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【辻にぃ見聞】堀琴音が日米共催競技で活躍できた理由はスイング×スタイル
【辻にぃ見聞】堀琴音が日米共催競技で活躍できた理由はスイング×スタイル
配信日時: 2016年11月7日 10時09分
フォン・シャンシャン(中国)の優勝で幕を閉じた「TOTOジャパンクラシック」。例年以上に集まった海外勢のパワーや技術を見ることができた一方で、ベスト10に入った日本人選手は3位タイの堀琴音1人という厳しい現実も突き付けられた大会でもあった。そんな1年に1度の日米共催競技を、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が振り返る。
【関連】日米決戦の模様をフォトギャラリーで振り返る!
■米ツアー勢はゴルフの本質をついている
TOTO-は日米共催らしく米ツアー特有のセッティングでの戦いとなった。ピンが左右に振られるだけでなく、ティグラウンドも前後に30ヤード以上動かして同じホールとは思えないロケーションに様変わり。様々な状況への対応力が問われた。
「日本ツアーにはないセッティングでしたね。特に最終日のピン位置は“攻めてこい!”と言わんばかりでした。そうしないと良いスコアを出せないよ、と。そんな中、向こうの選手はグリーンギリギリに切られたピンに向かってアグレッシブに攻めてくる。そりゃ技術が上がるよね、と思いましたよ(辻村氏)」
何よりも日米の違いを感じたのはゴルフに対する考え方の違いだ。
「ゴルフに対するこだわりが違うなと感じました。“良いスイングをしよう”と考えがちな日本選手に対して、向こうの選手はとにかくスコアが大事。数字を作るのがとてもうまい印象でした。その考えは練習から現れていて、時間を割くのはショートゲーム、そしてパッティング。練習場にいる時間よりもグリーンにいる時間の方が明らかに長い。スコアに必要な優先順位がはっきりと分かっているからこそですよね」
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■米ツアー勢はゴルフの本質をついている
TOTO-は日米共催らしく米ツアー特有のセッティングでの戦いとなった。ピンが左右に振られるだけでなく、ティグラウンドも前後に30ヤード以上動かして同じホールとは思えないロケーションに様変わり。様々な状況への対応力が問われた。
「日本ツアーにはないセッティングでしたね。特に最終日のピン位置は“攻めてこい!”と言わんばかりでした。そうしないと良いスコアを出せないよ、と。そんな中、向こうの選手はグリーンギリギリに切られたピンに向かってアグレッシブに攻めてくる。そりゃ技術が上がるよね、と思いましたよ(辻村氏)」
何よりも日米の違いを感じたのはゴルフに対する考え方の違いだ。
「ゴルフに対するこだわりが違うなと感じました。“良いスイングをしよう”と考えがちな日本選手に対して、向こうの選手はとにかくスコアが大事。数字を作るのがとてもうまい印象でした。その考えは練習から現れていて、時間を割くのはショートゲーム、そしてパッティング。練習場にいる時間よりもグリーンにいる時間の方が明らかに長い。スコアに必要な優先順位がはっきりと分かっているからこそですよね」