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【辻にぃ見聞2017】アン・ソンジュの壁に阻まれた2人 それでも期待は膨らんだ
【辻にぃ見聞2017】アン・ソンジュの壁に阻まれた2人 それでも期待は膨らんだ
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時: 2017年3月6日 22時04分
アン・ソンジュ(韓国)の優勝で幕を閉じた「ダイキンオーキッドレディス」。初勝利を狙った大城さつき、川岸史果の前には賞金女王3度戴冠の実力者が立ちはだかった。1年を占う今季初戦の戦いを、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が振り返る。
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■トップ5全員が最終日にオーバーパー 原因は風
最終的にトップ5に入った選手全員がオーバーパーを叩いた最終日。イ・ボミや李知姫といった歴戦の実力者もスコアを落としていった。琉球ゴルフ倶楽部らしい高麗芝と沖縄特有の風が勝負の分かれ目を分けたと辻村氏。
「決して簡単ではないコースですが、特に最終日に多くの選手がスコアを崩した原因は風向きです。これまでの3日間とは異なる風が吹いたことで混乱が生じました。例えば最終日の16番ではほとんどの選手が右に外してました。これは前日まで右からの風だったのが、この日のみ左からの風となったからです。マネジメントのしずらさは相当なものだったと思います」
加えてグリーンはちょっとでも弱く出れば芝目に負ける高麗芝。「アン選手が1mを外すほどの高難易度です。自分の狙った通りの球がでても外れるのが高麗ぐりーんです。そして一回外して迷いが出れば、どんどん高麗の罠にハマっていってしまう。そこに初優勝を狙った2人も例に漏れず苦労していたように見えましたね」
対して難グリーンに強さを見せたのがアンだった。「彼女は17番で1mのパーパットを外れて首位に追いつかれたにも関わらず、そのことを次のホールまで引きずらなかった。自分を信じて疑わなかった。だから、18番で6mのウイニングパットを自分のストロークで決めることができたのです。スイングも良くなっていましたし、体調面も良さそうです。今年はかなり活躍すると思いますよ!」。今年は『体調も良いので、ボギーを叩いても笑顔を絶やさずゴルフを楽しむこと』をテーマに取り組んでいるアン。4度目の賞金女王へ最高のスタートを切った。
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■トップ5全員が最終日にオーバーパー 原因は風
最終的にトップ5に入った選手全員がオーバーパーを叩いた最終日。イ・ボミや李知姫といった歴戦の実力者もスコアを落としていった。琉球ゴルフ倶楽部らしい高麗芝と沖縄特有の風が勝負の分かれ目を分けたと辻村氏。
「決して簡単ではないコースですが、特に最終日に多くの選手がスコアを崩した原因は風向きです。これまでの3日間とは異なる風が吹いたことで混乱が生じました。例えば最終日の16番ではほとんどの選手が右に外してました。これは前日まで右からの風だったのが、この日のみ左からの風となったからです。マネジメントのしずらさは相当なものだったと思います」
加えてグリーンはちょっとでも弱く出れば芝目に負ける高麗芝。「アン選手が1mを外すほどの高難易度です。自分の狙った通りの球がでても外れるのが高麗ぐりーんです。そして一回外して迷いが出れば、どんどん高麗の罠にハマっていってしまう。そこに初優勝を狙った2人も例に漏れず苦労していたように見えましたね」
対して難グリーンに強さを見せたのがアンだった。「彼女は17番で1mのパーパットを外れて首位に追いつかれたにも関わらず、そのことを次のホールまで引きずらなかった。自分を信じて疑わなかった。だから、18番で6mのウイニングパットを自分のストロークで決めることができたのです。スイングも良くなっていましたし、体調面も良さそうです。今年はかなり活躍すると思いますよ!」。今年は『体調も良いので、ボギーを叩いても笑顔を絶やさずゴルフを楽しむこと』をテーマに取り組んでいるアン。4度目の賞金女王へ最高のスタートを切った。