャンピオン(2012年)だし、そういったコースでの経験値の差が出た(田島)」。難コースでのベテランらしい粘りが勝因だった。
■2週連続でのベテランVだが…
前週の「東建ホームメイトカップ」で優勝したリャン・ウェンチョン(中国)に続き、ベテランが存在感を放ったが、若手が決して伸びていないわけではないと田島は言う。
「3位タイに入った堀川未来夢選手は、フェアウェイキープができなかったのが苦しくさせましたが、緊張感のある中で前半1オーバーから後半2アンダーで回っているのは成長している証拠。今回で自分の引き出しが分かったと思う。距離が出ないなら出ないなりにフェアウェイをキープするのが大事だし、足りないものをコースが教えてくれた。進むべき道が分かったと思うので飛躍すると思う」。